Aloha Spirit

古代ポノの教え、太古ハワイ・ムーの記憶、大自然からのメッセージ

鹿と鷹の話

2015-05-11 09:36:44 | 清里の自然
アロハ ウハネ

ゴールデンウィーク中は、清里はものすごい混んでいました。今までにないくらい、萌木の森の広い駐車場のP3まで満杯でビックリでした。ちょっと買い物に出て戻って帰る途中、森の間の少し静かな道に入ってしばらくすると、前を走る車が2台少し停止している感じで、またすぐに走り出したので、なんだろうと思って速度を落していくと、反対車線にバンビーちゃんが車とぶつかったようで、倒れていました。皆ちょっと様子を見ながら走り去って行きましたが、窓をあけて見るとまだ呼吸をしているのが見えたので、どうにも路上において行くのは、可哀想だなと思って、ハザードをつけて車を停め、鹿の方に行ってみました。

鹿がひかれていたという話は時々聞くのですが、清里に引っ越して6年、私は一度も見た事がなく今回が初めてでした。息をしているものの、耳や口から血が出ているので、たぶん内臓をやられているようでした。足も1本は折れているような感じでした。助からないだろうけれど、路上で死なせるのは可哀想な気がして、持ち上げてみたら持てました。野生の動物をこうして抱きかかえるのも初めての経験でした。たぶん30キロくらいの2~3歳のバンビーちゃんでした。そして、森の枯葉と土の上に寝かせてあげて、しばらく体を撫でてあげました。けっこう道路に血が出ていて、かなりの強い衝突だったと思います。安らかに天に召されるようにお祈りをして、その場を離れようとしたら、鹿がバタバタと動いてこっちを見るのです。もう少し撫でていてほしいと言っているように感じられました。いたたまれなく、またしばらく撫でて上げました。呼吸がかなり苦しそうになって来て、数分後にはかなり静かになって来ました。ロミロミのお客様がもうすぐ来る時間になってしまったので、後ろ髪をひかれながら、「大丈夫だよ。もうすぐに綺麗なところに行けるからね。大丈夫だよ。」と言って、最後にまた手を合わせて森の神様に託し、その場を去りました。

その2日後、毎年恒例の斎の杜の羽衣の池に早朝行きました。通常はロミロミの合宿の最終日ですが、今年は開催しなかったので、ウルちゃんと一緒にふたりだけで、ひっそりと行きました。水芭蕉がこの時だけ咲いているので、どうしてもこれは見たいのです。今年は、今までで一番たくさん咲いていました。火山のエネルギーが強くなっているせいでしょうか。そして、森への祈るの歌を歌い、あわの歌を歌いました。すると鷹が一羽やってきて、池の上を歌に合わせて一周迂回しました。その後、池のほとりの白樺に停まり、歌い終わるまで聞いてくれていました。歌い終わるとまた西の方に飛んで行きました。

鷹が歌を聞きに来てくれたのは、今回はじめてでした。まだ鹿の事が頭に残っていたので、もしかしたら鹿を森に還してくれた事のお礼を云いに来てくれたのかもしれないな~なんて思いました。

このような自然の世界を体験すると、自然界は私たちの行動すべてをいつも見ているんだなと実感します。とても嬉しい素敵な体験でした。











- 今週の誓い -

E Na Eha Akua E Na Aumakua E Na Kupuna
自然の神々よ、天使たちよ、守護霊たちよ、ご先祖の皆様

昨日まで経験した事すべてに大変感謝します。

自分も自然の一部である事を強く自覚して
日々、天と地の間に立っている事を感じ、心からの愛と感謝を伝えて行きます。

Mahalo nui loa




aloha&pono







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