The Tarjuman al-Ashwaq
イブン アラビー( Ibn al-ʿArabī, 1165/7/28 – 1240/11/10、中世のイスラム思想家。存在一性論、完全人間論を唱えてイスラム神秘主義(スーフィズム)の確立に寄与し、後世に影響を与えました。The Tarjuman al-Ashwaq(欲望の解説者)を著す。
The Tarjuman al-Ashwaq から2編、
ニクバエが牧草地でブンブン音をたてている
声を震わせながらうれしそうに鳥が答えた
丘の斜面はふんわりと、撫でるようなそよ風
雲はむくむくと湧き上がり、何処かで雷鳴が
雨滴は、遠く離れた恋人の流す涙のように
雲の隙間から降りていました
ワインのエキスを飲ませて酔わせ
歌姫の声にじっと耳を傾ける
エデンの園の、アダムの時代の純なワイン
美しい女性はジャコウネコのように口から吐き出し
処女は惜しみなく私たちに捧げてくれた
雲の袖に隠れた、稲妻の金色の刺繡
その涙が頬に落ち、激しい炎を燃やす
彼女は涙から湧き出る薔薇、涙の雨を浴びる水仙
私の訳が悪いのと、アラビア語からの翻訳のせいなのか、それとも時代性を捉えていないせいなのか、詩から発せられる真意は-不気味さ以外は-まったく伝わってきません。残念!! しかし、薔薇を肯定的に扱っていたことは理解していただけると思います。
アブー ハニーファ ディーナワリー(Abū Ḥanīfa al-Dīnawarī ; ca. 815 – ca. 896、9世紀イスラム圏の博学者、アラビア語文法学者、辞典編纂者、天文学者、数学者、ムハッディス(ハディース伝承学者)。『植物の書』(Kitāb al-Nabāt)が有名で、この著作は中世イスラム科学における植物学のはじまりであるとされます。書の中では、ローズウォーターの爽快感に言及し、熱のある時に使うことを推奨しています。
彼はまた、解熱、鎮静効果の目的で頭に薔薇油を塗ることを勧めています。
又、同じく9世紀のアラブの医師アル ラーズィーは、薔薇の治療的価値に注目し、「薔薇はアルコール中毒を減らす」と述べています。
アル ラーズィーのAbu Bakr Muhammad ibn Zakariyya' (d. 925) から、
アル ラーズィーはアレルギー性喘息を発見したことが知られており、アレルギーと免疫学に関する記事を書いた最初の人でした。 匂いの感覚で、彼は春にバラの匂いを嗅ぐときに鼻炎が発生すること。又、アレルギー性喘息や干し草熱と同じ季節性鼻炎について語っています。熱が自然の防御メカニズムであり、体が病気と戦う方法であることを最初に認識しました。
春にバラの匂いを嗅ぐときにと『アブザイド アーメド イブン サールバルキ (
Abou Zayd Balkh, 850-934, ペルシャのイスラム教徒の博学者)が鼻炎に苦しむ理由。アレルギー性喘息や干し草熱と同じ季節性鼻炎について。』説いています。
病気の子供を診ているRazi、ペルシャ細密画家ホセインベザド( Hossein Behzad ,
1894-1968) 画
Al-Dinwari, Manuscript https://muslimheritage.com/al-dinawari/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます