陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

やっぱり落ち着きのない 京都川柳大会の旅

2011-11-09 05:10:57 | Weblog
旅の余韻は一日で吹っ飛んだ。
ついに夕方からの定例川柳会は欠席。
宿題の句だけ届けて、当日の席題はメールで参加。
少し体を休めた。

やっぱり職場は姦しい。
声がデカイし、めいめいの自己主張が強すぎ。

まぁ~どんどん忘れるんで書こう。
最近、ブログは自分の記憶ポケットになっている。

11/5 午後雨の京都に迎えられ
まず五条のビジネスホテルまでタクシーで行きとりあえず荷をおろす。
せっかく来たんだからと言うメンバーの意見で、京都国立博物館へ「細川家の至宝」展を観に行く。
さらさら興味なしで付いていった。
ひやぁ~建物が素敵。
三十三間堂の前にそういえば見た覚えがあるような。
昔の古い記憶がぼんやり蘇る。

いきなり「書」が続く。
読めないし人が入口で溜まっているので、飛ばす。
後でメンバーの聞くと
細川がらしゃの「がらしゃ」と仮名で書いたものなどあったそうで
ちゃんと列に並んで観ればよかった。無念。
能楽が武家もたしなみとか、能の衣装や面が続く。
衣装の刺繍の細やかさなど見入る。
文青文庫に収蔵されていると言う「白隠」の絵などのコーナーにきて
やっと来てよかった気分になる。

細川家ってお金持ちなのねと、元首相のお顔など思い出す。

その後、雨で観光も面倒。早いが飲みに行こうの意見あり。
ほとんど飲めない私。
これが目的というメンバーに引きずられ、この辺り興味薄で場所も覚えていないが
タクシーの運転手さんにその道の通が場所を聞いて大衆的な飲み屋街で下してもらう。
昔懐かしい曲がずっと流れる居酒屋に腰を据える。
ほんの一口で酔っぱらうが気分よし。心地よし。
川柳大会のことはコロっと忘れて楽しむ。

  職場の関係の中の自分は本当の自分だろうかと思う

と、一家の大黒柱で来年3月いよいよ定年後雇用も終わるおっちゃんが言う。
趣味で繋がるメンバーの中では利害関係がない。
話を飾る必要も腹の探り合いもない。
夫に死なれなければ主婦のままで、世の働く人の気持ちを知ることもなかったと思う。
職場のうっとうしさはそういうとこにもある。
若い時10年、中年期になってたった10年しか働いていない私。
一家の大黒柱で40年働き続けたおバカに酔っているおっちゃん方が随分偉く見える。
生きてきたバックボーンがそれぞれのカラーの川柳を作らせている。

  おもろいなぁ~

京都の言葉はやわらかい。
人との軋轢をうまく避けるような響きがある。
標準語にはないあたたかみを感じる。
若い店員さんと冗談を交わし、
家で食べさせてもらえないと言うおっちゃんのお相伴でニンニクをどっさり食べる。

酔って帰って、狭いビジネスの一部屋へ集合。
当日投句を持ち寄って勉強会と称した酒盛りの延長。
ここで全員全没の予兆はあった。
最初から全員が「これは!」という句がなかった。
人数からして入選しない確立の方が高いが、この勉強会での成果か全員抜けた過去もあり、
今回は交友を温める方が主だったか?と
これはこれでまぁ~良かったとする。

11/6大会当日。朝はゆるゆる出発。
朝寝坊が一人居て投句締め切り30分前に到着の予定で出た。
奈良線へ移動中の京都駅で幹事が消える。
ホテルからの連絡を受けていた由。

私がケータイを部屋に忘れているとの連絡。
大会が終わってからその日に友達に会うことになっている。
ケータイでしか連絡方法がない。
私だけタクシーでUターンし、メンバーには行ってもらう。

タクシーは4番目で乗れた。信号でいらつく。
ホテルでタクシーに待ってもらってフロントに走る。
受け取りにサイン。もどかしい。
京都駅についてから奈良線にダッシュ。
電車の中で走りたい気分。
どう考えても投句時間ギリギリ。下手すると間に合わない。
宇治駅まで来て気がつく。
快速の方が早い。
車掌さんに確認して、前に止まっている電車にあわてて乗り換える。
それでも危うい。

メンバーから締め切りの10時30分を40分にしてもらったとメールが来る。
会場の玉水駅に着いたら45分までOKのメールが来る。
歓迎のお茶が差し出されたが飲んでいる暇なし。
タクシーはないか聞く。
ない。
走る。
会場まで川柳会場の幟が続き、歓迎ボランティアさんの案内係さんが立って迷子になることはない。
ボストンバックを持って走る。
セーフ。
受付はどこ?
投句する場所はどこ?
当日句箋を受付でもらった袋から探し出すのももどかしい。

昨夜、メンバーとの勉強会でみたメモ紙の中から考える時間もなく記入。投句箱へ。
私が最後だったらしい。
なんとか間に合った。
私だけでなく電車の関係で遅れる人が数名あったので、時間が延びたと後で聞く。
ここで投句しなければ、何しに来たかわからなくなるとことだった。

結局、いつもの当日会場での推敲時間もなかった。
あそこで閃いた言葉にインパクトがあって抜けた句も過去にあったなどと、
全没の反省は、自分の粗忽にも及ぶ。

当日のあの短い時間の緊張感も大会の醍醐味だったのに、ほんとトホホな性格。
旅に出て忘れ物をしない事の方が珍しい。
今回は取りあえず、全部持って自宅へ辿りついた。

まったり京言葉で会場はあっちと教えてもらったっけ。

    もうすこし落ち着きはなれワタシ

会場には無料お抹茶席が設けられていた。
厚かましく二度も頂いた。

    結構なお含加減でございました

学生時代を共に過ごした友の住む宇治大会付録編はまた書こう。





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