気の向くままに

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大学入試改革案

2014-12-24 10:27:10 | 日記

大学入試改革案を、中央教育審議会(中教審)が二十二日、下村博文文部科学相に 答申した。 「絵に描いた餅になることなく、やり尽くすことがわれわれの使命だ」。二十二日の答申を受け、下村博文文部科学相は自らの不安を払拭するように語ったという。

 今の小学六年が高校三年になる2020年度から導入。ペーパー試験で測る学力重視から、人物重視の入試に変わりそうだ。

評価の公平性を懸念する。

①「個別入試は各大学の主観に任されるのか。
② 受験者が毎年数万人に上る私大では、論文の採点や面接をできるのか。
  文科省は作問や採点の民間委託も検討するとのこと。
③ ペーパー試験の入試では田舎の公立高校の受験生でも高得点を取れば東大に合格できるが、人物重視だとそうはいかない。公立高校の受験生が灘や開成の生徒よりも優秀であることを証明する手段なんて、ペーパー試験以外にはほとんどない。

④ ガリガリ参考書開いて勉強するより、大学入試でアピールするためのエピソード作り(例えば海外留学経験とか日本自転車一周旅行とか)が重要になると、貧富の差が生じる。ペーパー試験は男女、氏素性、貧富に関係なく平等に競争できたところが最大の利点と思う。

新しい大学入試はどんな社会をつくっていくのだろうか・・・。

 

下記HPなどを参考にした。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014122302000132.html