何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

白紙のノート

2015-03-09 22:19:39 | Weblog
私が一番好きだったおもちゃ

親に買って買ってとせがんだのは
大学ノート5冊セット
1冊ごと違うお話を書くから
続きを書くから
しかもマンガだから
あっという間にページがなくなる
お話は書きはじめたら
思いついて続き書くまで放置するし
ノートはどんどんかさんだ
私の勉強机は兄からのお下がりで
本棚が横についてるやつ
大学ノートがひしめきあっていた

うっかり兄姉が見て
私を笑い者にするので
見えないとこに置く必要もあった

あれは誰かに見てほしくて書いてたんじゃなくて
書きながら世界に浸るのが楽しかったのだ
そう思い出すと本当に兄姉には腹が立つが
やつらからしたら
「書くのは見せたいから」だったんだろうな

鉛筆と消しゴムと紙があればよかった
漫画が好きで憧れてGペンを使ったら
原稿用紙がインクで滲んで穴が開いた
ややこしかった
下書きでもろもろになった紙は弱いことを知る
筆圧が強すぎることを知る
スクリーントーンをはった
原稿用紙を切り刻んでいた
切り込む力が強すぎることを知った
インクや墨汁・描線の強弱で紙の白さとのコントラストがやたら美しく感じた
すると紙はよりきれいな方が望ましくなり
描いては消すをしなくなった
下描きを本描き紙に写すことも始めた
じっくり自分の好きなように描くのは楽しかった
白面にうきあがってくる何かしらをはっきりさせればさせるほど面白く

色のつけられるものなら化粧品でも塗ってみた



ほぼ描かなくなった今
あの頃の私が今を知ったら嘘だろと絶望視するだろう今
変わらないのは
白いノートが好きなこと
柄のあるノートやメモは
書き加えられて画面が育つことはない
かわいいフェリシモの手帳を使いながら
使うほど絵として汚くなっていくと感じる
それを罪悪のように感じていた十代二十代前半を終えて
汚くなっていくことにも馴れた今

変わらないのは白紙のノートが好きなこと

厄介なのは
消せないものでしか書けないこと

一回書いたら白紙の美しさは取り戻せないから

せめてもの消しゴムを使わない潔さ
の つもり
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アイスっておいしいなあ

2015-03-09 21:14:04 | タベモノタベモノ
炒り玄米を作ってみた
ボリッボリ、ていうかゴリッゴリ
うまい
食べ応えのすごさ
「ああ食べ物だ!」という実感150パーセンテージ
人によっては「食うもんじゃない」と思わしめる堅さかも
しかし私にはそれがいい
ジャイアントコーン(でかいトウモロコシの方)も
ガリッガリ感がもう
ガリガリ君なんて目じゃないガリンゴリンボリンみたいな
入り玄米はジャイアントコーンよりゴリゴリ感いささか増すしね
非常食にもよいそうで
私どうも堅い食べ物が好きみたいよ
でも噛み砕けるやつね
砕く感じがいいのかもしれない
やっぱり戌が強いんじゃないかな
寅からきて猫か
私用カリカリ的な

きのう雪見だいふく食べたらおいしくって
今日モウバニラ食べたら一口ごとおいし嬉しくって
なにこのアイスっていう食べ物は
うまいなあこんなにもうまいのなあ
と思いながら

私どうした?
なんか変わったのか?
え、本当においしいけど今までこんなにおいしいと思ったことあったか?
なになんの妙がアイスをこんなにおいしくしちゃうの?
食べ終わったらすごい寒いんですけど


コメント (2)
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