ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

細野晴臣- ラモナ

2011-08-12 17:45:47 | NEWS

昨日、細野晴臣さんのYOU=TUBEをご紹介したのですが、あまりにオチャらけていて、誤解をされてはいけないということで、少し書こうと思います。

まず、細野さんの音楽センスは頭抜けておられると。それは、はっぴぃえんど時代からもですが、YMO時代でも同じ。ほかのメンバーとは一線を画す嗜好をお持ちなんです。彼がいなかったら、ユーミンや達郎、大瀧師匠などたくさんのミュージシャンに影響があったことは間違いありません。以下は、細野さんのオリジナルアルバムより「ラモナ」。まじめになされば、素晴らしい音楽をなさいます。

 

細野晴臣- ラモナ

 

細野さんのおじいさんは、昔、国鉄の上級官僚でらしたそうで、あのタイタニック号の沈没の際に、ひとりだけ邦人が乗っていたそうです。まさに乗船していたその日本人でらした。これってすごいですね。そのとき、おじいさんが亡くなっていたら、はっぴぃえんどやYMOは存在しなかった。日本の音楽シーンは、今と多少違った動きになっていたかもしれませんね。

当時、ロシアに留学して、ロンドン経由でニューヨークに行くためにタイタニック号のチケットを友人がとっておいてくれたのに乗船したら、沈没、6時間漂流したそうです。そのあたりは、何年か前の「徹子の部屋」に詳しいので、以下のURLでどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=02kIO7lIYHU&feature=related

細野さんの演奏スタイルは独特で、肩の力がスィーと抜けている。決して歌がうまいというわけでないですが、存在感があり、一度聴いたら忘れ難い声質です。ほとんどはっぴぃえんどのメンバーの「夏なんです」。

http://www.youtube.com/watch?v=lBHJHoVNDEQ&feature=related

暑気払いになれば幸いです。どうぞ、みなさまも暑さに負けずにがんばってまいりましょう。

このレコーディングヴァーションには阪急電車が出てきます。

http://www.youtube.com/watch?v=PbZoOJEQF3k

 

 

 

■□■ ANTENNE □■□

芦屋店 Au Bricoleur 「オ・ブリコルール」

TEL 0797 35 1121

http://www.aubricoleur.jp
芦屋市大桝町2-12 クオリア三正1F

宝塚南口店  Opera 「オペラ」

TEL 0797 71 7747

山本店  Piony 「ピオニ」  

0797 80 0030 (山本)

北神戸三田  Jiro「ジロー」

079 559 0500 


細野晴臣 「風をあつめて」 スペシャルバージョン

2011-08-11 22:08:38 | NEWS

本来なら、梅新東のアメリカ領事館近くにある「ゆくる」という定食屋で内田ファミリーの会があり、顔をを出そうと思っていた。

が、どうも具合が悪い。風邪のウイルスがくすぶっているようだ。それで、家で安静にすることにした。ブログも書かねばと思うが、筆が、いやキーボードの上を指が動かない。明日には、復調したい。

ナイアガラーのルーツ、はっぴぃえんどの「風を集めて」といえば細野さん。アコースティクギターもかなりの腕。まあ、おちゃらけておられますが、YMOのベーシストですから。

細野晴臣 「風をあつめて」 スペシャルバージョン

「夏なんです」なんかもいいです。ぜひ、ナイアガラーワールドにしたって見てください。

http://www.youtube.com/watch?v=IVt9ZIu3Xgw&feature=related

 

 

 

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西へ、東へ

2011-08-09 21:19:10 | NEWS

お盆も近いので、墓参りして来ました。

午前中から、車を飛ばして春日まで。父親の好きな日本酒をたむけてきました。今の霊園は、線香、ろうそくは禁止だし、お供え物は全部持ち帰る規則。すでにキレイに芝も手入れされていた。水をかけて、少し草をむしり、お祈りを。山の向こうから、リーンと響く気を感じる。



モニカというカフェのことを以前に書かせていただいたことがあります。ドイツ人のご夫婦が、森を開墾し、ヨーロッパの森を再現して、ペンションをなさっている。今もあるかなと思いながら、山の際まで走り、門までやってきたが、月曜日、火曜日はお休み。

おまけにカフェは閉鎖されて、宿泊客のみの利用と札に書かれていた。でも、美しい森は健在。また、一度、宿泊してみたいな。



太陽の照りつける高速をひた走って、京都へ。

夏の京都は人も多いし、うだっている。

フェルメールに会いに京都市立美術館へ。

手紙をテーマに、1600年代(日本では江戸時代)、唯一のコミュニケーションツールの手紙が、オランダでどのように機能していたのか。社会風俗や制度、宗教観、言語や文化は違えど、人間のすることはいまも昔も、さほど変わらないのだなという・・。知らせに一喜一憂をし、異性に恋心を告白し、遠くの相手に思いをはせる。



夏休みのせいもあろうが、平日にもかかわらず人が多い。それも、若い方がとくに、目についた。当時のほかのオランダ画家の作品も展示されていたが、その繊細で緻密な画風においてフェルメールの独壇場である。フェルメールへの憧憬と興味は世代に関係なく、続いていくのだろう。敷地内にある喫茶店「アリーナ」で遅い昼食を。店内は人でいっぱい。魚フライと豚シャブサラダのランチを。

残念ながら、お味の方はアリーナとはいかず、2階席という感じではあったが。

学生のころなどはよく京都に遊びに来た。真黒になって、神社仏閣を巡ったものだ。また、少しずつ回ってみたくなりました。

夏のキャンペーンも始まり、お客様に感謝の気持ちをこめて、夏後半がんばっていきます。

 

 

 

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Keep my own way!

2011-08-08 16:43:00 | NEWS

月曜日。いつものルーティン。

ワンコの散歩の後、甲南山手の三宅先生のところへ行き、グリグリやっていただき、近くの喫茶店でモーニング。母親のところへ行き、顔を見てから、洗濯物を回収。それから、西宮ガーデンズにいき、眼鏡屋と楽器屋で用事を済ませて、芦屋のサロンでこれを書いています。暦の上では立秋だそうで、すぐにお盆で、9月の声を聞けば、年末が見えてくる。恐ろしい速度だ。

月に一度の1日勉強会

この1週間、どのサロンも夏休みの子たちがいて、人数が減っているけれどスタッフはより元気に頑張ってくれている。本当に頭が下がる。とくに1年生。芦屋は、上垣さんだが、彼女を見ているとスポンジがどんどん水を吸い上げるがごとくに、日々成長しているのがはっきり分る。前向きで、笑顔がすばらしい。先輩たちも、彼女にエネルギーをもらっているはずだ。学ぼうとする人がいて、それに答える環境と教えることが出来る人が存在する。いいねぇ。

「ご職業は、なんですか?」と初対面の方に聞かれると「美容院を経営させていただいています」と大概は答えるが、たまに「職業訓練学校を運営している校長のような感じです」とお答えするときがある。もちろんお客様をないがしろにしているわけでは全然なく、側面として美容を通じ、美容業を生業とする人を育てているという意味。これは、実はたいへんなことで、自らのライバルを作り続けているわけです。某国に、新幹線の高度なノウハウを惜しみなく?伝授し、家電工業製品のブランドや販路を差し出すのに似ている。それでも、立ち止まって入られないわけで。その先を考え、前に進むしか道はないのですね。

いまは、どの業界も大変な時期。ニーズだけに特化して設備投資をやり続けられるのは大企業だけ。中小の会社は蹴散らされて勝負にならないわけで。ニーズだけを追いかけず、「人づくりに特化したサロン」にしていこうと思っています。どんな場合も、最後の最後は人の質で決まるのです。

ただ、世間話をして、ご機嫌をとり、髪の毛を切るだけではなく、その方の持っておられる素材美を最大限に生かし、パッケージングを最大限に引き出す。それにより、潜在する免疫力は格段にUPするはず。我がサロン独自のやり方で、貫き通す。それにつきます。

そして、自信を持つことでより幸せな人生へのナビゲーターになれればこんなに幸せなことはありません。


リコ、リコ、リコピン

2011-08-07 12:53:39 | NEWS

ほんとうに暑い。ただジッとしているだけで、体力が消耗していく感じ。

人には、ほかの人から気力を吸いとる人と、まわりに気力を分けてあげることが出来る人がおられるように思います。

できれば後者でありたい。私などは、サロンに行きますと、若くて元気な子たちがたくさんいて、迎えてくれる。彼らが、気を分け与えてくれて元気でいれるように思います。まわりとの接触なしで、独りだとなかなかたいへんだと思います。つねにオープンマインドで、まわりにパワーを与えている人と一緒にいることをオススメします。

それには、身だしなみが相手への礼儀として大切。肌や髪の毛、爪の手入れなどを含めて、まずは自身で、自分を奮い立たせる作業から。元気が満ち満ちている夏野菜をバリバリ食べて、気力をみなぎらせていきましょう。

トマト、冥加、ニンニク、たまねぎなどを冷たくしてばりばり。

とりゃー。

 

 

■リコピン効果

リコピンの効果が話題を呼び注目されています。トマトに含まれる色素リコピンが、シミ(しみ)の原因となるメラニンの生成を抑え、同時に、肌のみずみずしさを保つコラーゲンの量を増やし、しわ・たるみを予防する効果がある可能性が期待されています。トマトといえばカゴメが有名ですが、そのカゴメ株式会社総合研究所(栃木県那須塩原市)、と名古屋市立大学(愛知県名古屋市)森田明理(モリタ アキミチ)教授との共同研究で、リコピンの効果が確認されました。リコピンは、トマトやスイカ、金時人参などの赤い色に含まれています。以前からトマトを食べると、きれいな肌になるとよく言われていましたが、それはリコピンの効果というわけです。リコピンは、酸化を防ぐ抗酸化力が非常に強くβ‐カロチンの約2倍、ビタミンEの100倍といわれます。リコピンは、紫外線によって生じるメラニンの生成を促進する活性酸素を消去し、しかもコラーゲンを生成する効果があり、シワ・しみ・たるみの予防に効果が期待できるわけです。


フェルメール 「光の王国」

2011-08-05 19:11:55 | NEWS

朝、宝塚南口のサロンで、仕事を終えて、台風が近づく三宮。修理に出していたギターをひき取りに。でも、不手際があって、受け取るのは1ヶ月後になりそうだ。

久しぶりにセンター街を歩く。夏休なので、若い人がとても多い。思い立って、センター街の3階に上がってみた。まさに、全国どこにでも見られるようになったシャッター街に近い。ジャンクな電気屋、わけの分らない雑貨屋や服屋、お宅なゲームソフトのお店、中古の家具屋や楽器屋など、アジアの匂い(ホーチミンやコナキタバルの裏通りを思い出させる)する錆びた都会の廃墟に近い状態である。

 



30数年前のセンター街といえば、飛ぶ鳥を落とす勢いのショッピング・モールであった。どこもかしこも若者であふれていた。ここの最上階10階に「バックステージ」というJAZZライブのお店があったのだ。切り札のお店として、女の子を誘って、ピアノ、ベース、ドラムのトリオがいつも熱い演奏を聴かせてくれた。素敵なお姉さん(タミー高杉さんは今どうしておられるのだろう)のJAZZのボーカルを聴きながら話をしたっけ。なつかしい思い出だが、いまは、痕跡すら残っていない。

 

元町の海文書店の2階にあがり、一冊の本を手に取り、購入。フェルメール光の王国」福岡伸一著。4年にわたる取材で「フェルメールの作品が所蔵されている美術館に赴きフェルメール作品を鑑賞するという」企画をまとめ、本にしたもの。生物学者の福岡先生が、ご自身の目からみて、推理し、書かれた紀行文である。

フェルメールについては、みなさんご存知の「光の芸術家」。聞き覚えのないひとでも、蒼いブルーのターバンをした真珠の首飾りの少女を目にされたことがあるにちがいない。こちらをみているようで、さらに後方の何かを凝視するように光を反射する瞳。生涯30数点の絵画しか残していないこのオランダの画家は、ギターやフルートをモチーフにした作品があり、地理学者や天文学者を題材にした作品がある。写真と見まがうような正確なその描写は、天文学者の使用していた機具を使ったのではないかとの仮説があるほどに、正確無比。

福岡先生は、光が、音や電波のような振動、というよりはむしろ粒子であることを理論的に予言したのは、ほかならぬアインシュタインであるが、アインシュタインに先立つこ300年近く前、すでに光が粒子であることを、確かに認識していた人がいるという。それが、17世紀オランダ美術を代表する画家ヨハネス・フェルメールであると。

科学も、芸術も天文学も、未分化で、それぞれの分野で同じことを目指していたのではないか。絶え間なく、うつろいゆくこの動的な世界をどう捉えればよいのかと。

 この本の中でも、推理、仮説を提示されて、作品のモデルのひとりが、顕微鏡学者のレーウェンフックに違いないという説を紹介されています。

日本ではたいへん人気が高く、6月から、手紙をモチーフにした作品を集めた展示が京都市美術館で。私の大好きな作家のひとりであるフェルメールを巡る旅。みなさんもぜひ読んでいただきたい一冊、そして展覧会です。

 

 

フェルメール 光の王国 (翼の王国books) [単行本]

福岡伸一 , 小林廉宜

 

 

 

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清順さと不思議さとグラマラス

2011-08-04 19:55:41 | NEWS

朝から、身体の中に残っている風邪のウィルスが、疼いて頭がうまくまわらない。

仕方がないので、友人のお医者にお願いして点滴を。かなり、回復。感謝です。


それでも、夕刻に雑誌を見ていて目の瞳孔がグワッと広がった。

17歳の年齢差、綾瀬はるかと大沢たかおがつき合っているとの記事をみつけてだ。

ドラマ、「JIN-仁」のあのふたりが…。ああ!

綾瀬はるかの魅力は、人工的に作っていない清順さとピュアさだと分析する。あざとさがない。媚びがない。

今の世の中、お金さえ積めば、どんな美も入手可能な時代。

故に、みんな、真似できない、作れない天然の個性に注目し、心を奪われてしまうのか。おまけにグラマラス。

吉高由里子とか、綾瀬はるかなんかは、真似たくても、真似できない。圧倒的なフォトジェニックとはちがった魅力。

そんなことを、やや朦朧な頭で考えて、女性の魅力の変遷に想いを馳せてしまう。

ただ美人なだけでは、選ばれない時代。これについては、また、時間をかけて研究発表したい。

 

 

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50にして動ぜず 三人の侍(Char・奥田民生・山崎まさよし)ホテルカリフォルニア

2011-08-03 01:37:28 | NEWS

月に一度の勉強会の後、夕方、何年かぶりにオトコ3人で焼鳥屋へ。

阪急宝塚駅終点のそのお店は、中に入るといっぱい。憂さ晴らしたい人が、世の中に多いせいか。奥のボックスで、三人で膝を突き合わせ、ある友人の顔色をうかがう。何十年か勤めている彼の会社が、1万人規模のリストラをするそうで、彼もそれにひっかかったらしい。

奥さんとまだ小さい子供2人(小学生と幼稚園)を養うため、現在、就職活動中。激励もだけれど、心配していたが、本人は、その峠をすでに越えたらしく、サバっとして元気だった。

辞令が下った際には、かなり落ち込んだらしい。何十年か、その会社のために働き、転勤もして、がんばってきた経緯も知っているので、理不尽さを感じざるを得ないが、世の中の激しい動きに対応し、生き残るためには、その会社も必死なのであろうし。

 

三人の侍(Char・奥田民生・山崎まさよし)ホテルカリフォルニア

 

人生には、いろいろなことがある。辛いことうれしいこと。その後も、人生は続いていく。前を向き、笑い飛ばして、前つんのめりになりながら、朽ち果てるまで頑張るしか道はない。

私にしても、明日はどうなるのかわからない。不安なんて言い出したらキリがない。スタッフと手を取り合って、前を向いていくしかない。

激励の意味でこの動画を。三人の侍。奥田民生、山崎まさよし、チャー。民生がいい。チャーの円熟味を増したギターがむせび泣く。最後の毛ガニまで、怒濤のギターを。

 

 

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GIRLS STYLE HAIR SHOW

2011-08-01 22:52:02 | NEWS

いつも遠くから眺めているものの内部に潜入するというのは、なかなか興味深い。

うちのスタッフが、いつも撮影などでお世話になっている雑誌「ガールズ・スタイル」の10周年記念のショーに出演ということで、到着したのは「NANBA HACHI」。四ツ橋筋と千日前大通りの角に位置する、FM大阪の入ったペンタゴン(5角形)な建物。

いつも、眺めているだけなんですが、近くに行くとそのデカさが半端でない。ビルの5階くらいの高さから難波の街を見渡すとなかなか爽快。階段がきついし、転げ落ちたらひとたまりもないけれど。

関係者の入場PASSを、首からぶら下げバックステージへ。ステージやリハーサル中の会場をぐるり見て回り、モデルのK下さん(いつもありがとうございます!)とヘアの奥谷、メイクの西村の顔を眺めに行かせていただく。

 

ヘアのデコレーションからすべてをスタッフで手作りしていたね。可憐な笑顔のK下さんの仕上がりを見て、安心。そっと部屋を出た。邪魔はよくない。ピリピリ。

読者モデルの方々。AKBみたい。

たくさんのスタッフや、モデルさんをみるにつけ、ひとつのことを作り、やりきる難しさを思う。みなさま、おつかれさまです。

開演時間が近づくと、ドンドコ、人が押し寄せて若者で溢れていく。うちのスタッフもつぎつぎに顔を見せ始め、会場内に吸いこまれていく。

 

 

レーザービームが天井を照らし、打ちこみのビートのリズムが空気を揺らす。オープニング・アクトの唄が始まり、各ブランドがしのぎを削るファッション・ショー、ゲストの近藤夏子のステージ。

そして、雑誌掲載のサロンによるヘアショー。

ANTENNEの文字が、巨大モニターに映り、K下さんが笑顔で花道を歩く。その間、20秒ほど。その後、奥谷、西村、K下さんが3人でステージに。

何日もかけて、企画し、仕込みをして、当日も朝から詰めて仕込み。その長い時間のプロセスを知っているだけに、瞳孔がひときわ開く。日の目を浴びるのは、トータル1分ほど。

ああ!

ものの哀れを想う。

ステージが、終われば、もう次のことを考えなければならない流行りものの世界。

つねに川は流れ、一瞬たりともとどまることをしない。ファッションとはそんなものである。

人生において、ステージの上で、スポットライトを浴びれる人間はそう多くはない。

暗がりから、輝くステージを見上げるのか、そこから見渡すのか。何を感じ、なにを学んだのか、ふたりには明日聞いてみたい。

残るものがあるとしたら、それは、その瞬間、そこに確実に立っていたという自分への自信のみだろう。

ぐっすり寝て、身体を休めてください。本当におつかれさまでした。