豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な水害に見舞われた茨城県常総市では11日、警察や自衛隊が救助活動を続けた。市は午前5時現在、22人と連絡が取れていないとしており、安否確認を急ぐ。浸水地域に取り残された多くの人は、住宅や避難所、商業施設などで一夜を過ごした。
鬼怒川の堤防決壊で、国土交通省は、ポンプ車を現場に投入して排水作業を開始。堤防が決壊した箇所の状況を調べるため、専門家による現地調査にも着手する。
警察や消防、自衛隊はボートやヘリコプターで、ショッピング施設に取り残されたり、地域交流センターで孤立状態になったりした人を救助した。約400人が避難する常総市役所も床上浸水し、孤立状態となった。
茨城県によると浸水地域は約32平方キロ。域内には約6500棟の住宅があり、多くが浸水被害を受けたとみられる。
2015.9.11 09:38更新 日経
被害状況 動画
http://mainichi.jp/graph/2015/09/11/20150911k0000m040095000c/001.html
<蛇足>
地図は国土交通省から
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