犬はどこだ (ミステリ・フロンティア) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2005-07-21 |
と、いっても本当の犬ではありません。
職場の先輩が作ってくれた、ビーズ細工のダックスフント。ストラップになっていました。
それを、私は名札に下げて2、3年ともに過ごしてきたのですが、最近、ストラップが切れてしまいました。
“あ、落ちた!”と思って、拾ってポケットに確かに入れた、と思ったのです。
ところが、家に帰ってジャケットのポケットを探ったら、犬は忽然と消えていました。
無意識にバッグに入れ直したのかも、と思ってバッグの中身も全部出してみましたが、やっぱりありませんでした。
ちょっと泣きたい気持ち。せっかく作ってくれた先輩にも申し訳ないし、長い間一緒にいたので、ダックスフントにも情が移っていたので。
上記の本のタイトルが頭にちらつきました。
(さ、探してほしい……(p_-))
未読ですが、最後まで読むと、このタイトルの意味が効いてくる、ということなので、そのうち読みたいと思っています。
それにしても私の犬、どこにいってしまったのでせう……(T_T)
長いこと一緒にいたものって、無生物でも思い入れしてしまいますもんね…[E:weep]
あんまり慰めにはならないかもしれませんが、最近読んだ「アイヌ歳時記」(萱野茂著・平凡社新書)の中に…
『宝物の神さまが、その土地にいるのが飽きた』という言い伝えが紹介されています。
他人から、良いものだから譲って欲しい、などと言われるのは、宝物がこの土地にいるのが飽きたのであろうと考えて、アイヌの人々はあっさり譲ってしまうのだと…
今、ちょっとどこかへ散歩に出かけているのだと考えて、のんびり帰って来るのを待ってみたらいかがでしょう?[E:coldsweats01]
私は、無生物でもすぐ感情移入するほうで、もしかして身の回りつくもがみだらけかも……と思います。
私の犬、ひょっこり帰ってきてくれると嬉しいのですが(@_@。