巡り巡る

アロハ　ウハネ

東京から戻って来て、13日に遅ればせながら初詣に行きました。
清里に引っ越してからは、一番近い古神道の神社が小淵沢にあり、身曾枝神社（みそぎじんじゃ）に毎年お参りに行ってます。

古神道の神社には、天照大御神のお札があり、それを頂いてきます。

買う際に、売店のところで、巫女さんがお札を台の上に乗せ、石でカチカチとお清めをしてくれるのが、楽しみなんですが、今年はしてくれなかったので、ちょっとがっかりしました。帰りの車の中で、「どうしてしてくれなかったのかな～」などと考えていると、これは、自分でやれという事だ！と勝手に決めつけました。笑

そして、早速家に戻って、ジミーの散歩をしがてら、川沿いに行き、人のあまり来ない場所で人が触れていない小石を探しに行きました。お清めに使う石を私に貸して下さいと思いながら、氷ついた川の上を見ながら歩いていました。すると、ちょうどいい大きさと形の石が落ちていました。お借りしますと川に伝えて、家に戻り、その石でカチカチとお札を清めてから、神棚の社の中におさめて、すっきりした気分でした。

（古代ハワイでは、石とも話ができるという人たちがいました。日本でも大岩を神として祀る風習がありますね。ハワイでは、今でもむやみに石を拾ってはいけないと言われました。石もいたくてそこにいるんだから、勝手に持って行ってはいけなく、何か理由があって持って行く時には、石に許しをもらうように言われました。許しが出ない時には、また違う石を探すのです。）

翌朝石を返そうと思い、また川の方にジミーと散歩しに行きました。いつもは、絶対に昨日行った場所と同じ方向には行きたがらないジミーですが、不思議な事に、その日は、自ら川の方に行こうとします。『え？もしかして、ジミーは、ちゃんとわかっているのかも。。。』と思いました。私をちらっと見ながらまるで「知ってるよ。川に石を返しに行かないといけないでしょ」といワンばかりで、驚きました。ジミー（犬）やアラニ（猫）は、たびたび、こういう不思議な事をするので、面白いです。

その夕方、またジミーと散歩に行きました。今度は違う方向に行き、森を散歩していると、千円札が落ちていたのです。あまり人が歩かない場所に不思議でした。天照大御神のお札がちょうど千円だったので、あれ？もしかして、石をちゃんと返しに行って、お礼をしたから、森が私にお札の分はちゃらにするよ。。と返してくれたのかしら？笑　なんて勝手に「やった～」と楽しい空想をして、お空に向かってありがとうございます。と頂いちゃいました！

その夜は、そのお金で温泉に行き、またまた自然の恵みに癒された良い日を過ごしました～。

アロハ＆ポノ