のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

18才!!!

2009-06-12 | KA
 感覚の繊細さに欠ける時はチャンスだと思いました。私は新しいことをするのにとても慎重で臆病になってしまうのですが、今なら過度に緊張をせずそれが出来る気がしたのです。振付を変えようとして練習しているところは成功率が低いので、こんなチャンスでもやってみる勇気はありません。でも、突然ある案が浮かび、普段は滅多にしないことなのですが、突然それを本番でやってみることにしました。
 思っていた通り、過度の緊張はありません。丁度良くワクワクしている位でした。それに加えて、クリフデッキに乗り込むと、曇っていたお化粧セットの鏡がピカピカになっているではありませんか。本当に有り難く嬉しいことでした。
 アーチャーズデンが終わってグリーンルームを通り過ぎる時に、「あれ?」と思って、そこにいた人の顔を覗きこむと、先日『LOVE』の最後の出番を終えたジリアンでした。嬉しくて、でも急いでいたので声だけ掛けて通り過ぎました。きっと彼女はジュリアードに行く前に、KAに立ち寄ったのだと思います。新しいことにチャレンジする彼女が来ている今日、新しいことが出来るということにもワクワクしました。今日は彼女の門出を祝いながら舞台に立つことになりました。
 新しいことは、一回目にしては上手くいったと思います。そして、最後のフルートが無事に手の中に入ると、客席の後ろの方が「わお。」と一瞬沸きました。このような反応は初めてで、私の最終目標とは違っても、これはこれでとても嬉しいことでした。
 一回目のショーが終わると、ジリアンと話すことが出来ました。そしてその後、彼女は18才だと分かり、大変衝撃を受けました。ジュリアードに受かるという事を考えれば、年齢は分かることですが、彼女を見ていると若さを感じても、そこまで若いとは感じない物事に対する取り組み方がみられました。「こういう18才も居るんだ…。」と、何度もつぶやき、心が嬉しくなっていきました。
 彼女と出会えたことに改めて感謝し、今後の飛躍を見守ることがさらに楽しみになりました。

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