陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

母娘の相似形

2011-11-18 05:39:16 | Weblog
マリーアントワネットと母テレジアの往復書簡から
母娘の関係を紐解くテレビ番組を見た。

記憶の新しいところから映画を観て、その原作を買った。
本棚には捨てがたかったのだろう文庫の遠藤周作の王妃マリー・アントワネットもある。

その程度の記憶の中に、
母との関係は残っていない。

トークも興味を惹いたが
肖像画絵も映画のシーンも、見覚えがあるわくわく感もプラス。

フランスに嫁いで母恋しい娘案じる手紙から
小言と反抗への手紙へ転じ
子を成してからは、また一転して情が流れる。

母と娘は同じ細胞で出来ているかのようだ
三百年前も今も母娘の関係は変わらない
と、結論めいたところで番組は終わった。

自分自身、
娘を持つ母であり娘でもある。

超高齢化社会となり
娘が母親になった頃、この世を去る
マリー・アントワネットその後が長い今も
母娘の離れ難い濃い関係を思う時、

『同じ細胞で出来ている』

その言葉が
ふ~んと胸に収まる。

息子の父親殺しはあっても娘の母親殺しはないそうな。

介護疲れ心中も
言われてみれば
母息子が多いような?

離れて暮らす娘からは
メールも来ないが
ここ数年続けている
年一回の趣味の写真展案内が大分前に届いた。

今開催中のはず。
今年も観には行ってやれない。
来て欲しいとも思ってないだろうが
飽きずに続けていれば、いつか覗きたいとは思う。

便りがないのは元気な証拠。
たまに会うと最近は、
娘から母がお小言を貰う気もする(^_^;)

同じ細胞ねぇ~




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昼休みもウォーキング

2011-11-16 20:02:50 | Weblog
まってました正午。お昼休み\(^o^)/
まず食べるのを後にして、
妹からまた貸しを受けた本を図書館へ返すことにした。

   図書館→郵便局→薬局→パン屋

行程40分と見て残り20分で食べる予定で職場を出た。
お天気良し。
大きいスタンスでサッサと歩く。

 「どこいくの?」「お昼どうするの?」

まいど、ついてランチをしたい同僚を振り切る。
今週末は、もう泊まりで研修。ず~~とず~~と皆様でご一緒の予定になっている。
お休み時間くらい離れていたいとは思いませぬか?

  

前の総理だっけ?その前の前の総理だっけ?そんなことおっしゃってましたわね。
私は今日、職場のみなみなさまと友愛気分ではございませんの。

    石碑~あっち向いてプン~♪

図書館では妹からまた貸ししてもらった「コーヒーもう一杯」を返して
今朝シニアナビのジオテックさんのところで知った伊集院静の「大人の流儀」を借りてくるつもりだった。
図書館蔵書の検索までしたけれど、市立図書館にはないらしかった。
代わりに「少年譜」を借りて~
薬局でカットバンを購入。足の小指がすれて歩くとちょっと痛い。
お財布を開けて…あちゃ!郵便局でお金を下ろすのを忘れたのに気が付いた。
ちょっと悩んだけれどUターン。
おいしいパン屋をあきらめて近いスーパーのサンドイッチ購入。
ひたすら職場へ

途中の住宅街では背の高い皇帝ダリアが満開 

歩くと汗ばむ。朝の寒さはどこへやら。
着るものにホント悩む。
骨粗鬆症に効くウォーキングはこうやってお日様を浴びてするのが一番\(^o^)/
帰着12時30分。
意外と用事が出来るものだ。

出勤前にも恒例のウォーキング30分程度したし、
役所の5階まで階段で上がり降りもした、

   今日の万歩計は13482歩

明日のお昼もひとりでサッサッサウォーキングしようかな?
お局さんが付いてきたいような口ぶりだったけど、
昼休みぐらい金魚のフンは止めて欲しい







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コーヒーもう一杯   平 安寿子著

2011-11-15 20:35:26 | 
コーヒーもう一杯
クリエーター情報なし
新潮社


絶対に逆らってはいけない横柄な「お客様は神様」に啖呵をきってみたい。
こんな会社辞めて独立してやる!
勤め人なら1回2回、いや毎日思わない日はない。

私も過去に辞めて自分で小さく事業所を立ち上げようかと、本気で検討したことがある。
その手のハウツー本がまだ押し入れに突っ込んである。
冷静に計算したら年齢的に元を取るまで働くのは相当きついことが分かって、あっさり却下。

ここのところ、主人公は失恋の煽りで客に啖呵を切り、
会社を辞めざるを得ない状況を作り
周りからカフェをオープンするのだと思いこまれ、後押しをする母や叔母が居り
運命だろうとその気にさせられてゆく。

夢は夢、そう上手くはいかない顛末の後で↓の曲が引用されていた。

BOB DYLAN [DISIRE]から「コーヒーもう一杯」


  腸炎ビブリオ、サルモネラ。ボツリヌス菌。ノロウイルス。カンピロバクター。
  病原性大腸菌に黄色ブドウ球菌。

  彼らはみんな生きている。であるからして、人間と同じく、生きるために必死である。

介護福祉士と介護支援専門員の試験勉強で覚えた記憶がある食中毒菌がずら~♪
なんとも調子よく、笑える。そしてそうそう食中毒菌も必死で生きていると妙に納得させられる。
話はこんな調子で、ふむふむとありそうな話だなぁ~と惹きこまれてゆく。
身近な感じ、等身大。
かくあらねばならない常識にとらわれないスタンスで
最終的にちゃんとメゲズに着実な道を前向いて歩きだす。
めでたし、めでたし\(^o^)/

ハイ!「職場愚痴」で検索したら

   職場愚痴は自分の無能さを語っているようなものだ

と、書いてあるサイトにヒットした^^;
かもね。

上が無能だからと辞めた野球選手が居たけど、その真似も出来ないワケで、
小説の中にワタシの出来ないことをしてくれたワタシが居るみたいな感じかな?

楽しく読めました。
独立のリスクは背負えないんだから、
コーヒー…は止めてココアくらいにして、
明日も生活安定のため、お勤めに勤しみましょう~♪





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スイッチが愚図っています月曜日

2011-11-14 21:02:10 | Weblog
あな恐ろしや~
「職場愚痴」で検索したら自分のブログにヒットした

ウィークディは書くこともなし。
今週末は職場の全員でお泊り研修と相成っている。
願わくばビジネスホテルのシングルであらほし。
夜の宴会はまぁ~耐えるとしても、
職場の皆々さまと、
寝る時から起きぬけの顔まで一緒は思っただけでゾッとする。

いつも金曜日まで、と思うからなんと乗り切ってきたのに
そんなこんなで月曜日は上がらないテンションがますます上がらない。

タイトルは国民文化祭の没句





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歩き足らない10キロ

2011-11-13 20:39:04 | Weblog
今日は某ウォーク大会のお手伝い。
目印の幟を二人交代で持って歩いた。
と、言うわけで写真もそうない。
 
   

ツルリンドウの花が終わったらこんな赤い実になると教えってもらった。

赤ちゃんをベビーカーに乗っけたママ、犬用抱っこ袋?を持って連れている人など
ゆっくりが主体のウォークだった。
いつものウォーキング協会が相当な速度なので、
なんだかかったるく気候の所為もあり汗もかかなかった。

終わって帰路途中にある周回5キロの公園に
思わず車を停めて歩きたい気までした。

ちょうど去年の今頃、6.2キロが初めてのウォーク大会だった。
あの時に協会の存在を知ったのがウォーキング熱の最初。
随分、足が丈夫になった。

10キロでは物足りないなどと言う自分に驚く。
来年の目標は

    20キロくらいなんともないわ

と言うワタシなること。
成れるかな?





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またもパッとしない川柳大会

2011-11-12 19:54:31 | 川柳
久々に良い天気だった。
亡夫の着物をほどいてリメイクしたチュニックとパンツで川柳大会へ出かけた。
今回も抜けない。
大会3位も出た同じ川柳会メンバーの中でドン尻。
平抜き一句のみ。

『化粧』

   コンパクトわたしのおんなチェックする


        

会場出口で「みかんさんですか?」と声をかけられた。
名乗られた名前に覚えがある。
川柳マガジンご常連。
私の方は近郊川柳会で名前が出ることはほとんどないので、その他大勢マイナーな存在でしかない。

この方は句まで覚えて下さっていた。
原子炉を詠んだ私の時事川柳が載っていて衝撃受けた、自分にはない発想だ
と言ってくださったが、わたしの方に無責任にも記憶がない。
出した端から句を忘れてゆく。

家に帰って過去の川マガを繰って探した。
今年の7月号に載っていた

    原子炉が子宮のように見えてくる

今月号ならいざ知らず。数か月前の句を覚えてもらっている有難さ。
たまに誰かの記憶に残る句が出来ればいいや

へしゃげていた気持ちがふっくらパンになった。ザ・単純





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宇治抹茶スイーツ

2011-11-12 06:29:39 | Weblog
今週はずっと旅写真を置いている。
よっぽどウィークデイの仕事がおもしろくないんで、と自己解釈。

しつこく今日も旅のつづき。
今回の旅で心残りは宇治抹茶のスイーツを食べる時間がなかった事。
あぁ~いじましい^^;

もう帰る日の午前中は友達が仕事の午前中はぶ~~らりひとり歩き予定。
前日からこのあたりで休憩と横目でお店を見ていた。
ところがねぇ~ぶうらりはもう私に歯止めが効かない。
平等院へは開門と同時に入ったけれど、 

屋根の上の鳳凰が気になって、
あっちの角度、こっちの角度と望遠でもないチャチなデジカメで撮りまくり。

     

前回はちゃんと中も観てスタンダードな観光ルートを歩いた。
そっか、地元の人に案内してもらったんだ。

それからそれから小雨と夕暮れでしっかり見られなかった源氏物語ミュージアムのお庭の草花を朝の陽で見たくなった。
もう1回いってこっと。 

ミュージアムは月曜日で閉館。
それで前の日の閉館に急いだのだった。

時間があったら源氏物語の関連図書が集めてある図書室も喫茶も座って過ごしたかった。
各種講座もここで開かれるとか、堪能するにはいっそ住むっきゃない気がする。
お庭でがまん、がまん。

 

どこを撮っても絵になる。
うれしくって、
朝イチ、平等院で仲良さそうな熟年夫婦にデジカメシャッターを押してあげ、
わが身がさびしくなったのも忘れエンジン全開。

こうなると止める人もいないひとりのふうらりふうらりは止め処がない。
観光マップより観てあの景色まで歩いて行こうと、目と山勘。
迷子になれば口がある。尋ねればいい。人はそう悪人ばかりではない。
と、全人類善人説になっているあぶないおばちゃんかもしれぬ。



ここは前来たときは桜満開だった。

  

ハッと気がつくと、JR宇治駅まで行って友達と待ち合わせの京都駅までの移動時間とぎりぎり。
宇治甘味処を横目にひた走り、今度は覚えた快速電車に飛び乗った。

仕事を終えた友達と京都駅で合流。
駅のホテル15階でランチ。
平日のランチはおばさまばっかり。自分もか^^;

   

お上りさんは京都駅がめずらしい。
友達をひっぱってあそこ行こうと高いとこ巡り
宇治で逃したスイーツを取り返そうかと思ったら
有名な甘い処は行列で待たないと座れない。

もう一応予定していた新幹線の時間が近い。
ひとりだからどうにでもなるが、最近はすぐ後から体にくる。
翌日の仕事に差し支えない時間には帰宅しておきたい。
涙を飲んで新幹線口で友とバイバイ。涙を飲んだの…友達?宇治抹茶スイーツ?

ホームの売店でみっけ

喜んで車内でパックン。外箱の表示を見れば兵庫県の○○牧場。お茶は宇治???
また行くからいいんだ。
こんどは先に甘み処巡りからまいりマス(*^_^*)


ちょこっと出かけると、
いつまでも飴玉みたいに口で転がして余韻を楽しんでいる。
モコも居るし2泊3日が限度の小さな旅しかできないけれど
できる範囲の楽しみで、満足、満足

さぁ~今日も近郊の川柳大会。
国民文化祭に同行した仲間がまた選者に選ばれているから、みんな仲間意識で参加。
選者が80代の大御所から60代に移行してきている良い傾向かもしれない。

苦吟した今日投稿予定のをちょっこと昨日、隣席の同僚にみせたらニタニタ笑ってくれた。
スマンデス。
私のお腹の中は相当、ブラックなの

今日はどうかな?
またまたまた~~~~全没でないことを祈ろう

行く前にそうそう、母に会ってこっと。
まだワタシを忘れていないのの確認に。






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今日は介護の日なんだって

2011-11-11 05:28:13 | Weblog
毎日仕事で使っている手帳の今日の日付に「介護の日」と書いてある。
スケジュールボードに赤で昨日書き込んでおいた。

   なんで介護の日?

介護従事者が知らない。
ケアマネが7人も居て、まったくご存じない

私もはて???
さっそく調べてみた。

************************************************


11月11日は「介護の日」 ~毎日あったか介護ありがとう~

 厚生労働省において,平成20年度から11月11日が「介護の日」として設定されました。
 介護を必要とする人や介護の仕事をしている人だけでなく,地域に暮らす一人として,社会の一員として,この日を介護について考えるきっかけとしましょう。

1 介護の日とは

 介護についての理解と認識を深め,介護サービス利用者及びその家族,介護従事者等を支援するとともに,これらの人たちを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から,高齢者や障害者等に対する介護に関し,国民への啓発を重点的に実施する日として設定されました。

2 日にち

 11月11日
 「いい日,いい日,毎日,あったか介護ありがとう」を念頭に,「いい日,いい日」にかけた,覚えやすく,親しみやすい語呂合わせとなっています。

************************************************

そういえば、去年もこんなこと書いたかな?
ハッハッハ(*^_^*)
あったあった。過去アップに
                      
              クリックしていただくと記事に飛びます。
            市の介護保険課職員が知らなかったって書いてる^^;


毎年、忘れている介護の日。
お国主導の命名日ってそんなもの。
介護従事者までが記憶しないって
ちっとも覚えやすく、親しみやすいごろ合わせじゃないんじゃない?
いっそ、祝日にでもしていただければしっかり記憶することでしょう~♪

   あったか介護ありがとう

書いて疑問におもうことがある。
これは介護される側が感謝の言葉を口にしていることになる。
感謝を強要されるような語呂合わせ?

「ありがとうと言ってもらえるような介護をしなさい」
                  と、厚労省は言うとられますか?



11/7 朝日新聞 歌壇でこんなのを見つけた。

  今日行くと言えば朝から待っている施設の義母は指輪もはめて
                             (船橋市)  田中澄子


歌壇で見つけてメモった短歌。
私もチクリと痛い。姑のケアハウスへの足取りは重い。

昨日、包括支援センターから2年前の予防介護の委託料請求の問い合わせがあった。
たった一人当たり8件のために会社が管理ソフトをケチっていてれくれない。
今、現在利用のない方で書類は倉庫の方へ保管。PCには何も入っていない。
かろうじであった私のメモ帳と覚書ノートで記憶を辿った。
直接、利用者さんに何も関係ないところで、古い書類の見直しなどしている包括支援センター。
目線はどこを向いている?

市の介護保険担当は年中、有給休暇中。
問い合わせに数日を要することがある。

直接介護にあたらない書類ばっかり睨んでいる。
くるくる変わる介護保険に合わせたプラン作りに支援調整。
もっと介護保険がシンプルだったら本人や家族でもできること。
いっそケアマネを全廃したら、介護保険の財政圧迫は多少緩和される気がいつもする。

こんなこと書いたら、
ちゃんと仕事をしていないからそんな事が言えるとかなんとか
同業から袋叩きかもね?


介護保険とともに出来た私の仕事。
疑問符ばっかり?????


今日はどこかで介護の日イベントが行われるのかな?
これも仕訳した方がいい? 税金をあっさり上げる話の前に。 


   





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いつかまた泊る

2011-11-11 04:41:56 | Weblog
いつか春爛漫桜満開の宇治にひとりで来た。
友達が安くて良さそうな宿を手配してくれた。
そこが『ふじごよみ』さんだった。

今度もそこをお願いした。
それは川柳大会に参加すると決めた6月か7月。
うんと早い時期だったと記憶する。

色よいお返事でオーナーさんに会うのも楽しみにもしていた。
市役所を辞めてオープンされたそうで、精神保健福祉士や社会福祉士の資格ももった福祉に造詣の深い人。
親しく泊り客と話されるお人柄で、そこを探してくれた友達はそれがご縁で、
少しからだの弱い彼女をボランティアでお手伝いしていた。

階下は喫茶店で、2階がお泊りの部屋。
部屋はひと組しかない。

10月末に断わりの知らせがもたらされた。
入院中で店が開けられないとのこと。
私が来るまでには治っている予定だったけれど、残念ながら長引いてしまったと。

あわてて余所をネットで予約。
友達はオーナーからのお詫びの品を預かって持ってきてくれた。
私の猫好きを知って、猫グッズをいっぱい集めて飾って待ってて下さったそう。
その中のひとつ指定があり店から運んできたんだそうな。
 
   

次の朝、宇治川べりの閉まっている店まで歩いた。
雨上がりが心地よい。

  

店の位置はすぐに分かった。

 

小さな路地風の奥が入口。  

毎年秋には宇治ウォークラリーが行われると聞いた。
いつかそう遠くないうちに参加してみたい。
その時はきっと必ず『ふじごよみ』さんに泊めてもらうと決めている。








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続いて源氏物語 宇治の夕暮れ

2011-11-10 06:09:11 | Weblog
川柳大会ではメンバーの誰も表彰台にの上ることがなかったので、
選が終わった時点で会場を出た。
私には次の用事が待っていた。

玉水から快速で二駅だったか?
宇治駅から少々距離のある源氏物語ミュージアムへ入館可能時間までに入る予定だった。
できたらゆとり持って館内で過ごしたい。
またまた会場から駅にダッシュ。
他のメンバーにはごゆっくりと言ったが、私に付いて来た。
次から次に落ち着きのない行動が続く。

同じ電車に乗って宇治で一人降り京都駅へ向かうみんなと別れた。
宇治駅で会う予定の友達にメール。
予定より早くひとりでミュージアムを観ておいて、そこで合流することに。

タクシーでミュージアムへ。
源氏ゆかりの秋の草木花がいい感じ。残念ながら夕暮れが迫り、小雨模様。
友達との再会にキャッキャと言っていたら
後ろから学芸員さんに写真を撮ってあげましょうと声をかけられた。
あまり我が姿は撮ってもらいたい歳でなくなったが、ご厚意にツーショット。
それは止めて、景色を置いておこう^^;

  

ムラサキシキブではなくコムラサキシキブだとのこと。
館長さんは瀬戸内寂聴さんで、もっとちゃんと手入れをしなさいと叱られていると学芸員さん。
充分、自然な感じできれいだと私は思ったが。

地元の友の道案内で宇治川沿いの宿までミュージアム裏から上宇治神社を抜けて歩く。

  

だんだん暮れてゆく。

  

ムードと関係ない話で盛り上がりつつ、お宿に到着。
    
 
この後、茶そばに飯蒸しという鰻と一緒に蒸されたおこわが竹の皮に包んであるものやら並んだが
食べるしゃべるが忙しく、写真を撮っている暇はなかった。

この前、目の前の友に会ったのはいつ?
だんだん記憶が危なくなる。
同窓会だったよね?あれは?去年?いや2年前???
あの時の同じ学生寮仲間と温泉旅行の約束がまだ果たされていない。
若かったあの頃、同じ釜の飯を食べた仲間とは、
なにか姉妹か肉親のような垣根のない関係が間に何年あろうとも会えばすぐによみがえる。

いつか秋の京都を歩いた四人で冬には由布院へ行こう~♪
この際、2月○日と勝手に日にちまで二人で決定してメールしてしまう。

明日は午前中仕事という友とは、お昼に京都駅の約束で遅くならない時間に別れた。

就寝前にはメールの返信やら電話やらで、
住んでいる場所バラバラな仲間と強引な約束がほぼ固まる。

ヘルニアを患った夫が元気を回復。
最近、いつ登れなくなるかわからないからとせっせと暇を見つけては山へ登っていると友が語った。
なんだかすごく良く分かる。
いつ何時どうなるか?先がそうバラ色で続くとは思えない。
出来る時楽しめる時に貪欲になっている気がする。

気分はハイハイハイ。
睡眠導入剤を飲んで爆睡。
明日はゆっくり宇治探索と心に決める。ほんとうかな?





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やっぱり落ち着きのない 京都川柳大会の旅

2011-11-09 05:10:57 | Weblog
旅の余韻は一日で吹っ飛んだ。
ついに夕方からの定例川柳会は欠席。
宿題の句だけ届けて、当日の席題はメールで参加。
少し体を休めた。

やっぱり職場は姦しい。
声がデカイし、めいめいの自己主張が強すぎ。

まぁ~どんどん忘れるんで書こう。
最近、ブログは自分の記憶ポケットになっている。

11/5 午後雨の京都に迎えられ
まず五条のビジネスホテルまでタクシーで行きとりあえず荷をおろす。
せっかく来たんだからと言うメンバーの意見で、京都国立博物館へ「細川家の至宝」展を観に行く。
さらさら興味なしで付いていった。
ひやぁ~建物が素敵。
三十三間堂の前にそういえば見た覚えがあるような。
昔の古い記憶がぼんやり蘇る。

いきなり「書」が続く。
読めないし人が入口で溜まっているので、飛ばす。
後でメンバーの聞くと
細川がらしゃの「がらしゃ」と仮名で書いたものなどあったそうで
ちゃんと列に並んで観ればよかった。無念。
能楽が武家もたしなみとか、能の衣装や面が続く。
衣装の刺繍の細やかさなど見入る。
文青文庫に収蔵されていると言う「白隠」の絵などのコーナーにきて
やっと来てよかった気分になる。

細川家ってお金持ちなのねと、元首相のお顔など思い出す。

その後、雨で観光も面倒。早いが飲みに行こうの意見あり。
ほとんど飲めない私。
これが目的というメンバーに引きずられ、この辺り興味薄で場所も覚えていないが
タクシーの運転手さんにその道の通が場所を聞いて大衆的な飲み屋街で下してもらう。
昔懐かしい曲がずっと流れる居酒屋に腰を据える。
ほんの一口で酔っぱらうが気分よし。心地よし。
川柳大会のことはコロっと忘れて楽しむ。

  職場の関係の中の自分は本当の自分だろうかと思う

と、一家の大黒柱で来年3月いよいよ定年後雇用も終わるおっちゃんが言う。
趣味で繋がるメンバーの中では利害関係がない。
話を飾る必要も腹の探り合いもない。
夫に死なれなければ主婦のままで、世の働く人の気持ちを知ることもなかったと思う。
職場のうっとうしさはそういうとこにもある。
若い時10年、中年期になってたった10年しか働いていない私。
一家の大黒柱で40年働き続けたおバカに酔っているおっちゃん方が随分偉く見える。
生きてきたバックボーンがそれぞれのカラーの川柳を作らせている。

  おもろいなぁ~

京都の言葉はやわらかい。
人との軋轢をうまく避けるような響きがある。
標準語にはないあたたかみを感じる。
若い店員さんと冗談を交わし、
家で食べさせてもらえないと言うおっちゃんのお相伴でニンニクをどっさり食べる。

酔って帰って、狭いビジネスの一部屋へ集合。
当日投句を持ち寄って勉強会と称した酒盛りの延長。
ここで全員全没の予兆はあった。
最初から全員が「これは!」という句がなかった。
人数からして入選しない確立の方が高いが、この勉強会での成果か全員抜けた過去もあり、
今回は交友を温める方が主だったか?と
これはこれでまぁ~良かったとする。

11/6大会当日。朝はゆるゆる出発。
朝寝坊が一人居て投句締め切り30分前に到着の予定で出た。
奈良線へ移動中の京都駅で幹事が消える。
ホテルからの連絡を受けていた由。

私がケータイを部屋に忘れているとの連絡。
大会が終わってからその日に友達に会うことになっている。
ケータイでしか連絡方法がない。
私だけタクシーでUターンし、メンバーには行ってもらう。

タクシーは4番目で乗れた。信号でいらつく。
ホテルでタクシーに待ってもらってフロントに走る。
受け取りにサイン。もどかしい。
京都駅についてから奈良線にダッシュ。
電車の中で走りたい気分。
どう考えても投句時間ギリギリ。下手すると間に合わない。
宇治駅まで来て気がつく。
快速の方が早い。
車掌さんに確認して、前に止まっている電車にあわてて乗り換える。
それでも危うい。

メンバーから締め切りの10時30分を40分にしてもらったとメールが来る。
会場の玉水駅に着いたら45分までOKのメールが来る。
歓迎のお茶が差し出されたが飲んでいる暇なし。
タクシーはないか聞く。
ない。
走る。
会場まで川柳会場の幟が続き、歓迎ボランティアさんの案内係さんが立って迷子になることはない。
ボストンバックを持って走る。
セーフ。
受付はどこ?
投句する場所はどこ?
当日句箋を受付でもらった袋から探し出すのももどかしい。

昨夜、メンバーとの勉強会でみたメモ紙の中から考える時間もなく記入。投句箱へ。
私が最後だったらしい。
なんとか間に合った。
私だけでなく電車の関係で遅れる人が数名あったので、時間が延びたと後で聞く。
ここで投句しなければ、何しに来たかわからなくなるとことだった。

結局、いつもの当日会場での推敲時間もなかった。
あそこで閃いた言葉にインパクトがあって抜けた句も過去にあったなどと、
全没の反省は、自分の粗忽にも及ぶ。

当日のあの短い時間の緊張感も大会の醍醐味だったのに、ほんとトホホな性格。
旅に出て忘れ物をしない事の方が珍しい。
今回は取りあえず、全部持って自宅へ辿りついた。

まったり京言葉で会場はあっちと教えてもらったっけ。

    もうすこし落ち着きはなれワタシ

会場には無料お抹茶席が設けられていた。
厚かましく二度も頂いた。

    結構なお含加減でございました

学生時代を共に過ごした友の住む宇治大会付録編はまた書こう。





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きりこについて   西 加奈子著

2011-11-08 08:03:47 | 
きりこについて (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)



取り急ぎ、読んだ本を次から次に忘れるので、旅の話の前に記しておく。

帰り新幹線はおとなしく一人だし、最後の宿も一人。
川柳作りに追われているとは言え、絶対に活字中毒症状が現れ、
川柳マガジン11月号も携えてはいたが、川柳も飽きるに違いないと
薄くてスラスラよめそうな軽い文体で、しかも猫の話だというのでのこの文庫本を選んだ。

娘の写真で作ったお手製ブックカバー
をつけて、荷物に忍ばせた。

ちょうど、帰りの公共交通機関待ち時間から移動時間を楽しませてくれた。
西加奈子氏は時にえげつないと目をそむけたくなるようなシーンを書かれる。
読み終わって、えげつないとこだらけのこの世にある事実をかかれてあるのに、
えげつないと思う自分がえげつないことの事実に気がついた。

あるがままの自分を肯定して生きるに、じゃまな、気になる他人の目。
それがなんだ!と力瘤を入れて書かれているシーンには感動した。
他人を見るフィルターを持ってないようで持っているのが人間。
そのフィルターがあるがままを肯定して自分らしく生きてきた人を
そのフィルターを通した目線の言葉を投げかけられることで
天真爛漫であるがまま生きてきた人を、完膚なきまでにたたき落とす。

恥じらいあって内容は書けないが、
レイプの訴えを、半裸のような服を着て声高に言う女性を、
明らかにその格好が悪いと警官も相談者も言うシーンの反論。

  自分のおっぱいと足が綺麗とおもうからだしてんの。
      それをなんで、襲うてくれ言うてるなんて、思われなあかんの


解説者も特にここに感動したと巻末に書いてあった。
私もしかり。

猫は猫らしく生きて、誰からも咎められない。
小説では可愛いは猫に禁句となっているが、可愛いだけで人はすべてを許している。
かわいいの基準も、どうみてもわけのわからない模様三毛だって、
どんなにデブでも毛が抜けて汚れていても、可愛いと思う飼い主には可愛いにのだ。

小説はのっけからこれでもかこれでもかと
ぶす、それも超ど級のぶすの描写から始まる。
かわいいと両親に言われ続けて、自分はかわいいと信じ込んで大きくなる。
両親は芯から一人娘を盲愛。世間の基準から外れているわが子の姿を本当に可愛いと思っている設定。
親のこういう気持ちが子を素直にに育てるという、
私には遅すぎる教訓。

思春期にさしかかった子供の残酷さで、ぶすと初恋の人にいわれてしまう。

「じぶんのどこがぶすかわからへん」」と悩む。

そしてそれを知って納得してから、猛烈な自己否定が始まる。
ふわ~と花のようなそれも大輪の花のような存在から一気に落ちる。
部屋から出られなくなり昼夜逆転。

この小説は
そんなきりこにずっと寄り添って生きた猫の
シャイさが自分でなく自分史として飼い主を書き綴ったことになっている。

黒子猫は運命的にきりこに拾われ、ラムセス2世と名づけられ。
賢い、そうとう賢い猫である。

うちのモコはどうかな?
時に賢すぎるのでは?と思うこともある。
もしかして、ラムセス2世みたいにシャイな気持ちで自分を語らず
飼い主を主人公に猫半生記を死期を悟った時期に書き出すかもしれない。

あるがままの自分でいることが、世間一般に受け入れ難いとわかり
協調も覚える大人で話は終わっている。

外見や言動やその人のしてきたことの外側容器で人を判断していないか?
ちゃんと中味でつきあっているか?

ないようである自分の色眼鏡にハッと気付かされるうつくしい小説だった。

それから京言葉の表現のやわやかさにうっとりしての帰路。
関西圏の会話の小説は、よけいに『ようおすなぁ~』の世界に導いてくれた。

朝からいただきました。宇治・伊藤久右衛門のかぷち~の

友達がお土産に持たせてくれた
ありがと
元気出たよ~行ってきます




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待っていた分だけモコは膝の上

2011-11-07 19:42:43 | Weblog
ただいまの玄関にモコが待っていた。
今も抱っこ。
さびしかった分、甘えん坊して補てんしてるんだにゃ~

明日、仕事だし、川柳会だし、
旅の洗濯物が山だけど、
ちょびっとデジカメをPCに落としてみた。

紅葉スイッチオンまでもう少しの宇治はどこも綺麗だった。
一枚だけ置いて、続きはまたにしよう。





生ゴミも明日。
モコのトイレシートを取り変えなければ。

さぁ~現実、現実





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全ボツの反省

2011-11-07 06:00:14 | Weblog
少々、ショック。
私だけでなく
共に来たメンバー全員ボツ。
他の県内柳会の人も数人居られ会場で挨拶したが
当日句は一つも読み上げに聞かなかった。

呼名の中に、
川柳マガジンご常連や選者をされた方の名前も聞いた。

読み上げられる句には
素直さと発想のおもしろさがあった。
課題の捉え方にも幅があった。

全国レベルの大会会場での全ボツは効く。

チマチマと人の句をあたって、
ああでないこうでないと批判から入る地元柳会。
課題の解釈にしても、否定はダメだとか、
マイナスな気持ちの句はダメとか、
下五に助詞は座りが悪いとか、
ダメダメばっかり教わったってきた。

そういうダメダメと教わった句がちゃんと選者を抜けた。

技巧に走っては面白くない。

会場で川柳マガジン発行の新葉館が書籍販売をしていたが 
目新し本がなかった。

会場には中高年しか座っていない。
どこの柳会も。若手で五十代。
トップは八十代後半。
愛好家に若い人が居ない。

テレビでやっている川柳は川柳じゃない。
サラリーマン川柳など公募川柳も然り。
ダジャレと品格のない可笑しみばかりが持て囃される。
それが川柳だと思われている。

今月号の川柳マガジンにも
尾崎三柳論『川柳の現在と将来』
に、衰退の一途の行方が憂いてあった。
論の結びに
『社会性の詩』とあった。
魅力ある作家あれば、おのずと発展すると。


育てるより、羽をもぐような、お互いへの批判と否定も気にせず
のびやかにやらせて貰おう。

せっかく足を踏み入れた
定型短詩の世界。
苦しみながら楽しもう。
発想できる五感と、柔らかな思考力が必要らしい。

さて、私は…
脳味噌が動脈硬化を起こさないよう
脳のストレッチ程度か?

大会誌が届くのが楽しみだ。

今週は、明日に地元柳会、週末にメンバーが選者の隣町の大会。
川柳マガジンの締め切りも迫る。
今、大会会場から快速ふたつ隣の宇治に、泊まってる。

昨夜は旧知と友好暖めた。
午前中、仕事の彼女と今日再び京都駅でランチして帰路につく。

でかい反省をしたわりに、
句作気分わかず、少し疲れた。

二年前こちらに来た春は朝から歩いた。山まで登ってしまった。

今朝、その気にもならず。
大体が予定の詰め込み過ぎ。

今しておかないと
乗っておかないと
次には体調不良か家内のゴタゴタで、
ダメな予感が支配し
うかうか走る。

これも老いかな?


旅の宿。
睡眠薬の切れかかったぼよよ~ん脳にて。




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雨あがる

2011-11-06 07:38:47 | Weblog
朝食をエントランスで食べていたら
フロントにまちがいなく忘れ物が届けられた。

お礼に立つ間もなく、青年店員さんは去っていった。

京都国立博物館『細川家の至宝』でメンバーが求めた品。

忘れん坊はわたしじゃあなぁ~い(^O^)
めずらしく。

おねぼうさんに替わって受け取ってあげておいた。


思ったほど、肌寒くない。
むしろビジネスホテル内は蒸し暑い。

どうでもいいが

昨夜、しこたま食べたニンニクも香らない気がする。

フロント集合時間まで、小一時間。
もう一度、しっかり歯磨き。
最後の句の見直し添削に入る。

川柳メンバーと職場では絶対にない
腹を割った話が出来ただけで旅の目的は達成した気もするが…

きょうの課題『野菜』の選者は
やすみりえさん。

どんな句を選ばれるか?
川柳人口高齢化の中、おおいに楽しみ~♪



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