気の向くままに

終着はいつ、どこでもいい 気の向くままに書き記す

「ありがとう」

2015-09-05 18:37:16 | 日記

 飛騨路は外国人観光客でにぎわい、拙い英語で何度も話す機会があった。
   
      
 岐阜県の平湯温泉のバス乗り場で、2組のスペイン人グループに英語で「高山行きバスはどこで乗るのか」と聞かれた。係員の姿は見えない。定刻を過ぎても最終バスは到着せず、どう説明しようか悩んでいると、約10分遅れでやって来た。一緒に乗り、安心して車内で眠った。前方から大声が聞こえて目を覚ますと、高山駅前に到着し、スペイン人たちが笑顔で両手を振って「サンキュー」と何度も叫んでいた。

 高山市に宿泊した外国人は2014年、28万人と過去最高になった。高山駅前の観光案内所には、日本語を含む10カ国語の散策マップが並ぶ。旅の途中、豪州から来た女性に高山の魅力を尋ねると「伝統があってきれい。訪問できて幸運だった。朝市で好物のナスビを買うのが楽しみ」と答えた。

 道を聞かれ、写真撮影を頼まれる度に緊張したが、別れ際、サンキューのほか、意外にも日本語で「ありがとう」と話す外国人が多かった。感謝の一言は心を温かくした。【中村宰和】

毎日新聞 2015年09月05日 中部夕刊   憂楽帳

 

<memo>

 石川県音楽堂で開催された「太極拳交流発表大会」に参加のため電車で金沢駅へ行った。音楽堂は駅の隣だし、新幹線開通後の金沢駅の変わり方を見たかったからである。

 土曜日なのに電車の座席はみな埋まっていた。IR経由金沢駅になってから運賃が400円から480円にアップしていたこと、金沢駅8時52分到着。駅の混雑にびっくりした。音楽堂方向に行く人が多いのを初めて経験した。表演用の服を着た人が少なからずいた。

 交流会が終了して、森田さんと駅に向かう途中に萩の台の皆さんに会って、「コーヒーでも」と親切にも誘われたが辞退して駅の中を見て回った。目に留まったコーヒー店で電車の時間待ちして乗車。

 久しぶりに金沢へ出るから良い機会だと、県立美術館~片町界隈へでもと思っていたところであったが、諸般の状況を勘案して止めにした。帰って飲みながら、ゲームしながら、テレビ見ながらの「ながら」をすることとした。