陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

清流の里 ウォーキング10キロ

2011-10-02 17:15:04 | Weblog
どこから書こう?
どの写真を選んでアップしよう?

帰宅したらちょうど福山雅治の沖縄ライブをWOWOW無料放送でやっており、
続けて桑田圭祐の宮城ライブを見て、ようやく眠気。
朝っぱらから眼覚めて、序の舞を読み上げ
だんだん記憶が消えてゆく…

清流の里、ザ・日本の秋という感じだった。
いつものウォーキング例会ではないので、至ってのんきに歩いた。
あんまりゆっくりだとかえって体がだるくきつい事に気がついた。
散歩でなくあくまでウォーキングはスポーツと思った方がいい。
見て歩きなら、距離は短めがよさそう。

しかし10キロくらいならなんともなくなった自分に驚く。

ここは全国のおみくじを作っている家内工業(?)の家があった。
下調べをしてきた人がここらにあるらしいと、たまたま場所聞いた人の家だった。
実に丁寧な説明を受けた。
身を清めて作って全国の神社へ発送。そこで祈祷されてからおみくじになると聞いた。
では、おみくじ写真から~

    

版木で刷って、切って、箱詰め、全国発送なるらしい。写真の版木はうんと古いものだと見せてもらった。
日本で最初のおみくじ自動販売機を奥から出してくださった。

    

お金の重みでカタンと落ちてくる簡単なもの。
まだ動いた。

ここのお庭はきれいだった。



しかるべき手入れがなされて私の好きな山野草は生きてくるものらしい。
ちゃんとエコに役立っている葡萄以外は我が家にもあるが、まるで様相が違う^^;
フジバカマにはもう少しするとアサギマダラという蝶がやってくるそうな。
我が家にもそういえば毎年やってくる。
何度聞いても蝶の名を覚えないからおみくじの説明をして下さった方に、
二度聞いて、二度目は川柳ノートにちゃんとメモって帰った。

さぁ~その後はひたすら歩く。
清流とは良く言ったもので、どこもきれいだった。

  

水車小屋発見。    

山頭火夫婦の苑とあり句碑もあったが、読めません^^;
そこからは人家はぽつんぽつん。田んぼから川に沿った道を行った。     

野草も目につく。
農作業の人はみんな高齢。声をかけると気さく返事が返ってくる。
87歳。堂々の足取り。この空の下で働けばいつまでも元気でいれそう。
どこかバックボーンが違って自分が恥ずかしい。

     

ゆっくり歩いたから写真がいっぱい。

  

 誰かの句にうなずける秋の空と清流の里だった。


今日はゆっくりした。
少し頭と喉が痛い。いきなり秋らしい気温で風邪?
ウィークディを駆け抜けて、週末三連休に屋久島もののけの森へ行けるか?
早寝しますzzz






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序の舞   宮尾登美子著

2011-10-02 07:41:35 | 
序の舞 (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論社


きれいな美人画が飾ってあるのを私は漫然と見ていた。
ある日伴った人が、
  「あっ!序の舞」
とにじり寄ってじっくりと見始め、もちろん庶民の家ゆえ複製であろうが初めて並んで私もじっくり。
上村松園の序の舞が頭にインプットされた日だった。

    

後日、シニア・ナビのしあわせさがしさんがこの絵について書かれていたブログを読んで、
宮尾登美子さんが小説にしておられるのを知り、さっそくAmazon購入。

届いたのは文庫本。思ったより字が小さい。
読み切れるか?不安がよぎったけどぼちらぼちら捲れば惹きこまれた。
こんな美しい絵にたどり着くまでの艱難辛苦。
女性蔑視の時代を生きてきられただけに凄まじい。
ただ画家として本人だけでなく、支えた並はずれた母親の強さにも心奪われた。

母親は離婚に死別で女手ひとつで子の才能を信じて疑わず、
支え育てあげ生涯にわたってマネージャー的存在でもあった。
この人なくて、松園はこの世に存在しなかっただろう。

読んで初めて気がついたが、女性の画家は洋の東西を問わず少ない。
筆一本といえども、文筆とは違って画材や描く場所という道具立てが必要。
表舞台に出られれない女性の時代であったならなるほどとうなずける。

師への思慕がただ多く手慰みの一人と扱われ、
妊娠出産という女の生理は一人の責任とされた歯噛みをするような
分かっていて諍えない寂しさ、誰かにすがりたい思いが愚行をくりかえさせるシーン。

結果の私生児をドンと引き受けたのがまたその母。
母娘二代、明治、大正、戦前昭和のシングルマザー。
今でこそ市民権を得ているが、世間の後ろ指は察して余りある。

ひとつの女の一生でなく一人の高名な女性画家を巡るの幾人もの女の半生も交り合い縺れ合い登場。
あぁ~女。
私もその中の一人。

久々に読み応えがあった。
今朝、読み終わったので記憶がなくならないうちの備忘録。
さぁ~荒れ放題の家のお掃除。
どっこいしょ

こういうのまったくさせなかった母も偉いが絵一筋、
筆しか持たない一生も…う~~んと唸るものがある。

そうそう、平々凡々のこの自分身の丈にあった暮らしが愛おしくもなってきた。
ほんとに、どっこいしょ~


あら?今朝は昨日のウォーキングのことを書くんだった^^;






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