あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

14歳が見あげる星

2009-06-06 23:45:00 | 本(本についての本)

勝てる読書 (14歳の世渡り術) 勝てる読書 (14歳の世渡り術)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2009-01-23

図書館の、こども室の本を物色するのも、前から好き。

そこでこの間見つけたのが、この本です。

以前この著者の『正直書評。』を読んでいたので、はたして、少年少女向けには、どんな本の紹介をするのかなぁ、と、興味を持って読みました。

すると。大人向けの本とほとんど変わりがない\(◎o◎)/!

“14歳の世渡り術”というシリーズ本の一冊で、14歳に向けた書評本なので、まぁ、そのくらいの年になればもう、大人の理解できる本はたいがい同じようにわかるよね、とは思いますが。

本の世界を宇宙になぞらえ、ジャンル分けは星座にたとえて、“ガイド座”“キモメン座”なんていうのから始まって、“中2病座”“前を向いて歩こう座”で終わる12章構成。(ジャンルの分け方も個性的)

とにかく性のことや死のことについての本もしっかり紹介していて、やはり私がガツン、ときたのは死にかかわる本についての章“デス座”。

けれど、良くも悪くも思春期のいっぱいつまった本を紹介した“中2病座”や、明日を信じたくなる本を集めた最終章“前を向いて歩こう座”の終盤戦までたどり着くと、ああ、やっぱりこれは14歳のための本だ、とふに落ちたりします。

熱くてピュアで、真摯なメッセージにちょっと感動する。

ずいぶん遠くに来てしまったけれど、14歳の少年少女が見あげる星(本)はどんなだろう、と、こっそり考えてしまいました。

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マイブーム。

2009-06-06 01:21:46 | 本(料理の本)

徳永久美子のパンを楽しむ生活―おいしいおはなし 徳永久美子のパンを楽しむ生活―おいしいおはなし
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2002-11

以前ちょっと書きましたが、今、パン作りが母と私のマイブーム。

ま、焼くのはパン焼き機なんですが…(^_^;)

調子に乗ってこんな本も買ってしまいました。

サンドイッチなどパンを使うレシピや、パンに合う料理とかを知りたかったので、アマゾンのレビューを見て買ってみたのです。

結論から言うと私にはこの本のレシピはちょっとハードル高かったのですが^_^;

でもエッセイやイラストもあり、なかなか素敵な本でした。

ところで、“パン焼き機でパンを作るのに凝っているんだ”と言うと、友人たちの反応がそれぞれで面白かったです。

“抹茶の粉を混ぜたり、チョコレートを入れても美味しそうだ”とか、“菓子パンに挑戦したら試食してあげる”とか、“ライ麦パンや全粒粉のパンは焼けるの?”、また“堅いパン(ライ麦パンのようなタイプをその時想像したけれど、後になって、パン・ド・カンパーニュみたいな感じかなと思った)も焼けるのかな”など。

ああ、みんな自分の好きなタイプのパンを言ってるんだな、それにしても、一口にパンといっても、いろんなタイプがあるものだ、と、可笑しかったり感心したり。

私自身はといえば、好き嫌い無いのでどのパンも好きですが、毎日食べるのは、やっぱり普通のイギリスパンがいいかな……と思った。

案外、保守的。

ちなみに、この本の中で特に作りたいと思ったのは、ちょっと自分でも意外、中華パンでした。

なすのオリーブオイル漬けなどの、お惣菜も気になりました。

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