また、あのけだるい空気と喧騒の場所に舞い戻ってきた。
以前にも増して、クルマやバイクの排気音が高く、大きくなっている。デンパサールから、ホテルに向かう道は、工事が目立つ。建築ラッシュと海外資本の進出が、人々の夢に拍車をかける。欲望という名の電車は、簡単には止まらない。
アヤナホテルは、高原の端の海辺に張り付くロケーション。白いプルメリアの花が一面に咲き誇り、神々しい香りに包まれる。ダウンタウンの騒々しい喧騒とは無縁の空間だ。
やはり、ここは神々の住む島なのだ。
辺鄙な場所にあるため、WiFiが繋がらない。ホテルのWiFiに接続すると一時間、¥750と高額。写真はデータが重いので、アップするのがたいへんだ。明日以降に、レギャンあたりのWiFiが効くところで、トライしてみよう。
2日目から、福太郎の二代目、カズと五軒ほどの美容院を回った。ロコなので、インドネシア語はもちろんのこと、日本語や英語も流暢に話すナイスガイ。
日本人経営のサロン、ジャカルタから進出しているチェーン店を含め、技術、サービスとも日本の比ではない。それに反して、好景気と日本を含めた海外資本の流入で、景気はますます上昇気流に乗るかのごとく。街も人も必死に夢を追いかけている。
クタやレギャンあたりはオーストラリア、イタリア、北欧、中国の外国人で溢れ、まさに赤坂、六本木状態。クラブやカラオケにたむろし、それを狙う、インドネシア人でごった返す。眠らない街が、バイクとクルマと人々の喧騒でカッと目を見開き、深夜まで、お祭りは続くのだ。
明日は、こちらの建築に携わる方に、ご紹介いただく予定。
クラブメッドで二十四年間、働き、今は芸術家をしているフランス人とお知り合いになった。この話は、後日に。
■□■芦屋、宝塚、三田の美容院 ANTENNE (アンテーヌ)□■□
オ・ブリコルール 芦屋 0797 35 1121
オペラ 宝塚南口 0797 71 7747
ピオニ 宝塚山本 0797 80 0030
ジロ 三田 079 559 0500