名探偵の掟 (講談社文庫) 価格:¥ 620(税込) 発売日:1999-07 |
わりと、好き。
この作品のTVドラマの、シンプルな感想であります。
“作中の登場人物だと自覚している者のみが入れる部屋”が、私には結構ツボでした。
この本はお気に入りで、たくさんの人に貸したため、ドラマ化される、というニュースが流れたとき、『ドラマになるね!』というメールを結構もらいました。(私、無関係ですが……^_^;)
本自体もくたびれていて、そのせいか最後に貸した方(高校時代の先輩)はわざわざカバーをかけて返してくれた……。(あ、ありがとうございます……。(^^ゞ)
それにしても、あの枠は、『トリック』『時効警察』なんかの枠だったと思うんですけど、トンデモミステリー枠なんですかね。
『名探偵の掟』4話を観ていて、ふっと山口雅也氏の『解決ドミノ倒し』とか思い出したけど、山口氏の作品も合う気がするし、都筑道夫氏に『妄想探偵』なんてシリーズあったなぁ……。
先ごろ亡くなった泡坂妻夫氏の作品(ヨギ・ガンジーシリーズとか合うけれど、あれは装丁自体にトリックあるの多いしなぁ……)もいいし、チェスタートンの翻案とかも面白いかも……。
などとこちらもトンデモナイ妄想にとり付かれそうになる、キケンな深夜枠なのでした。
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