雑誌連載が昨年、20周年を迎えた「黄昏流星群」(ビッグコミックオリジナル)では熟年・シニア層の恋愛模様を描いている。「恋は人生の生きがい、いくつになってもしてもいい」という勇気を多くの人が感じてくれているはず。でも実際は、お金の余裕がなければ気持ちは恋に向かない。余裕のある人は老人ホームに入ったら、新しい出会いがあるかもしれない。でも老々介護で、年金だけで生活が苦しい人も多い。介護疲れの果ての無理心中など、悲惨なケースが増えていくのではないか。
引退したシニアが新たに金を稼ぐのは難しい。でもせめて預貯金を減らさない工夫はできないか。そこで元気なシニアによる「介護有償ボランティア制度」を提案したい。定年後の、60~65歳前後のシニア層が、より高齢の要介護者を世話して交通費や弁当代程度の収入を得る。いろいろなメリットがあると思う。
まず体を動かして、収入を得られることで充実感が得られる。そして、将来の自分の姿を実感できる。要介護者が求めていることを理解するのは、自分が介護を受ける際にも重要だ。
さらに、「好かれる老人」になるため、してはいけないことが分かる。文句を言う人より、素直に言うことを聞く人が大事にされるのは当たり前ではないだろうか。
あるいは働いた時間をポイントとしてためておき将来、自分が介護を必要とするときに使う仕組みはどうだろう。政府が第三セクターなどを設立して、この世代にボランティアを義務化する制度を設けたらいい。介護を若い人に委ねるのは僕は酷だと思う。それよりは、若い力を日本のために使ってほしい。
最近、ベンチャーズの若手コピーバンド「B.C.V.」を見つけ、都内のライブハウスによく見に行っている。今や年を取りすぎてしまった本家本元よりうまかったりする。場内は中高年層から若手までのファンでいっぱい。懐かしの音楽を集めたCDやコンサートはシニア層に人気だけど、こうした若手バンドも、シニア向けの新たなビジネスになりそうだね。
(2016.4.6 産経 【にっぽん再構築・高齢者をいかせ】 より抜粋)
<👀も>
準備体操~練功前段。初級~入門~24式を通して1回。24式1回。あとはドンジャオやシャーシードウリや歩法の練習をした。足腰にきたあ~。足腰にくる・・・こんなものなのかなあ~。
3月は週4回やってみたけどちょっと負担を感じた。安藤さんは月、火、水、木、土と5日/週だ。すごい体力だと思う。
昨夜、今年初めてタニシの鳴き声を聞いた。今も聞こえる。