美容界では新しいパーマとして、注目の「エアーウエーブ」。
日本橋での説明会に行ってきました。
会場では、いつにない熱気が。
業界では、美容機具最大手のタカラベルモントが満を持して発表したデジタルパーマの進化した新しい第三のウエーヴとして注目を集めているから。
これから雑誌などでも取り上げられて、きっと皆さんお目にもとまるはずです。
デジタルパーマと一口に言っても、熱いロットに髪を巻きつけるだけではないんです。簡単に言うと、ストレートパーマの薬剤で、カールを出す。ですから、2回、3回とするうちにダメージが出てしまうので、うちのサロンでは積極的にお勧めしていませんでした。
ところが昨今、薬剤もサルファイトだけでなくシステアミンとかアルギニンなどを使ったものが開発され、良くなってきたのに加え、機械も優れたものが登場してきたというわけです。
一番の売りは、「クリープ化」と「ガラス化」
「クリープとは一般に、物質に一定の温度や応力がかかり続けたときに生じる変形のこと。そしてガラス化とは、温度と湿度の低下によって物質が柔軟なゴム状態から硬質なガラス状態になることをいいます。
この原理を毛髪に応用した「新・形状記憶」を、「air wave」が実現します」
というのがメーカーの説明です。
「ほんまかいな!?」
今までのデジタルパーマのロットは100℃以上のことも珍しくありませんでした。生卵を100℃近いお湯に入れるとゆで卵になりますよね。髪の毛も卵と同じたんぱく質で出来ていますから、高温ですと熱変性を起こして元に戻らなくなっちゃうんですね。それはハイダメージにつながります。
エアウエーブは温度が40から60度まで。ロットは熱を持たず、周りの熱い空気をパイプで吸い取る仕組みなので、熱変性が起こりません。さすが、後発なだけあり考えてあるなー。しかし、音がうるさいです。きっと、お客様はファーストクラスのキャビンではなく貨物機の倉庫の中かもしれません。
三戸君、松岡さんとともに疑い半分で臨んだ発表会でしたが、結果は予想以上にきれいなカールが!ほんとうにカーラーでまいたそのままのカールが、ドライ後も再現されました。これはすごい!
ただ手間と時間がかかる。慣れていないせいもあったんですが、3時間はゆうにかかりそうです。
近いうちに当サロンでもメニュー化されお目見えすると思います。ぜひトライしてみてください。
もっと詳しくお知りになりたい方は、メーカーのHPへ
http://www.airwave.bz/genri.html
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