『積った雪』 金子みすゞ
上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。
下の雪
さむかろな。
何万人ものせていて。
中の雪
さみしかろな。
空も地面(じべた)もみえないで。
友人から届いた一筆便箋に↑の詩が印字されていた。
立場、立場で自己主張して
誰かが泥をかぶるのをババ抜きのように避け合う
譲りあわない会社の会議の後だっただけに
雪のように真っ白な気持ちにリセットしてくれた。
まだ、正味出勤7日目。
上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。
下の雪
さむかろな。
何万人ものせていて。
中の雪
さみしかろな。
空も地面(じべた)もみえないで。
友人から届いた一筆便箋に↑の詩が印字されていた。
立場、立場で自己主張して
誰かが泥をかぶるのをババ抜きのように避け合う
譲りあわない会社の会議の後だっただけに
雪のように真っ白な気持ちにリセットしてくれた。
まだ、正味出勤7日目。