のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

リスニングセッション

2006-10-04 | KA
 参加自由のアーティスティックディレクターのリスニングセッションが予定されていて、私はてっきり彼が何かを話しそれを聞く、意見があれば言うというものなのかと思いなんでも話は聴いておこうと参加することを決めていました。
 時間に集合場所のトレーニングルームに行くと参加者は数人。ビックリしました。彼も予想外の少なさにビックリ。そして小さなミーティングルームに移動しました。
「これしか集まらないと言うことは、みんな今の状況に満足しているんだね・・・さあ、何か言いたいことは?」
 アーティストが次々に思っていることを言い始め「そういうことだったのか・・・」と、この会の意味をやっと理解しました。どういう形であれ普段ボーっと過ごしてしまっている私にとって人がどう思っているのか聞くのは大事なことで右に左に耳を傾けながら有意義な時間をすごしました。
 その中でも大きな問題のひとつは演技指導をできる人が欲しいということでした。このショーはアクロバットをみせるということだけでなくみんながキャラクターになっているのでアクロバットの技術指導をするのと同じようにアクティングの技術指導者が必要不可欠だと。これは前々からの多くのアーティストの希望でした。 
 そしてこの会の直後に全員がトレーニングルームに集められ、今のアーティスティックコーディネーターに替わり新しい人が来ることが発表されました。いままでその役をしていた人は元アクロバットの人なのでこのショーには弱い。新しい人は演劇界出で元役者。
 ようやく一つのことが動きました。そして、今日集まった9人のアーティストがいる限り、ショーも環境もよくなっていくことと希望を感じました。

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