のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

今年は宛ら“オーディション”

2009-10-10 | 日記
 ネバダバレエとの企画『A CHOREOGRAPHERS' SHOWCASE』に、今年もダンサーとして応募しました。今日は、ネバダバレエから5人、シルクデュソレイユから5人、合計10人の選ばれた振付家が、彼らの振付を踊るダンサーを選ぶ日。
 大きなゼッケンを渡され、それを付けると、いつものようにバレエのバーレッスンが始まりました。しかしながら今年は即興がありました。宛らオーディションという感じ。いつもは後ろの方であまり目につかないように踊っているのですが、この即興は、5人ずつが前に出されることになり、隠れるわけにもいかず。即興は苦手なので、3分半と言われた時にはげっそりしました。私は二番目のグループ。
 一番目のグループを見ていると、少し様子が分かりました。打楽器だけの音が流れ、それに合わせて身体を動かします。リズムの違うものが二つ流れるようです。ズーマニティのダンサーは、バレエの動きを組み合わせて踊っていました。それを見ていたら、そういうことならできるかもしれないと思えました。ところが自分の番になると、身体はそれよりも複雑に動き、自分のことがおかしくなって笑いながら踊っていました。3分半は長くて、途中で抜けていくダンサーもいたのですが、私はとりあえず踊り続けました。頑張って身体を動かし続けたので、疲れました。
 今年はゲイルが振付家に選ばれていたので、私は彼女の作品に入れるだろうと安心していました。だから即興で頑張らなくても良かったのですが、あの場に立ったらやらないともっと恥ずかしい感じでした。ところが、それが良かったと言っていいのか悪かったと言っていいのか…。まだ、誰の作品に入るのか本当は発表してはいけないようですが、ゲイルは黙っていられなかったようで、伝えに来ました。半分泣きそうになりながら…。彼女は私を選んでくれていたそうですが、最終的にはネバダバレエからの振付家にとられてしまったそうです。
 身体は相当疲れていました。でも、最近の身体は頑張れる身体になりました。ゆっくりとストレッチをして、時間は掛かりましたが、ショーに出られる身体の準備が出来ました。

 今日から、シェリーがハーネスの点検をした後に帯をつける時、手助けをすることがなくなりました。形が新しくなり、一体型になったからです。彼女はそれを残念がっていました。
 昨日彼女に質問された日本語の不規則と思われる活用を、私なりに規則立てることが出来、彼女に伝えました。こういうことを考えるのは大好きです。衣装の手助けはなくなりましたが、日本語の勉強の手助けはまだまだ続くことでしょう。 

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