クライムの音楽がいつもと違うので、モニターを観に行くと危険を知らせるライトが点滅していました。4人ほど乗った、クリフデッキと呼ばれる舞台は斜めのまま止まっていて、その中でも、従者役のアーティストはキャラクターになったまま頑張ってその場をしのいでいました。私がモニターを観ること5分、舞台は動かずそのままでした。そしてそれからしばらくすると、クリフデッキは縦長の位置になり、タタミと呼ばれる舞台が後ろから動いてきてクリフデッキに近づき、アーティスト達は後ろへ向かってタタミから退場をしました。
この退場の仕方は今までになかったことなので、何が起きているのか裏に見に行きました。するとタオルを持って走っている人々が舞台の下に見られ、人が集まっています。良く見ると、アーティストを担架に乗せているところでした。どうやらタオルは血液の処理に使われているようでした。あと8分、このまま止まり続けたらショーはキャンセルになるという時に、担架は運びだされました。救急車はすでに到着をしているようでした。
ショーはどうなるのかと思うと、再開されることが放送されました。グリーンルームへ下りて行くと、そこには沈んだエネルギーが漂っていました。
一人のリガーが通り過ぎました。ジーパンに黄色いTシャツ。彼は着ていた黒い服を手にし、洗濯機のある衣装部屋へ向かうところでした。血まみれになり、着替えざるを得なかったようです。出血は相当だったようで、アーティストを受け止めるエアーバッグに付いた血液を処理するのにも、相当な時間が掛かるのではということでした。
一回目のショーが終わり更衣室へ戻ると、二回目のショーは予定通りの時間で行われると放送がありました。その時、時計を見ると8時54分。そしてすぐに、シェリーがカツラを外してから更衣室へ入って来ました。私もショーに出ていたらこの時間に戻ってきたということ。ということは、休憩時間無しで二回目の衣装を身に着け、カツラを着けに行かなくてはならなかったということになります。
更衣室を出ると、こういうことが初めてだったあいちゃんが少しおびえていました。こんな日に代役をしなくてはならなかったのは、確かにかわいそうなことでした。クライムで、この箇所での事故は過去に何回か起きています。ここの安全性の問題を解決せずにいることに腹を立てているアーティストの姿も目にしました。
二回目のクライムはパターンを変更して行うようで、それを図解したものが吊るされていました。すぐに対応できるアーティスト達もすごいのですが、あのような事故があった後にクライムをしなければならない彼らのことを考えると、胸が詰まります。でも私はどうすることも出来ないので、そのシーンを舞台の近くから見届けることにしました。
横から観ていると、舞台の角度と、人が落ちていくスピードと、落ちる先にあるものが良く見えて、今更ながらとても怖くなりました。
怪我をしたアーティスト、ジェイロを見付けた時は足先しか見えず、頭を打ち、出血はひどかったということですが、運良く、本当に運良く意識はありました。彼の一日も早い回復を祈ります。
クライムで起きる事故、この問題を解決するのには相当なお金が掛かることだろうということですが、これ以上犠牲者を出す前に、そして人の命が失われるということが起きる前に解決をしてもらいたいものです。
この退場の仕方は今までになかったことなので、何が起きているのか裏に見に行きました。するとタオルを持って走っている人々が舞台の下に見られ、人が集まっています。良く見ると、アーティストを担架に乗せているところでした。どうやらタオルは血液の処理に使われているようでした。あと8分、このまま止まり続けたらショーはキャンセルになるという時に、担架は運びだされました。救急車はすでに到着をしているようでした。
ショーはどうなるのかと思うと、再開されることが放送されました。グリーンルームへ下りて行くと、そこには沈んだエネルギーが漂っていました。
一人のリガーが通り過ぎました。ジーパンに黄色いTシャツ。彼は着ていた黒い服を手にし、洗濯機のある衣装部屋へ向かうところでした。血まみれになり、着替えざるを得なかったようです。出血は相当だったようで、アーティストを受け止めるエアーバッグに付いた血液を処理するのにも、相当な時間が掛かるのではということでした。
一回目のショーが終わり更衣室へ戻ると、二回目のショーは予定通りの時間で行われると放送がありました。その時、時計を見ると8時54分。そしてすぐに、シェリーがカツラを外してから更衣室へ入って来ました。私もショーに出ていたらこの時間に戻ってきたということ。ということは、休憩時間無しで二回目の衣装を身に着け、カツラを着けに行かなくてはならなかったということになります。
更衣室を出ると、こういうことが初めてだったあいちゃんが少しおびえていました。こんな日に代役をしなくてはならなかったのは、確かにかわいそうなことでした。クライムで、この箇所での事故は過去に何回か起きています。ここの安全性の問題を解決せずにいることに腹を立てているアーティストの姿も目にしました。
二回目のクライムはパターンを変更して行うようで、それを図解したものが吊るされていました。すぐに対応できるアーティスト達もすごいのですが、あのような事故があった後にクライムをしなければならない彼らのことを考えると、胸が詰まります。でも私はどうすることも出来ないので、そのシーンを舞台の近くから見届けることにしました。
横から観ていると、舞台の角度と、人が落ちていくスピードと、落ちる先にあるものが良く見えて、今更ながらとても怖くなりました。
怪我をしたアーティスト、ジェイロを見付けた時は足先しか見えず、頭を打ち、出血はひどかったということですが、運良く、本当に運良く意識はありました。彼の一日も早い回復を祈ります。
クライムで起きる事故、この問題を解決するのには相当なお金が掛かることだろうということですが、これ以上犠牲者を出す前に、そして人の命が失われるということが起きる前に解決をしてもらいたいものです。
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