今日、テレビ東京の『美の巨人たち500回記念』を観ました。
3大宮殿SPの1回目、シェーンブルン宮殿が中心の特集でした。
『美の巨人たち』はよく観る番組ではあるのですが、(ことに建築特集は好きですが)無知なうえに貴族趣味とは無縁の私、宮殿にはまったく予備知識がありませんでした。
考えてみればあたりまえなのですが、皇帝の部屋は入り口から一番遠い位置にあるとか、身分の高い貴族ほど皇帝の部屋に近い位置にいる、とかいう説明に、ほぇ~、と、いちいち感心していました。口もあいていたと思います。
(さらに考えてみれば、日本の城下町なんかも同じですよね。身分の高い武士の方がお殿様に近いところに住んでいる)
そして驚いたのが、宮殿の一部が賃貸アパートになっていたことでした。
え~、宮殿に住むの!と最初は少し違和感を感じたりして。
だいたい、私は歴史ある高級アパートというと、すぐに『ローズマリーの赤ちゃん』という小説を連想してしまうので、少し怖いイメージがあったんですね。
ところが。映った部屋は明るく窓からの眺望もよく、豪華さもほどよく、とても感じのいい部屋でした。
わー、素敵、こういうところへ住める人は幸運だわ、と、手のひらを返したようなことを思ってしまいました。
次回に続く、ベルサイユ、そしてエルミタージュの特集も、とても楽しみです。
スウェーデン・ストックホルムのドロットニング宮殿(ん?これで正しかったか[E:sign02][E:coldsweats02])を見学したんですが…なかなか凄かった[E:coldsweats02]
壁は、レンガを積み上げたところに漆喰を塗って、さらに大理石模様を描いてあるんです[E:coldsweats02]
(つまり、バッタものの大理石の壁、という訳[E:coldsweats01])
この宮殿、「北のベルサイユ」とも呼ばれていた(る?[E:coldsweats01])そうですが…
フランス人が見たら、気を悪くするのでは?と、ついつい余計な心配してしまいました[E:coldsweats01]
また、ストックホルムには、かつて装飾の限りを尽くして建造され、そのあまりの重さの為に、進水式の時に沈んでしまった軍船、バーサ号を展示した博物館もありました[E:coldsweats01](なんですか、500m位進んだ所で沈んでしまったとか…[E:coldsweats01])
そんなものを、長い年月かけてわざわざ引き上げて修復して、展示しているんですよ…
この二つの見学スポットの為に、私の中では、スウェーデン人というのは、“北欧のお笑い芸人”というポジションに確定してしまってます…ごめんなさいね[E:coldsweats01]
実は私、ただでさえ知識のない北欧の国のなかでも、スウェーデンは一番の謎の国だったのです。
アイスランドは氷と火山と神話の国、ノルウェーはバイキングとリレハンメルオリンピック、フィンランドは『かもめ食堂』のイメージで、デンマークはなんといってもアンデルセンですよね。
(それと、『笑う警官』の舞台ってデンマークだった?ちがうかな……それともスウェーデンだったかしら。ちなみに佐々木譲氏のほうでなく、マイ・シューバル&ペール・バルーの方です)
でもこれからは、私も、かの国にユーモラスなイメージを持ってしまいそうです。