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太陽系外の生命探索へ ホーキング博士が超高速探査機開発 「太陽系滅びる…他の星に住むしかない」

2016-04-13 12:13:12 | 日記

 英国の著名な宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士は12日、ニューヨークで会見し、光速の5分の1という極めて速い速度で飛ぶ小型探査機「ナノクラフト」を開発し、太陽系外の惑星や生命体を探す計画を発表した。米フェイスブック創業者のザッカーバーグ氏も計画に名を連ねた。

 太陽系にもいずれ寿命が来るため、博士は「(人類が)生き残るためには他の星に住むしかない」と述べた。地球が属する天の川銀河には、居住可能な惑星が数十億個は存在するとの研究報告もある。

 目指すのは、太陽系から最も近い恒星系をつくるケンタウルス座α星。地球から4・3光年離れており、現在の技術では3万年かかるが、ナノクラフトは地上の多数のアンテナがレーザー光で推力を与え続ける方式で高速を維持し、約20年で到達する。

 帆を広げて進む探査機「ナノクラフト」の想像図(ロイター=共同)

 

 人類が宇宙人と接触するのは危険というのが博士の持論。仮に生命体を見つけた場合「向こうがわれわれを見つけないことを祈る」と述べた。(共同)

2016.4.13 産経


◇人工知能が進化「人類滅ぼす」 ホーキング博士、開発に警告

車いすの天才物理学者として知られる英国のスティーヴン・ホーキング博士(72)が、人間のように考えたり学習したりする「人工知能(AI)」について、「人類を滅ぼすことになるかもしれない」と警告した。AIが自ら猛烈なスピードで進化し暴走するという、SF映画や小説の世界では使い古されたあまりにも陳腐な仮説だが、世界で最も優れた“頭脳”の持ち主といわれる博士の発言だけに、小さくはない衝撃が広がっている。(SANKEI EXPRESS)

危険性回避する策を

 「ひとたび人類が完全なAIを開発してしまえば、それは自ら発展し、加速度的に自身を再設計していくだろう」

 ホーキング博士の衝撃的な発言は、英公共放送局BBCで2日に放映されたインタビューで飛び出した。

 21歳のときに運動神経系の難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と診断された博士は現在、米半導体メーカーのインテルが開発した意思伝達システムによる合成音声でコミュニケーションを取っている。インタビュアーが、AIとの組み合わせで会話するロボットなどに応用できるこのシステムの技術革新について質問したところこう答えたのだ。

 博士は「これまでに開発された原始的なAIは人類にとって非常に有用である」と認めながらも、「ゆっくりとした生物学的な進化しか遂げられない人類は、(AIと)競争することはできず、取って代わられるだろう」と指摘。「完全なるAIの開発は、人類の終焉をもたらすかもしれない」と“予言”した。

 まさに、反乱を起こしたAIが人類を滅ぼそうとする米SF映画シリーズ「ターミネーター」や、AIとして生まれ変わった科学者が驚異的な進化を遂げる今年公開の米英中合作「トランセンデンス」の世界だ。

 博士は5月にも英紙インディペンデントへの寄稿の中で、このトランセンデンスを例に挙げ、「SF映画と片付けることは人類にとって史上最悪の間違いだ」とし、「その危険性を回避する策を学ばなければならない」と警鐘を鳴らしていた。

IT起業家も言及、波紋

 AIをめぐっては、米国の電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズや国際宇宙ステーションへの物資輸送を担うスペースXを率いるイーロン・マスク氏(43)が先月、科学サイト「エッジ」に同様の警告を投稿し物議を醸した。

 

 

 音声合成装置を使い記者会見をするホーキング博士。世界最高の頭脳を持つ科学者が、人工知能の開発に警鐘を鳴らし、世界に衝撃が広がっている=2日、ロンドン(AP)

2014.12.5 産経

 

<所感>

① 1969年(今から47年前)に二人の宇宙飛行士が人類史上初の月面着陸を成し遂げた(アメリカ合衆国のアポロ11号計画)。 Science Fictionの世界が現実となった。

 AIロボットに人類が滅ぼされ、生き残った何人かの人間が地球以外の星へ移住する。

 考えたくもないホーキング博士の予言である。 

② 昨年は、AIロボットが世界最強の囲碁棋士を負かした。また、ロボット「ペッパー」がみずほ銀行に“入行” 高度な接客業務についた。

 AIロボットが介護業務等に参画する日が早くきてほしいものだ。

  つらつら考えてみるに、自然科学分野の進歩は上記のとおり加速度的に進歩している。他方、社会科学分野はどうだろう。法律学・政治経済学・社会学・社会心理学・教育学・歴史学・民族学およびその他の関係諸科学などは進歩しているのかどうかを私はわからない。

 が、経験上、進歩していないように思われる。組織や個人の権利・利益にかかわることについての人間の宿命(業)なのであろう。私自身も「業」から離れられないでいるが、若い頃よりも少し遠ざかったと思っている今日この頃である。

 人もまた、地球に生きる生き物、他の生物と同様に生存競争の中にいることを、タッピングしながら確認した。

 生きる証は「夢」「希望」そして「愛」の実践


社員証が発行され、みずほ銀行の行員となったPepper=17日午前、東京都千代田区(川口良介撮影)

2015.7.17 産経

◇ 米FB、メッセンジャーにボット搭載へ 開発者向けツール公開

 【AFP=時事】米フェイスブック(Facebook)は12日、いわゆる「チャットボット」と呼ばれる対話型の人工知能機能を同社「メッセンジャー(Messenger)」に組み込む意向であることを明らかにし、開発者向けのツールを公開した。

この新たな動きについては、米サンフランシスコ(San Francisco)で開催の年次開発者会議で発表された。会議では、メッセンジャーの月間ユーザー数が9億人を突破したことも明らかにされた。

ボットは、会話から「学習する」能力を持ち、相手が何を言っているのかを理解し、最良の対応を見つけ出す。

 

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)は、視覚、聴覚、言語などで、人間より優れたシステムを人工知能で構築することが目標との長期ビジョンを明らかにした。
「メッセンジャー」ではすでに人工知能が使用されている。写真の顔を認識したり、スパム・テキストを除去したりするなどしてユーザーをアシストする。
同氏はフェイスブックの人工知能は将来、写真、ビデオ、ニュース記事の中身を理解し、ソーシャルネットワークの利用者が好むコンテンツを推薦することができるようになると約束した。
メッセージング製品担当のデービッド・マーカス(David Marcus)副社長によると、当面は試験版の運用となるという。12日に公開の開発者向けの試験版には、「ハイエンドボット」開発用ツールなどが含まれている。
パートナーリストには、米ビジネス専門誌「ビジネス・インサイダー(Business Insider)」などが含まれている。同誌はこの技術を使用してニュース記事をリアルタイムで読者に届ける予定としている【翻訳編集】AFPBB News

AFPBB News - 2016年4月13日