陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

かもめ食堂     群ようこ

2006-11-17 23:02:01 | 
かもめ食堂

幻冬舎

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7月はじめに映画を観て、その足で図書館に原作を借りにいった。
20数人待ちだった。
忘れた頃に順番が回ってきた。

原作が色褪せるか?映画が色褪せるか?
かもめ食堂が流行らなくても焦らない生活のゆとりは
一億円の宝くじと言う
現実味があるようなないような後ろ盾があったのかと
原作を読んで謎が解けた。
活字を追いながら、全員の映画キャストが浮かんだ。
猫まで浮かんだ。

がんばらない。力まない。いやなことはしない。
結構、簡単そうで現実的でない3人が
自分の夢を果たしてくれているような気分になる。

最初はお気楽そうに見える
『サウナ我慢大会』とか『嫁背負い競争』『エアーギター選手権』がある
フィンランドと言うイメージでやって来たという。
住めば自然環境は苛酷で人々の生活は質素で」
ふだんジッと過酷なものに耐えている人たちの爆発かもと思い始める。

日本の中だって、結構、フィンランド状態はあるよなぁ~

最近、お疲れモードで映画館にも足を運んでいない

発芽をすっかり摘むいじめ

2006-11-17 08:27:11 | Weblog
研修へ向かう早朝のカーラジオから息子の主治医の声か流れてきた。

周波数はAMローカル局。最近のニュースからいじめについてのインタビューらしかった。

『大人ならイヤなことが起こったら、それを切ってすてて忘れたりの木の枝きりみたいな対処ができますが、子供の場合はそれがすべて。これから育つ芽が全部摘まれてしまうんです。』

全否定は育つことすらできない状態を作ってしまってたんだねぇ~。はぁ~息子の場合、いじめがずっとずっと大人になっても、生き方、考え方、ものの見方にまで、否定的な暗い頑なものがある。摘まれた芽のかわりに、ずいぶんいじけた芽が育ってしまったらしい。

アスぺの特有の事物理解+いじめが育てた特異な性格

息子がすっと前を向いて、自信を持って自己実現してゆける様になるまでには、まだまだ遠い道のりがありそう。

息子の主治医は時間がなくて土曜などに行くと診療3分間クッキングみたいで、薬出す人みたいだけど、ちゃんと良いセンセなんだぁ~

と、とりあえず信頼しとこう。