平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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  どんぐりの子 7 因果

2012年07月26日 | Weblog
  どんぐりの子

 とぼけ おい、お前ら、今月はなんて少ないんだ。どうなっているんだ
 栗田  兄貴、かつあげする相手がいないんです。
 弟分  ごかんべんを
 とぼけ ふざけるな・ヤキを入れてやる。まず、ここの事務所で立っていろ。動くなよ。
 栗田  はい、わかりました。
 とぼけ それだけではない、そのバケツに水をいれて、両手でもって立つのだ。
 弟分  はい、わかりました。

 とぼけ お前らは、はんぱ者になりたいんだろう、鍛えてやるよ。
 栗田  脅しの方法はどうやればよろしんですか。
 とぼけ ばかやろう、自分で考えろ。

 (あれあれ、いやさんの予備軍なのかい。大変だ。刑務所にはいって、年配者ででてきて、青春はだいなしだ。今からでも遅くない。普通の人間にもどれやな)

 栗田 もうだめです。バケツが重いです。 
 弟分 こちらもだめだ、もうたてない。
 とぼけ ばかやろう、きちんとお金はもってくるのか。
 栗田 はい、大丈夫です。ここを解放してください。
 とぼけ しかりやれよ。わかってるな。さあいけ。

 (ひどいものだ、国定忠治は義理人情があったが、いまは、世が世だから、大変だ。ようするに、教育が根本。子供に楽しめる教育をすればしっかり勉強する。不良にはならん)

             次回へ続く

 参考 前号までの大筋のストリー

 どんぐりは病気の母親を助けるため、アルバイトの新聞配達をしている。だが、いじめが、どんぐりを狙っている。っそして、さんざんにいじめられ悪質な手でいじめている。しかし、どんぐりは負けない。いじめに屈しない。たって、立つ。いじめに負けず、立ち上がる。このどんぐりのいじめにあうのは、過去の宿業と見ている大人がいた。これを打破する手は難問であるのを知っていた。