Aloha Spirit

古代ポノの教え、太古ハワイ・ムーの記憶、大自然からのメッセージ

テュムリポ(クムリポ) 7

2017-03-12 20:21:33 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

自分がどんな未来を想像しているのか。想像の力が最強に自分にも世界に影響して行きます。今日は春分の前の満月でとても大事なエネルギーを抱えた夜。

432Hzの周波数 - 心のブロックを解放し、波動を高めます。
https://www.youtube.com/watch?v=s0g28QAgYpo&t=259s

528Hzの周波数は、自律神経が整うだけでなく、DNA(先祖)のレベルでの修復にも効果。ポジティブな変化を与えます。そんな音に浸りながら、今まで溜め込んでいたネガティブな意識を解放しリセット。満月のパワーでハートを良い想いで満たしましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=1MPRbX7ACh8

15分でもいいので、寝る前にぜひ♪


それでは、クムリポ - 第7の歌です。この章は、犬が誕生します。だいぶ意味不明な部分の多い章節です。ここで登場する言葉の意味を少し最初に説明します。583行目のマラマとは、 死後の世界を表しているようです。587行目には、フラ・カ・マカニという言葉が出てきますが、これは、そのマラマに吹く風のことだそうです。あるハワイアンがこのマラマというところは、ハワイ島のプナ地区にあり、カラパナのポホイキ側にあると言っていました。他の島でもそういう場所があるのかどうかは定かではありませんが、マウイ島では、人は死んだ後東から西へと通過し、島の西側にある魂が集まっている場所に行くのだそうですが、その通過する際に邪悪なスピリットに襲われることもあり、自分の家族の守護霊へ生きている間にきちんとリスペクトをはらっていたならば、通過する時に守護霊がちゃんと守ってくれるという言い伝えがあるようです。578行目には、オロへという言葉が出てきて、これは「毛がない」という意味ですが、オロへという名前の人間の家系がのちに登場することと関係があるようです。オロヘは、火の女神となったペレの家系であり、半神半人であり、毛のない犬人間だったようです。頭が犬だったのです。そして姿を変容させることができて洞窟に住んでいました。そうするとエジプトの神話に登場するアヌビスを思い出しますね。やはりハワイもエジプトも一つだったのでしょうか。


566. 山の頂上クアロノにおいて恐れをなす
567. 過ぎ行く夜に恐れをなす
568. 夜の訪れに恐れをなす
569. 妊娠している夜に恐れをなす
570. 法則を破ることに恐れをなす
571. 細い小道と生贄を捧げる場所にひどく恐れを抱く
572. お供え物とその腐ったもの、残り物にひどく恐れを抱く (?)
573. 後退して行く夜にひどく恐れを抱く
574. 畏怖の念に打たれる 訪れようとしている夜
575. 畏怖の念に打たれる、過ぎ行く夜の犬の子供たち
576. 忍びよる夜の犬の子供たち
577. 濃い赤色の犬、ぶちの犬、
578. 毛のない犬族
579. 火口に捧げられる犬
580. その命はお供え物として生贄とされる
581. 寒い中毛がなく哀れだ
582. 暑さから逃れる毛がなく哀れだ
583. マラマへと裸のまま行く
584. そこは子供達にとって夜の闇が終わるところ
585. 暑苦しさから逃れて、成長も終えて (?)
586. 切り裂かれる静けさを超えて (?)
587. フラ・カ・マカニの風が吹く
588. オロヘ、不毛の犬族、人間の兄弟
589. 殻から出てきたのは、細根
590. 殻から出てきたのは、新芽
591. 殻から出てきたのは、若葉
592. 殻から出てきたのは、成長する力
593. 人間の兄弟は、夜の闇に誕生した
594. Po--no ここはまだ人間のいないポーの世界



⭐︎     ⭐︎     ⭐︎     ⭐︎



大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その意識を忘れずに、母なる地球と空なる父にも心を広げ、全てはポノ!

⭐️1日15分の良い想いタイムを実践していきましょう〜

http://blog.goo.ne.jp/alohapono/e/b4e7cc8689e69ab8405128e7d159c97a

aloha&pono


クムリポ ハワイ語で書かれたものが以下のサイトで掲載されています。
http://www.sacred-texts.com/pac/ku/ku31.htm
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テュムリポ(クムリポ) 6

2017-03-05 13:38:28 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

今週は、またクムリポの訳に戻ります。第六歌は、ネズミが誕生していきます。ハワイ先住のネズミは、現在はいなくなってしまったようですが、最初に誕生したネズミたちは、もちろん神の世界から現れた神聖な存在として見られていました。カウアイ島のチーフの一人の兄弟にはネズミのような体をしていた者がいたという話があります。また昔のカフナが死んだ人間の子供をネズミのような体に生き返らせるような話、ピコ’イという少年の物語などが残っています。なんだか奇妙ですが。。。


539. クア-カ-マノ(高位の偉大なるチーフ)の子孫が誕生した
540. 完璧な神聖さの中で、作物が育っていく

541. 湿地の中を這い回るモノたちがいる
542.生き物たちを育てる作物が芽生える
543. 川で育つ作物
544. 海で育つ作物
545. 天から種が巻かれていく

546. 親のネズミたちが洞穴に棲み着いた
547. 子供のネズミたちもそこに肩を寄せひしめき合う。
548. 親たちはその子たちのめんどうをみる

549. 小さな陸のノミ
550. 小さな水中のノミ
551. 大地を這う跡が残る
552. ネズミのヒゲが上向きになったところに
553. 見え隠れしている

554. 丘に住むネズミ、水辺に住むネズミ
555. ネズミたちが波際を走っている

556. ポヒオロからペアーになって生まれた
557. ポネ'エアクからペアーで舞い降りて来た
558. 天から地へと住処を移動して来た
559. ネズミとノミは共存してこの地に降りて来た

560. そこら中に散らばった
561. まるでオヒアの果実のように、種巻かれた
562. 小さな命がポーからやって来た
563. ポーから飛んで来た子供たち
564. 暗闇の子供たち、ポーの子供たちがこの地に現れた
565. Po--no ここは、まだポーの静寂の中




⭐︎     ⭐︎     ⭐︎     ⭐︎



大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その意識を忘れずに、母なる地球と空なる父にも心を広げ、全てはポノ!

⭐️1日15分の良い想いタイムを実践していきましょう〜

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テュムリポ(クムリポ) 5

2017-02-19 18:09:01 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ



第五の歌では、ポーカノカノ、「夜に穴を掘るモノ」が登場します。それは、野ブタのことです。四つ足動物として初めて登場します。豚が地面を鼻を使って掘り、タロイモの水田を始め、土の掘り返しを始めた存在であるため、とても大事な最初の四つ足動物として登場しています。カマプア’アという半神半人がハワイの神話に多く登場しますが、この神は時として豚の姿で神話に登場しますので、このカマプア’アの祖先の誕生の歌がこの第五の歌であると思われます。前回も記したウリの家系が王家の最初と思われており、カマプア’アもその系譜に属すると考えられます。また、黒い豚がもっとも神聖であると考えられていました。天界から現れた豚たちにも階層があったというのは面白いです。神々や天使たちにも階層があるようなので、これもありうるという事ですね。

「カマプアア(Kamapua'a)は、ハワイ神話に登場する、半神半人の男神である。その名前はハワイ語で「豚の子供」を意味する。女神ヒナの息子とする説がある。普段は美男子であるが、本来は獰猛な豚の神であってその姿をとることもある。時には雑草にも変身する。彼の背中には剛毛が生えており、美男子の姿になったときはこれをマントで隠すとされる。彼はまた海の神でもあり、ハワイの州魚であるフムフムヌクヌクアプアアの化身ともされる。オアフ島、カウアイ島などでは勇敢に戦って王家の争いを制する戦士でもある。カマプア'アは女神ペレとは愛憎関係にあったとされ、結婚して子供を儲ける一方、火山の噴火や海水による洪水を伴う大喧嘩を繰り返したと言われている。二人はハワイ島を分けて支配した。プナなど風下の乾燥した地域がペレのものとなり、風上の湿った地域すなわちコハラ、ハーマークア、ヒロがカマプアアのものとなった。豚はしばしば農業や豊穣を象徴することから、火山(ペレ)による農地の破壊と農業(カマプアア)の再生の繰り返しがここに反映されていると考えられる。なお、夫婦の子について、一説ではオーペル・ハアア・リイという名でハワイの王族と平民の祖先とされるが、別の説では幼い頃に死んだとも、魚のムロアジ(ハワイ語では「オーペル」)になったともされている。その後のカマプアアは海の底に行きその国の王女と結婚したため、ペレは彼を恋しがって歌を歌ったと言われている。」ウィキペディアより 

481. ポーカノカノの時がやってきた
482. ポーラロウリの子孫を増やすために
483.この新しい世代のモノは濃い肌色をしていた
484. ポーラロウリの子孫は、黒い肌だった

485. 彼女は、「夜に穴を掘るモノ」の妻として夜を共にする
486. 大地を掘るその鼻は先に飛び出している
487. 大地を掘り起こせ
488. 後ろに盛り上げて
489. 前にも盛り上げる

490. 豚の子供が生まれる
491. 草むらの中に潜んでいる
492. ロイロアのタロイモ水田を耕す
493. 水田がどんどんと増えていく
494. 島々に水田が何十倍にも広がっていく
495. ここは夜に穴を掘るモノたちが棲む土地
496. 長い家系の祖先
497. 豚のチーフの血を引く家系
498. この時代にはもっとも高位の地位に立つ
499. 夜に穴を掘るモノが生まれて生きた時代

500. ポーラロウリと夜を共にした
501. そして夜は子供を産んだ
502. おっちょこちょいが生まれた
503. 平らな頭の自慢屋が生まれた
504. 斜めに曲がった頭のモノが生まれた。尊敬されていた。
505. 薄色の毛のが生まれた。不思議な存在。
506. 金毛で白肌のモノも生まれた
507. おでこがへこんだモノが生まれた。毛は他のモノよりもモシャモシャしていた。
508. 頭が丸い、少し鈍いモノが生まれた
509. 黒いのが生まれた。真っ黒だった。

510. 一般階層のモノたちが生まれた。落ち着かないようだ
511. 労働階層の働きモノたちが生まれた
512. 好ましいモノたちが生まれた。愉快な様子だ。
513. 奴隷階層のモノたち生まれた。野蛮な生き物たちだった
514. 毛が逆毛で立っていて、戦いに適していた
515. 詠歌を歌うシンガーたちが生まれた。のんびり屋だ

516. 大きなお腹の大食家たちが生まれた
517. 内気な恥ずかしがり屋が生まれた
518. メッセンジャーたちが生まれた。あちらこちらに使いに廻った。
519. 怠け者たちが生まれた
520. 気難しく、ケチなモノたちが生まれた
521. ちっぽけで弱々しいモノが生まれた
522. ずんぐりむっくりが生まれた
523. 胸板の厚い勇敢なモノたちが生まれた
524. 家族思いのモノたちが生まれた

525. 雑種が生まれた。祖先が交差している
526. シラミだらけの卑しいモノたちが生まれた
527. リーダー格の勇者たちが生まれた
528. 血色の良いチーフたちが生まれた
529. ならず者たちが生まれた。どこかへ分散して行った
530. 色々なモノたちが、あちらこちらに広がり増えて行った
531. ロリロアの子供達がどんどん増えて行った
532. 何もない荒地がどんどん花開いて行った
533. 欲望の瓢箪からどんどん芽生えて行った
534. 家系を引き継いで子孫を繁栄していくという欲望だ

535. オマの子孫を繁栄していく歌
536. 「夜に穴を掘るモノ」が代々と繁栄していった
537. ポーの時から始まった
538. Po--no (まだここはポーの世界が広がっている)



⭐︎     ⭐︎     ⭐︎     ⭐︎



大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その意識を忘れずに、母なる地球と空なる父にも心を広げ、全てはポノ!

今週もマイ・アロハ・ワールドを形成していく事に意識を向けていきましょう〜

aloha&pono


クムリポ ハワイ語で書かれたものが以下のサイトで掲載されています。
http://www.sacred-texts.com/pac/ku/ku31.htm
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テュムリポ(クムリポ) 4

2017-02-12 17:27:10 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

Macちゃんは無事退院して復活しました。ほっデータもなくならずにすみ助かりました!
さすがに2月の清里はだいぶ雪に覆われて、森はより静けさを増しています。今年もカマクラ作りにチャレンジしています。まずはアラニ(猫)が入って遊んでいますが、毎日少しづつ大きくして、自分が入れるくらいまでできるかな〜


さて今日はクムリポの第四章節に進みたいと思います。ここでは、ターネ(カネ神・海の神)の王国から這う生き物たちが陸に移住を果たします、爬虫類系の生き物として、蛇や龍なども登場します。太陽から命をいただいて海に棲み、また陸に棲み家を持っていく様子を表わしています。まだ人間のいない太古の世界です。この章節も解釈が非常に難しく色々な訳しがあるようですが、私なりに感じて色々な方の訳しを交えてここに記します。

378. 炎の柱から、聖なるラーの炎から
379. 海の上に君臨する偉大なるチーフの麓で
380. 海が陸に這いよる
381. 海が引いたり寄せたりしながら
382. 這う生き物たちを創造していく
383. 生き物たちは、前に行ったり後ろになったりしながら進んで
384. 陸へとゆっくり時間をかけながら移動していく

385. 神の子どもたち、這う生き物たちがやってくる
386. 名前のない、神秘の世界からやってきた
387. ポパノパノからオスが生まれた
388. ポパノパノからやってきたオスたち
389. ポラロヴェヒからメスたちがやってきた
390. 卵を産むツガイのもう片方だ

391. 夜の闇で生殖して数を増やしていく
392. どんどん卵からかえっていく
393. どんどん生まれて転がっていく
394. どんどん赤ちゃんたちが飛び出して、砂の上に転がって這い出していく
395. ポパノパノの子どもたち

396. ポーの闇夜は生み出す
397. たくさんの子どもたちを生み出すポー
398. ポーの世界は豊かに這う生き物たちで埋め尽くされる
399. ポーの闇は、ゴツゴツした甲羅の亀を生み出した
400. ポーの闇は、角のある亀を創り出した
401. ポーの闇は、濃い赤色の甲羅の亀を生み出した
402. ポーの闇は、紫赤色のロブスターを創り出した
403. ポーの闇は、ザリガニを生み出した
404. ポーの闇は、ヌメヌメした爬虫類を創り出した
405. ポーの闇は、張りつく爬虫類を生み出した

406. ポーの闇は、恐れられる勇ましい爬虫類を創り出した
407. ポーの闇は、少し劣った生き物たちを生み出した
408. ポーの闇は、これらのために縮んだ
409. ポーの闇は、尖った鼻の生き物を生み出した

410. ポーの闇は、大きな太った生き物たちに覆われた
411. ポーの闇は、沼地に這う生き物を生み出した
412. ポーの闇は、這う足跡を残す爬虫類をも残留させた
413. 狭い宇宙の川(Wai'ololi)からオスが生まれ、広い宇宙の川(Wai'olola)からメスが生まれた
414. 陸で生まれて海で暮らす生き物たち

415. マイレの蔦が創造され、木々に取り巻く

暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

420. ウィリ(海蛇)が海に生まれ
421. それを守護するかのように陸にウィリウィリの木が生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

426. 海に環形動物が生まれた
427. それを守護するかのように陸にサンダルウッドの木が生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

432. 海にオケア(長い体の魚)が生まれた
433. それを守護するかのように陸にアハヘアの木が生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

438. 海にヴァナ(トゲトゲのウニ)が生まれた
439.それを守護するかのように陸にヴァナヴァナ(サボテン)が生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

444. 海にネネ(海のガチョウ)が生まれた
445. それを守護するかのように陸にマネネ(灌木)が生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

450. 海にリコ(海底に這う太った魚)が生まれた
451. それを守護するかのように陸にピコ(灌木)が生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

456. 海にオペオペ(クラゲ)が生まれた
457. それを守護するかのように陸にオヘオヘ(竹)が生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

462. 海にナナナナ(海クモ)が生まれた
463. それを守護するかのように陸にノナノナの木が生まれた
暗闇が光に照らされて破れた
土や水が這う生き物たちの栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない

467. 這ったり、ムズムズと動きながら踊っている
468. 長い尾っぽを揺らしながら
469. 横柄な、不機嫌そうな様子
470. 池や沼地、ほら穴などに忍び入る

471. 砂の中に食べ物を見つけ貪る
472. 食べては休み
473. 満腹になるまで又貪る
474. 何も気にすることなくただ貪る
475. 動いて体を温め

476. よろめくように動いて
477. 食べ疲れたような仕草
478. のろのろと這って進む
479. ポー闇夜に生まれた爬虫類たち
480. Po--no(まだここはポーの世界が広がっている)



⭐︎     ⭐︎     ⭐︎     ⭐︎



大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その意識を忘れずに、母なる地球と空なる父にも心を広げ、全てはポノ!

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テュムリポ(クムリポ) 3

2017-01-29 18:24:56 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

旧正月を過ぎて、ようやく新年の始まりをじわじわと実感しています。清里はすっかり白い森となり、お散歩を楽しんでいます。ただ氷になっている坂は恐怖。ウルちゃんもツルツルと滑って危ない今年は転ばないように注意しています。

ではテュムリポの第三章節の内容はどうなっているのかみてみましょう。

第三章節では、虫たちや鳥たちが生まれていきます。ここで登場するHaha(ハハ)というキーワードがありますが、これはどうやら原始のタロ芋の名前のようです。Kupiheaという予言をする神官の家系がありますが、その子孫であるDavid Malo Kupiheaが云うには、Hahaは紫色の茎をもった乾燥地のタロ芋のことだそうです。最初の12行の内容と見るとHaha na lau eiwa(タロ芋の九枚の葉)、 lau pahiwa(濃い葉っぱ)、ka pua a ka Haha(その根菜から芽が出た)とありますが、これらはUli(ウリ)というマウイ島に存在した神官の家系図の大元を示していて、テュムリポ自体がこの家系の誕生を詠っているということです。15,16章節には、さらに詳しくその証が歌われているそうです。タロ芋の九枚の葉というのは、チーフの家系が九つに分かれていることを示しているようです。Kupiheaは、この九枚の葉のことを、空なる父ヴァケアの九人の娘とも呼んでいて、それは、Naha(オアフ島の系統) Io(カウアイ島の系統-女王カピオラニの祖先) Puaiwa(カラカウア王の祖先系統), Papaua(神官であるカフナの系統), Poloa, Hiwa(タヒティあるいはカヒキからの直系統), Papalua(ラナイ島の系統), Popolo(マウイ島の系統), Lanikaula(モロカイ島の系統)であり、それぞれが神聖な神官の家系へと枝分かれしていったと云っています。


273. オスのあれ、メスのこれ
274. ポ-'エレ'エレの闇からオスが生まれた
275. ポ-ハハの夜明けからメスが生まれた
276. 海がそれに保護され、陸がそれに守られた
277. 川がそれに保護され、山がそれに守られた
278. 紫色の闇夜をそれは見守るようだった
279. その根菜は九枚の葉を出した
280. 濃い色の葉をつけて伸びていった
281. 高次のチーフ達となる芽を出して
282. Po-'ele'ele からオスが生まれた
283. 共にPohahaからメスが生まれた
284. 根菜が芽吹いた、タロ芋の茎がぐんぐんと成長する

285. 親のシロアリが生まれた
286. そこから羽をもった子供たちが飛んでいった
287. 親である幼虫が生まれた
288. そこから羽をもった子供たちの蛾が飛んでいった
289. 親である大きな赤いアリが生まれた
290. そこからその子供たち、トンボが飛んでいった

291. 親である幼虫が生まれた
292. そこからその子供たち、キリギリス?コオロギ?が飛んでいった
293. 親である幼虫が生まれた
294.そこからその子供たちであるハエが飛んでいった
295. 親である卵が生まれた
296. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
297. 親であるシギ鳥が生まれた
298. そこからその子供たちである千鳥たちが飛んでいった
299. 親であるア'オ鳥が生まれた
300. そこからその子供たちでア’ウ鳥たちが飛んでいった
301. 親であるアケケケ鳥が生まれた
302. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
303. 親であるアラエ鳥が生まれた
304. そこからその子供たちであるアパパネたちが飛んでいった
305. 親であるアララ鳥(カラス)が生まれた
306. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
307. 親である'エ'ア鳥が生まれた
308. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
309. 親であるマモ鳥が生まれた
310. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
311. 親であるモホ鳥が生まれた
312. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
313. 親であるキキキ鳥が生まれた
314. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
315. 親であるキオエア鳥が生まれた
316. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
317. 親であるイヴァ(グンカン鳥)が生まれた
318. そこからその子供たちであるコア'アたちが飛んでいった
319. 親であるカイア鳥が生まれた
320. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
321. 親であるウナナ鳥が生まれた
322. そこからその子供たちであるサギたちが飛んでいった
323. 群れをなして飛んで行く
324. 並んで海辺にもやってくる
325. 海岸に落ち着いて砂浜を埋め尽くす
326. タ-ネ(カネ神)の隠れし島に棲みつく
327. 陸の鳥が生まれた
328. 海の鳥が生まれた

329. 狭い宇宙の川(Wai'ololi)からオスが生まれ、広い宇宙の川(Wai'olola)からメスが生まれた
330. 海に棲むエイが生まれた
331. それを見守るようにウミツバメが陸に生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
魚や果物などが鳥の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

336. 海の鳥アジサシが生まれた
337. それを見守るように'イオ(鷹)が陸に生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
魚や果物などが鳥の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

342. 海の鳥アヒルが生まれた
343. それを見守るようにコーレアの鳥が陸に生まれた


348. 海の鳥ヘヘが生まれた
349. それを見守るようにネネ(キラウエア火山にも生息しているペレの愛鳥)が陸に生まれた


354. 海の鳥アウク’ウが生まれた
355. それを見守るようにエクプ’ウの鳥が陸に生まれた


360. 海の鳥ノイオが生まれた
361. それを見守るようにプエオ(フクロウ)が陸に生まれた


365. ここは巨鳥のハルルが飛行するところ
366. その連れ合いのキヴァ’アは、聖地ヘイアウの上を奇声を発して飛び廻る
367. その鳥の群れはラー(天界の太陽)からやってきた
368. ポハハから闇から光へと若鳥としてペアになって地球にやってきた

369. ポハハの刻、夜明けの力が飛躍する時
370. 植物である'アペの新芽が生まれた
371. 柔らかな'アペの葉は伸び伸びと広がっている
372. ポーから伸び伸びと広がり幾重にも成長していった
373. すべてが闇に覆われている、あれも
374. すべてが闇に覆われている、これも
375. ポ-'エレ'エレのポー(闇)の時
376. ポハハの夜明けの時
377. Po--no(まだここはポーの世界が広がっている)



*注釈:365~9.に登場する巨鳥のハルルとキヴァ’アという鳥もキーワードとなっているようです。ハルルというヘイアウがラナイ島に存在します。そのヘイアウにまつわる事は間違いないようです。カヒキ(他次元)からやってきて人食いだった巨大な鳥ハルル(龍だったかも?)とキヴァ’アも鋭いかぎ爪を持っていて獲物を八つ裂きにするという恐ろしい神話もあります。それと同時に聖地を守っていた高次元からやってきた生き物でもあったようです。



⭐︎     ⭐︎     ⭐︎     ⭐︎


大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その偉大なるスピリットの意識を忘れずに、この母なる地球と空なる父に感謝をして、全てはポノ!

今週もマイ・アロハ・ワールドを形成していく事に意識を向けていきましょう〜


aloha&pono


クムリポ ハワイ語で書かれたものが以下のサイトで掲載されています。
http://www.sacred-texts.com/pac/ku/ku31.htm
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テュムリポ(クムリポ)

2017-01-22 16:12:19 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

米国の新大統領の就任式が終わりました。誰が大統領になっても、あまり変わらない。。このDVD (http://sirius.jceti.org)を見ると分かります。トランプさんがどこまで後ろの組織と戦えるかやはり変わらないのか、様子を見たいです。

外の世界を見て、批判したり騒ぎ立てるよりも、一人一人が自分の意識を高めることに集中できたら、改革はもっと早く起こるでしょう。外を変えようとせずに、自分を変えることにフォーカスする。脳内の小宇宙が全てを創り上げている犯人ですから。

では、テュムリポの第二章の内容は、どうなっているのか。。。続きです。天地創造の原点に戻ってみることで脳内改革できるかもしれませんね。挑んでいきます!

この章では、海の中の生き物たちが誕生します。そして、木々が誕生します。後半の魚と木が同じあるいは似た名前になっているあたりは、その詩的なリズムが美しいです。ココナッツの木は、ハワイの先住の木だと思っている人がが多いかもしれませんが、ここには登場しません。Pouliuli(ポウリウリ) と Powehiwehi (ポヴェヒヴェヒ)が全ての海の生き物と陸の森を創り上げたいわば仲介人です。ウリウリという言葉は、一般的には海辺あたりの浅い海の色と比較して、深い海の色を表現する時に使います。ヴェヒヴェヒとは、通常とても深遠な闇、光が入らない深い森、木々に覆われた闇というような意味合いで表現されます。ここに最初に登場するヒルという魚は、とても鮮やかな彩りの魚で、ハワイでは「まるでヒルのようね」と、生まれたばかりの赤子の美しさを褒める意味合いがありました。赤子が最初に口にする食べ物によって、その余生が変わるとも信じられていて、ヒルを食べさせることも幸運だったようです。上の写真がその魚です。

123. ポヴェヒヴェヒは、命をこの世に吹き込んだ
124. ポウリウリは、その命をあやした
125. その命を強く育てあげていった
ポホミルアメアという聖なる土地に住みついた
ヒョウタンの枝から聖なる香りが広がる
ウリウリが割れて、その力が広がる
それは、どんどんと拡大、増幅するように広がった

130. それはうねり動いた後に大きく立ち広がった
七つの流れに分かれて広がった
hilu(ヒル)という魚が生まれた
尾びれを広げて現れた
名高いポウリウリの子供として生まれた

135. ポヴェヒヴェヒの子供として生まれた
ポウリウリが聖なる父
ポヴェヒヴェヒが聖なる母
海の中でイ’ア(魚)が生まれ、ナイ'ア(イルカ)が生まれ泳いでいる
海の中でマノ(サメ)が生まれ、モアノ(ヒメジ-スズキの一種)が生まれ泳いでいる

140. 海の中でマウが生まれ、マウマウが生まれ泳いでいる
海の中でナナが生まれ、マナが生まれ泳いでいる
海の中でナケが生まれ、マケが生まれ泳いでいる
海の中でナパが生まれ、ナラが生まれ泳いでいる
海の中でパラが生まれ、カラが生まれ泳いでいる

145. 海の中でパカ(うなぎ)が生まれ、パパ(カニ)が生まれ泳いでいる
海の中でカラカラが生まれ、フルフル(ウミウシ)が生まれ泳いでいる
海の中でハラハラが生まれ、パラパラが生まれ泳いでいる
海の中でペ’ア(タコ)が生まれ、ルペ(エイ)が生まれ泳いでいる
海の中でアオが生まれ、'アヴァ(サバヒ)が生まれ泳いでいる

150. 海の中でアク(カツオ)が生まれ、アヒ(マグロ)が生まれ泳いでいる
海の中でオペル(サバ)が生まれ、アクレが生まれ泳いでいる
海の中で'アマ'アマ(ボラの稚児)が生まれ、'アナエ(ボラ)が生まれ泳いでいる
海の中でエフが生まれ、ネフが生まれ泳いでいる
海の中で'イノが生まれ、'アオ'アオが生まれ泳いでいる

155. 海の中でオノが生まれ、オモが生まれ泳いでいる
海の中でパハウが生まれ、ラウハウが生まれ泳いでいる
海の中でモイが生まれ、ロ'イロ'イが生まれ泳いでいる
海の中でマオが生まれ、マオマオが生まれ泳いでいる
海の中でカクが生まれ、ア'ウア'ウが生まれ泳いでいる

160. 海の中でクポウが生まれ、クポウポウが生まれ泳いでいる
海の中でヴェケが生まれ、レレが生まれ泳いでいる
海の中でパラニが生まれ、クムモニが生まれ泳いでいる
海の中でウルアが生まれ、ハハルア(マンタ)が生まれ泳いでいる
海の中で'アオ'アオヌイが生まれ、パク'イク'イが生まれ泳いでいる

165. 海の中で'マ'イ'イ'イが生まれ、アラ'イヒ生まれ泳いでいる
海の中で'オ'オが生まれ、'アキロロが生まれ泳いでいる
狭い川からオスが生まれ、広い川からメスが生まれた
ネネウ(小型の淡水魚)が海から生まれ
それを見守るようにラウフエ(ヒョウタンの一種)が陸に生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土と水が植物や魚の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い川からオスが生まれ、広い川からメスが生まれた

173. パハハ(ボラの一種)が海から生まれ、
それを見守るようにプハラ(パンダナス)が陸に生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土と水が植物や魚の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い川からオスが生まれ、広い川からメスが生まれた


179. パハウが海から生まれ、
それを見守るようにハウの木(ハイビスカス)が陸に生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
土と水が植物や魚の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い川からオスが生まれ、広い川からメスが生まれた


185. ヘ'エ(イカ)が海から生まれ、
それを見守るようにヴァラヘ'ヘ(低木)が陸に生まれた
暗闇が光に照らされて破れた
土と水が植物や魚の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い川からオスが生まれ、広い川からメスが生まれた

191. 'オ'オプ(ハゼ)が海から生まれ、
それを見守るように'オ'オプが淡水にも生まれた

:
:
197. カウイラ(うなぎの一種)が海から生まれ、
それを見守るようにカウイラの木が陸に生まれた

:
:
203. ウアウマレイ(うなぎの一種)が海から生まれ、
それを見守るように'ウレイの木が陸に生まれた

:
:
209. プク'イク'イが海から生まれ、
それを見守るようにククイの木が陸に生まれた


215. ラウミロ(うなぎの一種)が海から生まれ、
それを見守るようにミロの木が陸に生まれた


221. クポウポウが海から生まれ、
それを見守るようにコウの木が陸に生まれた


227. ハウリウリが海から生まれ、
それを見守るようにウヒの木が陸に生まれた


232. ヴェケが海から生まれ、
それを見守るようにヴァウケの木が陸に生まれた


239. 'ア'アヴァが海から生まれ、
それを見守るようにアヴァの木が陸に生まれた


245. ウラエ(トカゲ魚)が海から生まれ、
それを見守るようにモカエ草が陸に生まれた


251. パラオア(海象)が海から生まれ、
それを見守るようにアオア(ビャクダン)の木が陸に生まれた


256. 海象の群れが通りすぎていく
深い海を連ねて泳ぐ
オプレ魚たちも群れを作って
海に厚い層を作っている

260. カニや甲殻類たちも
そよそよと漂い
浮いたり沈んだり、すみやかに静かに
ピモエは表面を漂う
長い波、うねる波の上を

265. 数知れぬサンゴ礁
低いもの、盛り上がっているもの、ギザギザしたもの
小さいのは暗い場所に
海は暗闇の中、潜んでいる
海のサンゴ礁は、陸のパリウリ

270. 陸も海の中に消えていく
夜の闇の中に包まれる
ここはポー



*注釈1:ここで繰り返し登場するフレーズ
”O kane ia Wai'ololi, o ka wahine ia Wai'olola”は、
「狭い川(聖なる宇宙からの流れ)からオスが生まれ、広い川(聖なる宇宙からの流れ)からメスが生まれた」といった感じでいわゆる「川」でなく、生命の誕生する流れのようなものを歌っていると思われます。

 
*注釈2:269.パリウリとは、神の住む高い丘の上であり、そのように称される場所は、ハワイの各地にある。聖なる丘。何の手をかけずとも野菜や果実が実っているという。




⭐︎     ⭐︎     ⭐︎     ⭐︎


大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その偉大なるスピリットの意識を忘れずに、この母なる地球と空なる父に感謝をして、全てはポノ!

今週もマイ・アロハ・ワールドを形成していく事だけにフォーカスして生きましょう〜


aloha&pono


ハワイの魚たち一覧
http://www.fooduniversity.com/foodu/seafood_c/resources/ocean%20fin/HawaianFishN.html

クムリポ ハワイ語で書かれたものが以下のサイトで掲載されています。
http://www.sacred-texts.com/pac/ku/ku31.htm
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テュムリポ(クムリポ)

2017-01-15 17:31:51 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

寒波の到来で全国的に本格的な冬ですね。清里もすっかり雪に覆われて私はハッピーです。

テュムリポ(クムリポ)は、2102行のとても長いチャントです。これを口伝していたハワイアンの能力は、やはり凄いなと思います。
全てを記憶していたというよりは、これを伝える任務を与えられた神官は、上から自然と降りて来るような感じで伝えていったのではないかと思います。

Tumu-(u)li-po の意味を直訳すると、始まり-(の中で)-深い-暗闇。十六の章節に構成されており、それぞれの章節をwa (ヴァ)といい、その意味は、時間や空間の間のインターバルのようなものを示します。最初の七章節は、ポー(闇)の世界について、次の九章節は アオ(光)の世界を語っています。最初の方では、hanau (ハナウ- 生まれる) puka(プカ - 到来する )といったステージで、植物や動物の誕生を語っています。次に神々や人間が誕生します。口伝が文字にされたのは1889年であり、その時点でもミス・プリントがあった可能性もあり、正確な内容は、ロノ族の神官であったカフナのみが理解できるものである事を踏まえて、少しだけ大まかな内容をここにご紹介させていただきます。

第一章は、ポー(闇)の世界から始まります。
1. はじめは地球は火の塊で熱かった。
天が衣替えした
ラーから光が現れ、夜から闇を消した
上界の星々がその光によって照らされた

5. マカリ’イが現れた
地球の元となるネバネバしたものが出来た
闇を形成する闇が現れた
夜を形成する夜が現れた
真っ暗闇、深遠な闇が広がる

10.ラーの闇、ポーの闇、全てが闇に包まれていた
ポーだけが広がっていた
ポーが多くを生んだ
ポーにテュムリポを生んだ、(男性性)
  ポーもポ’エレを生んだ、(女性性)

15. サンゴのポリープが生まれた、サンゴが生まれた
大地を盛り上げたり、堀り返す地虫が生まれた
  その子供のミミズが現れた
  ヒトデが生まれ、その子供の小さなヒトデが現れた
ナマコが生まれ、その子供の小さなナマコが現れた

20. ウニ(ina)が生まれた、ウニの種族が現れた
  
短いトゲトゲのあるウニ(haule)が生まれた
  なめらかなウニ(hawae)が生まれた、その子供の長いトゲトゲのあるウニが現れた
輪っか型のウニ(ha'uke'uke)が生まれて、その子供の細いトゲトゲのウニが現れた
フジツボが生まれて、その子供の真珠貝が現れた

25. その中に真珠が生まれて、その子供の牡蠣が現れた
  
ムール貝が生まれて、その子供のヤドカリが現れた
大きなカサガイ(opihi)が生まれて、その子供の小さなカサガイが現れた
タカラガイ(leho)が生まれて、その子供の小さなタカラガイが現れた
Nakaという貝が生まれて、その子供のロック・オイスターが現れた

30. ドルッパ貝生まれて、その子供の白い苦い貝が現れた
ホラ貝が生まれて、その子供の小さなホラ貝が現れた
  Pipipi 貝が生まれて、その子供の小さなKupe'e貝が現れた 
Wi 貝が生まれて、その子供の小さなKiki貝が現れた

35. Ekaha という海の海藻が生まれた
  
Ekahakaha というシダが大地に生まれた
暗闇が光に照らされて破れた
   土と水が植物の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない

40. 男性性の要素がWai'ololiから流れてくる 女性性の要素がWai'ololaから流れてくる
  
海の中に海草(a'alaula)が生まれた
'Ala'alaというミントが大地に生えてきた
暗闇が光に照らされて破れた
   土と水が植物の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
:
:
:
男性性の要素がWai'ololiから流れてくる 女性性の要素がWai'ololaから流れてくる

52. 黄色の海藻、Manaueaが生まれた
53. 大地にはその海藻の保護を受けてタロ芋が生まれた
暗闇が光に照らされて破れた
   土と水が植物の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない (以下繰り返される)


59. Ko'eleの海藻が海に生まれて
60. Ko'ele'ele さとうきびが大地に生まれた

65. Puakiという海藻が海に生まれて
66. Akiakiという草が大地に生まれた

71. Kakalamoaという海藻が海に生まれて
72. Moamoaという草が大地に生まれた

77. Keleという海藻が海に生まれて
78. Ekeleという草が大地に生まれた

83, Kala という海藻が海に生まれて
84. 'Akalaという蔦が大地に生まれた

89. Lipu'upu'uという生き物が海に生まれて
90. Lipu'uという植物が大地に生まれた

95. Loloaという生き物が海に生まれて
96. Kalamaloloaという植物が大地に生まれた

101. Ne という海藻が海に生まれて
102. Neneleau (ウルシ)という植物が大地に生まれた

107.Huluwaenaという海藻が海に生まれて
108.Huluhulu-'ie'ie(タコノキ)という蔦が大地に生まれた

112. 父なる神から生命の水が与えられた
その聖なる水が全てを命を育てた
   植物は聖なる力によって自由にのびのびと広がった

115. 時間の経過と共に、どんどんと命を増えていった
  
長い夜の闇は果てしなく続いて
  豊かに、とても豊かに
  実りをここへ、あちらへ
  どんどんと広げていく

120. 地球の大地を形成し、空を上に保ちながら
   
時は経過していく、夜のテュムリポ
   まだ夜の闇の中で


これで第一のチャントが終わります。
      

大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その偉大なるスピリットの意識を忘れずに、この母なる地球と空なる父に感謝して、全てはポノ!

今週もマイ・アロハ・ワールドを形成していく事を大自覚して生きましょう〜

aloha&pono



クムリポ ハワイ語で書かれたものが以下のサイトで掲載されています。
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古代ハワイ物語 つづく。。

2017-01-08 15:42:24 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ・ウハネ

年末、テレビで映画を見たのですが、映画の司会者、小山薫堂さんの言葉。いいなぁと思いました。
「欠点は魅力 失敗はアクセント 涙は心の休息
それをふまえてシナリオを書けばいい。自分の人生のシナリオを」

素敵な表現だなと思いました。そんな一年になるといいですね。

では、古代ハワイ物語。少しご無沙汰してましたが、続きです。

テュムリポ(クムリポ)

「それは、天地創造の詠唱である。あらゆる時代を乗り越えて今も奇跡的に残っているスピリチュアルな詩であり、ハワイに伝わる最も古く価値あるチャント。誰がいつ作ったものなのか全くわかっていないが、おそらく数千年昔に失われた南太平洋に浮かんでいたムー大陸の時代から存在していたのではないかと思われる。海の底に沈んだその大陸のことをかつてハワイアンは、Ta Rua (タ ルア)「ルアという土地」と呼んでいた。またハヴァイ'イ-ティあるいはハヴァイ'イとも呼ばれていた。ずっと昔に巨大地震と津波と共に、火山が噴火し、その大陸は粉々に分解され太平洋に飛び散り、多くは沈み、今残っている一部が現在のハヴァイ'イであると信じられている。タ ルアは、ムー人の誕生した場所であり、地球上においての最初の文明、最初の人類なのだ。現在のハワイアンの祖先でもある。」

テュムリポは、ロノの種族、神官たちにより口伝によって何千年も代々引き継がれてきました。約百年ほど前に初めて書物として書き残されました。英語にもなり出版されていますが、正しく翻訳されているものはないでしょう。なぜならば、テュムリポは、タフナ(カフナ)たちによって古代の表現方法が用いられており、それをきちんと解読できる人は現代においていないのです。

ハワイ王国の最後の王カラカウアは、このテュムリポが自分たちの家系の系譜を伝えるものだとずっと主張しました。宮殿に神官や歴史家たちを招き、できるだけ情報を収集し、これが最も古いチャントであると確信し、自分たちが太陽の神々の子孫であるということを主張したかったので、このチャントをハワイの天地創造の唄であると公的に認めさせました。王カラカウアは、神官たちの手を借りて、このチャントを英語に訳すことを何年もかけて試みていましたが達成する前に他界してしまいます。兄の後を継いで最後の女王となったリリオカラニは、残念ながら兄の意思を受け継いでその唄を訳すことはありませんでした。彼女はキリスト教を深く信仰しており、残念ながらハワイの神々のことに対しては全く関心を持たず、信じることも当然なかったのです。そして彼女もハヴァイ’イの神々から見捨てられ、1893年にはアメリカによって王位を奪われハヴァイ’イの王室は廃絶となってしまったのです。彼女は家族と共にアメリカ本土のボストンに移住し静かに余生を暮らしました。しかし晩年は、自分の系譜に多少は興味を持ちテュムリポを最後はボストンの図書館に寄付したのでした。

 数十年後にハワイの島々の神話を多く書いていたアメリカ人女性マーサ・ベックウィスがそれを見つけ出し、そのコピーをハワイに持ち帰り、英語に訳そうと努力しました。当時ハワイ島コナに住む残り少ないハワイアンのタフナに知恵を借りたいと申し出ましたが、彼は外国人に自分たちの秘密を明かすことを拒み協力してもらえませんでした。そこで、彼女は次にメアリー・プクイ(ハワイのビショップ・ミュージアムで公認されていたハワイ語の翻訳家)に相談しました。プクイはベストを尽くして協力しましたが、彼女もまたキリスト教徒であり、すべての神々の意味や言葉の秘儀を知っていたわけではありませんでした。そのような状況の中、テュムリポはやがてマーサ・ベックウィスの作品として、世に英語にて出版されました。幸いにも彼女は、ハワイ語の文と一緒に英語訳がついたものを出版しました。

1953年"Children of the Rainbow"の著者レイラニ・メルヴィルの元へ、クリスマス・プレゼントとして、この本がお互いを知らない二人の友人から同時に送られてきました。友人たちはレイラ二にこの内容の訳をどう思うか聞きました。どうも天地創造の真髄が書かれてないように思えると友人たちは言っていました。レイラ二は一通り目を通すと、昔祖母が話してくれていた話がフラッシュ・バックされ、ところどころにその記憶が蘇ってくるようでした。もちろん四十年も前に聞いた話ですから、おぼろげにしか覚えていませんでした。

テュムリポは、Ta 'I' i mamao (タ イ イ ママオ) - 無限に広がる宇宙、Ara pa 'I' Vahine (アラ パ イ ヴァヒネ)- 高貴な太陽の女神、Te'a Te'a Rani Vahine (テア テア ラニ ヴァヒネ) - 光の十字の天なる聖母、そして、その子供であるロノ、正式名Rono 'I' Tama Tahiti (ロノ イ タマ タヒティ)などに捧げるために作られたのでした。

これまでにも、その聖典の内容は、レイラニなりの解釈を元に少しづつ紹介していますが、また次回他の人の解釈も交えて私なりに感じたようにご紹介させて頂きます。

⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎

自分の軸をしっかり持って、自分のウハネ(魂)としっかり向き合い、すべてを受け入れ、真実を感じて実行していく。

欠点も魅力 失敗はアクセント 涙は心の休息。
素敵な一年、そして人生になることに大変感謝します!


aloha&pono
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古代ハワイ物語 つづく。。

2016-11-27 16:15:01 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

東京の4日間のワークショップを終え、清里に戻ってきました。東京にいる間は、毎朝同じような時間帯に地震があり、急に寒くなり、暑くなったり、激変の末、帰る日には大雪となり、とてもドラマチックな数日間でした。(さすがペレを踊るにふさわしい自然現象でした。笑) その最中にお越しくださいました皆様ありがとうございました!古代ハワイの真の叡智をまた広げる事が出来、日常で実践していただけたら嬉しいです。世界は変えられないけど、自分のマイ・アロハ・ワールドを築いていけるのは自分だけ。自分が創造主となり、外界に惑わされずしっかり自分の軸を築いていく事が一番大事です。地震にも負けず強い魂となって飛躍していきたいですね!

見える世界は妄想。外のネガティブな妄想に惑わされずに、自分の夢の世界を築いていくための試練、トレーニングの場を自分に与えて人間となっているわけです。自分が変われば、自分のマイ・アロハ・ワールドが出来てきます。外ばかり見ずに内側をしっかり、綺麗に整理整頓して行きましょう〜。

今年も神聖な火の女神を皆で踊れて楽しかったです!ポリアフを最後に踊ったら、やっぱり雪が降ってしまいましたが。。。

では、古代ハワイのクムリポ(天地創造の物語)のつづきです。

星々とそのサポーターたち

「天界の星たちは、偉大なる最上の存在である創造主の無数の魂たちから降臨してきたのでした。創造主の全知全能の炎である無限の”目”から生まれていったのです。星々は、神の聖なる炎の中から生まれ、それぞれの位置に留まったのです。

星々は、風の音を立て宇宙を炎として駆け回り、無限の存在である天界の太陽の根源神の種子として、宇宙に誕生しました。聖なる女神ヒナに見守られる中で星という存在になっていきます。星々は、ポーの生命の木の枝葉として命を与えられたのでした。天界の光、神の聖なる十字架から噴出して現れ、ヒナに導かれて形となっていったのです。キラキラと炎を輝かせて、ゆらゆらと前後に揺られながら、生まれていったのです。

神の十字から生まれてきた最初の星は、タ'アヴェラ。その次にハ'イが無限の源から風に乗って放出されました。タハ’イが天の川に沿って流れてきて、次に友情の星と言われるタ'ウアが生まれました。そして天の花、プア ア タラニがルアの上に見事に花開きました。プアネネは、神の姿を表すような形で登場しました。

続いて、ヌ’ウ、タハ'イロノ、 ヴァイナテュ、イタ パ’ア、ティティウラ(赤い星)、 テ ホ’オエア、ポウハヌ’ウ タ'イリウラが生まれ、定位置を探すように、しばらく前後に揺さぶりながら留まっていきました。

それからタパタパタが流れてきて、マナナロも宇宙を漂ってやってきました。その後十三の星が続いて誕生し、太陽の癒しの力をもったタウラナ ア タ ラーが誕生します。地球に向かって温かさを届ける太陽ラーの癒しの力。それに続いて十の星々が次々と誕生して天界から流れてきました。

最上の存在から聖別されたタマ イ’オがタヒティから舞い降りてくるとタウルの四つの黄金の星々が南十字星となります。

聖なる十字よりさらに六つの星が生まれ、叡智の星、平和の象徴マリ’ウが生まれ、タウ ルア(ルアの十字)がマラマの見守る中で誕生していきます。 

ヴェロ、イティイティ、タ’アオナ、ヒナ イア エリエリが生まれ、プア アナ タウ(十字の花)がレ’アレ’ア(幸福の星)として降臨し、ルア(地球から見える太陽)の上で微笑みます。

エリエリの十字から強く輝くタエロが誕生し、タエロからタパヴァ(朝の星)が誕生し、タパヴァはロノの十字から跳躍しました。ホテュ・ウラ、聖なる赤星がポーの中の無限の炎の脳から生まれてきました。女王であるウリウリは、神が創る天空に次から次へと出てくるたくさんの星を見て、大いに喜びました。娘であるヒナと一緒にその光景を楽しんでいました。

次はプレアデス星団の登場です。トトイティ、フム、モヒ’イ タウル オタオタ、テュテュイ、トナ マウテュテュ、タマリエが順々に生まれてきました。

最後に北斗七星が生まれました。そして四十の若い神々が生まれ、それぞれが一つの星の君主となりました。最上の神々よりもランクは低いなれど、人間よりは高い存在であり、ヴァテアとパパのロイヤル・ファミリーとして構成されていました。

この四十の君主たちは、ポーの青いボウルの中に最初に生まれ存在しました。勇敢で恐れを知らないスピリットとして神に創られました。父テュー(クー)と母ヒナから聖なる十字の光を通して誕生しました。そして、神聖なラーの神殿にて、祝福され星の王位を授かります。彼らはみんな黄色の髪、赤金色の体をしていて、パパより光の冠のレイを受けます。そして、地球に送られ人間として生活をするように任務を受けます。ターネの子供達、人類の心を学び理解し、叡智をほどこし、道標を作って導いていく仕事をしにきました。そして、任務が終わるとまた自分の星に帰って行ったのです。

これはテュムリポ(クムリポ)の第十四章節を描いた内容でした。四十の星とは、私たちの太陽系を軌道する九つの星とその周りの三十一の衛星を合わせた数ではないかと想像します。」


〜 余談ですが、ここを訳している時に、この画像が思い浮かびました。神様が作った魂は星も人間も皆こうやって神の家から光として放出していくのですね。〜

  - アイヌ 六十のゆりかご - 
https://www.youtube.com/watch?v=Un05KNjlUaQ&t=82s

写真は、ムーの時代から伝わるシンボル・紋章。アイヌに伝わっていて、太陽の真ん中にやはり十字が刻まれていますね。トヨタマヒメ富士日記のサイトより拝借させて頂きました。



〜 今週も愛・喜び・感謝に意識を向けてポノな一週間をお過ごしください 〜

ク-プナ(ご先祖さま、龍たち)、天使たちにいつも見守られていることを忘れないように



aloha&pono



☆ 2017年度のカレンダー入荷いたしました。今年は、小林煌ちゃんと画家の旦那様の作品と二種類ご用意しています。
  こちら→HPよりご欄ください




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古代ハワイ物語 つづく。。

2016-11-13 18:17:15 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

 明日は、68年ぶりの超スーパームーン!一生に一度の接近ぶりという事ですね。宇宙戦艦ナイ’ア号も今日から3日間、月光浴でスーパー・チャージします 意識も大きく変化していく事でしょう〜 世界情勢を見ていても一般の人々が真実に気がついてきているのがわかり、大変な時代でありながら、意外な方向に大きな変化がたくさん起きている事にちょっと個人的にはエキサイトしています。来年は、どんな事になっていくのか、どんどん、あれよあれよという間に時代は変わっていく気がします。地球も天災あり、更年期障害のように天候もアップ・ダウンが激しいので、個人的にも体調管理に気をつけていかなければいけません。防災意識、準備も必要です。意識も大きく開かれようとしているので、拒んでいるとついていけなくなるでしょう。素直に変化をどんどん受け入れて、心を開いていきましょう!

〜古代ハワイ物語の続きです〜

ハヴァイ’イの人類、パリテュの系譜誕生

  天地創造の過程第十二段階でポーの世界の「生命の木」から新しい系統のチーフの家系が誕生しました。この家系は天界のチーフ・パリテュと妻のパリハイからの流れの家系でした。彼らは、超古代のハヴァイ’イのロイヤル・ファミリーの大元です。パリテュとパリハイは、澄み渡ったラーの崇高な知性の意識の中から誕生しました。その目的は、地球上に人類を宿し、増やしいくことにありました。ラーの永遠なるハア・ロア(聖なる長い息吹)によって生まれ、私たちの大気圏にマナの力を与えたのでした。パリテュとパリハイは、ラーにとっての誇りであり、悦びであり、彼自身でした。永遠の天界の聖ある炎の柱から香り漂う炎の一部として、そこから生まれたのでした。パリテュとパリハイは、ポーの世界に風に乗って飛んでいきターネと息子のタナロアの住むムーの神殿に向かいます。創造の天界であるラニ・ウルも通過し、光輝く星ヒナに導かれてヌ’ウメラニの王国にようやくたどり着きます。まだお互いの存在を知らずに送られてきていましたが、無意識の中では双子の魂であることを認識していました。ヌ’ウメラニの王国は、自然界の神々、女神たちがいて、神ヴァテアと妻のハウメアが指揮していました。ハウメアは、またの名を女神パパと云い、地球の妃であり、ブルー・ヘブン(青い天国)の中では第二の地位に立つ女神です。ヌ’ウメラニの海の生命を司り、マラマの娘であり、ラーの孫娘にあたります。ヌ’ウメラニにおいて、パリテュとパリハイの母親役となったパパは大いに喜び、いつまでもこの愛しい双子をそばにおいておきたい気持ちでしたが、この二人には、地球で人類を誕生させ人口を増やしていくという大事な役割がありましたので、いつまでもそばにおいておく事は出来ません。

  ヌ’ウメラニに炎の玉としてやってきたパリテュとパリハイは、ハウメアの力によって再生され、ハウメアの頭上から光と共に誕生します。卵の殻の薄皮よりも薄いベールに包まれた人間型の存在として生まれました。肉体は、まだ地球に到達するまで授かりません。ハウメアに導かれて二人は、地球上のハヴァイ’イに柔らかな風に乗って飛んで行きました。ハヴァイ’イに到達するとパリテュは褐色の肌をしたハンサムな少年となり、続いてパリハイは、愛らしい女の子に形作られて行きました。二人は、しばらく次の世代の誕生の時が来るまで、このパラダイスを楽しみ暮らしました。

  時が経ち、すべての準備が整った頃、ヌ’ウメラニでは、ハウメアが次の世代の誕生の準備をしています。次なる世代は、四組のカップルと四つ子の女たちでした。その子たちは、またハウメアの頭上から再び眩い光と共に噴射されて生まれて次から次と飛び出してきました。そのエーテル体は、ラーの息吹と共に優しい緩やかな風に乗って、くるくると蔦をつたうように地球に降りていきます。まるで花びらがひらひらと舞い降りるかのように、大気中を優雅に泳いでいきます。

  その四組のカップルと四つ子の女子たちとは、最初に女の子ラウミハ、その夫となるテ タハ テュ ア ラニが生まれ、次にタハ'ウラとその夫となるテュ フリ ホヌアが生まれました。次にタハ タウア トトとテュ ラニ エフ。そしてテュ タウア タヒとテュ アイ メハニのカップルが誕生しました。そして四つ子は、ヒナ マノ ウルア’エ、フフネ、ハウヌ’ウ、ナウラニの四姉妹でした。この十二人のアリ’イたちは、やがて地球上での父と母、パリテュとパリハイの元で再度人間として生まれ変わります。

  ハウメアは、次にまた一組のカップル、そしてまた四つ子、次に八つ子を生み、まだまだ忙しく四千の子供達を生み、次に四十万の子供を産みました。ヴァテアは、その四千の子供達の父親であり、その四千の子供がさらに十六万人の子供達を産みました。そのすべての子供たちは、ハウメアの頭の上から色とりどりの光と共に噴射され、虹に乗って地球にスムーズな道のりで送られて行きました。女神ラタがそれを見守るようにタヒティからポーの闇を明るく照らし、美しいラプソディーを歌い神の子供たちに祝福を送ります。このようにして、ハヴァイ’イに降臨した一つの家系が豊かな地球の生活を繰り広げ生命の木の命を広げていったのでした。

<テュムリポ(クムリポ)の第十三章節より>



今週も愛・喜び・感謝に意識を向けてポノな一週間をお過ごしください。

ク-プナ(ご先祖さま、龍たち)、天使たちにいつも見守られていることを忘れないように



☆保存食や水も2〜3か月分を用意しておくと安心です。最低でも10日分くらいはあると良いでしょう。3〜5年保存できる保存食セットがネットで販売されています。

aloha&pono

  



天地創造の花柄図



上下に枝分かれした葉っぱのようの十字が二つ重なり、その間に上の十字の間には七つの渦があり、これは聖なる七神を表している。下図には聖なる八神が渦で表されている。ボーダーのように真ん中と両端に描かれている蔦は天界の太陽から降臨してきた子供たちを表現している。全体は、唯一の神に従ってこの世を創造した神々を花で表現した図。







  

  

  


  
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