あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

初めて作りました!

2011-01-14 00:39:10 | 日記・エッセイ・コラム

初めて作りました!
もう昨日になりますが、ミニチュアのハニワ作りの体験に参加してきました。

全く初めての体験で、難しいので悪戦苦闘!

でもなんとかカタチになりました。

ハニワは埴輪と書きますが、埴(ハニ)は埴輪を作る粘土のこと、それを輪積みして作っていくのでこの名がついたそうです。

このタイプは盾持ち人といって、盾を持った武人を表し、古墳(古代の有力者の墓)の角に置かれ、邪悪な霊の侵入を防ぐのだそうです。

ハニワ工房の方にお預けして、窯で焼いてもらい、受け取れるのは2月以降になるとのこと。

うまく焼けたらあや子のお墓の手前に置くつもりです。

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えなだりのはなしことば。

2011-01-09 01:01:40 | 日記・エッセイ・コラム
もうひとつ、テレビ番組で連想した話題を。
昨日、『所さんの目がテン!』という番組を見ていて、方言の話がでてきました。
私は北関東生まれの北関東育ちですが、両親が東北出身なので、方言のエピソードってけっこうあるのです。
昨日も、「目がちょっと痛い」と言ったら、母に「まなぐとしやみは寝てれば治る」と言われました。
お分かりですか?まなぐは、まなこ、目ですね。しやみは、しやみたかりの略(笑)怠け者のことです。
しやみたかりは、背病みたかり、背中に病がたかってるって意味です。
「眼病はともかく、怠け者は寝てても治んないでしょ」と言ったら母は「でも昔からそう言うもの」と笑ってました。
でも、怠け者はその人のせいではなく、背中に何かがたかってるんだ、っていう感性、けっこう好きなのですが。
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謎、解けましたけど…。

2011-01-09 00:48:10 | テレビ番組
もう昨日になりますが、パソをいじりながら、なんとなくテレビをつけていました。
その時の番組は『王様のブランチ』。ほとんど耳で聞いていただけ。
でも、映画のコーナーになって、クリント・イーストウッド監督のインタビューコーナーでハッとしました。
今までの監督のお仕事(俳優監督含めて)のダイジェスト映像が流れて、耳に、「ゴーアヘッド…」の台詞が飛び込んできたんです。
以前に記事で書きましたが、ダーティーハリーの決め台詞、「ゴー・アヘッド、メイク・マイ・デイ」が、ひとっつも難しい単語は無いにもかかわらず、意味が分からなかったのです。
(もとの台詞のインパクトが強すぎ、日本語訳を忘れてしまった)
でも、ハッとして画面を見たら、字幕を読むことができました。
『やってみろ、望むところだ』とありました。一応謎は解けた……。
でも謎が謎で無くなってしまうと、なんとなくもの悲しいのはなぜでしょう
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焦げ目の問題。

2011-01-07 21:29:14 | 食・レシピ

焦げ目の問題。
タジン鍋でグラタンを作ってみました

冬は暖房や家電を一度に使うことが多く、グラタンをオーブントースターで焼いてよくブレーカーが落ちるので、コンロで作れたらいいな、と思って試作しました。

具材を重ねて入れて(今回は下から、ベーコン、マカロニ、エリンギ、ピーマンの順)1カップ程の水を加えてマカロニの茹で時間分加熱。

そのあと市販のホワイトソース(今回粉末。牛乳とともに入れました)を加えて、フツフツしてたのが音がチリチリに変わったら出来上がり。

茹でるところからひとつの鍋で出来て、一応グラタンのカタチになったので嬉しかったです

マカロニもちゃんと柔らかくなって問題なし!

ただ、焦げ目は底についちゃうんですよね~

やっぱり美味しそうな焼き色がグラタンのキモですものね。

火加減を調整すれば縁にも焼き色つくかな?

目玉焼きの白身に焼き色つける時みたいに、油を縁に流すといいのかな?

また色々試行錯誤してみますが、フライパンやタジン鍋でグラタン作った方いらしたら教えて頂きたいです

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小さきものにそそぐまなざし。

2011-01-05 22:37:33 | アート・文化

azumiさんが寄せて下さったコメントで、イナゴの話が出てきたので、ふと思い出しました。

年末に、熊田千佳慕氏の展覧会に行ってきたのです。

みつばちマーヤの冒険 (小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ) みつばちマーヤの冒険 (小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ)
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:1996-04

NHK教育の『日曜美術館』などで氏の細密画が取り上げられたせいでしょうか、平日にもかかわらず盛況でした。

(それに、幼稚園生の団体と一緒になりました。なるほど、たしかに小さな子が観るのにふさわしい絵だな、と思いましたが、ただ絵の掛けられている位置が子どもには高すぎるのは気になりました)

私は女性の例にもれず、そんなに虫が得意ではありません。

でも、子どもの頃はそうでもなかったのです。カブトムシやクワガタを飼うこともありましたし、トンボやテントウ虫も捕まえました。『ファーブル昆虫記』も読みましたし、大好きでした。

なのに大人になると、素手で触るのはもちろん、触ることを想像するだけでもぞっとするように。

でも、昆虫の絵を描いたり写真を撮ったりする方には、興味が前からありました。小さな命をいとおしむ人は、きっと優しいひとでもあるのだろう、という気持ちもあって。

実際に観た細密画は、思った通り繊細な、優しいものでした。花の絵はもちろん、昆虫の絵のフォルムの面白さ、美しさにも魅かれました。

そうして、千佳慕氏は基本的に昆虫をその場でスケッチはせず、観察して脳裏に焼き付け、急いで帰って描いたそうです。運よく屍骸や標本を手に入れられたときは綿密にスケッチしたそうですが、それにしても素晴らしい記憶力です。

それに、小さな命を大切にしたい、むやみに捕えたりしたくないと思う気持ちも伝わってくるエピソードでした。

もっとも、よく地面に腹ばいになって虫を観察していたので、生き倒れ老人に間違われることもあった、と語った一文があり、ちょっと笑いました。

そういえば、氏の絵は美しさと繊細さの中に、ほのかなユーモアも潜んでいるような気がしたのでした。

コメント (2)
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