何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

人間座第59回公演、無事終了いたしました。

2013-12-09 22:58:40 | するみる表現
おかげさまで人間座第59回公演「湖のまるい星」無事全日程終了いたしました!

御来場頂き舞台を見届けて下さったお客様

支えて下さったスタッフの皆様

御支援いただいた皆々様に

ありがとうございました。

おかげさまでおかげさまで

無事怪我をすることもなく健やかに公演を終えられました。


演劇の大先輩、プロで活躍されてるスタッフさんに囲まれ勝手に萎縮することが多々ありましたが

終えてみて幸せだったと本当に思います。

ここに寄せてもらえて良かった

形ない分厚いものの受け渡しやぶつかりをたくさん目の当たりにして

それでも進むためにと折れないこと勝手に折ってしまわないこと

今の自分では理解できないことも受け取って

これはきちんと置いておけばいつか私の腑に落ちるものと思って

それは嬉しいことです。

わかったなんてとても言えないです、きちんと目の当たりにするまで私がそれを引っ掛けておかなければ

こういうことは開かない宝箱もらったみたいなもんでめちゃくちゃわくわくするんです

これから見つけるものだから



発音がおかしくて指導してもらったんですが、

音がちゃんとすると、不思議と画が浮かびやすくなるんですね、びっくりしました

今まで役者やっててそれ言うかと思われかねないですが、

びっくりしたんですよ、本当に言葉から色彩が立ちあがるのを感じて

ああー、すげえーとおもいました

演劇が言葉を扱う意味を、今感じた、ような、


私は最後に二回しゃべる台詞が大好きで

稽古期間中自分がそれを全然つかめないのが歯がゆい時間ばっかりでしたが

「それ」を表現するのにたくさん要する、「それ」はでも容易な言葉にはできないもので

ああこうやって言うんだ、と

鈴江さんほんますげえと、思って


この本好きで

本を読んで一番やりたくなった役をいただいて

憧れの人たちと共演できて舞台作らせてもらって

めちゃくちゃ嬉しい言葉をいただいて


呆然としています


暗転中に暗い袖口から舞台に出てくるって言うのは

産道通って現世に出てくるのとおんなじで

わくわくして恐ろしくててでも異様に冴えていて野心的で

何度も生まれるんですね、役者は



死にたくなるような風景、それは

生きている実感が映る、ということだと

鹿児島の山を見てると、ここに埋まってそのままになりたいと思った

浄土感と呼んだんですが、見てて美しい以上に、なんか一体化したい気持ちがわいてきて

吸い込まれたくなるていうのは、よくわかる気がして


生き死にのことを話すお話でしたが、舞台というもの自体がそれと切り離せないものだと

改めて感じた



気持ちがいっぱいあって


充実した時間だったんだと、心底思いました。


仕合せに、ただありがとうございました。

知りたいこと考えたいこと飛び込みたい穴、いろいろもらって

おかげさまで進みます。






















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