KettyさんのMTF順張り手法は二つのチャート分析から成り立っています。
デイトレが目的であるから、エントリーのタイミング等は例えば5分足のような短期足を利用しますが、このような短い期間の価格の変動では、現在の市場の方向性は占えません。そこで、1時間足や4時間足ないしは日足といった長期足のチャートを並列表記してトレンドの方向性を判断することになります。
端から順張りで値幅を狙う取引ですから、そもそも市場に方向性(トレンド)が出ていなければ、取引はしません。市場の方向性(トレンド)があるかないか、あるとすればチャートにはどのような航跡が描かれるのか、それの分析がまず重要になってきます。
一、トレンド発見に最適のチャート(アンカーチャート)
何と言っても、トレンドの有無を瞬時に発見できるチャートは小次郎講師特別仕様の、移動平均線大循環分析(MACD大循環分析も基本的に同じ)に勝るものはありません。早速MT4に小次郎チャートを表示させてみましょう。
小次郎講師は相場にエッジがあるところ以外では取引してはならないと言われます。上のチャート(4H)であれば青の帯が拡大するところ(買いのエッジがある)で買い参入、赤い帯が拡大するところ(売りのエッジがある)で売り参入ということになります。挿入したチャートは比較的エッジがはっきりと出ていますが、帯が薄くまた帯の色が絶え間なく入れ替わっているところではエッジがないので取引は厳禁ということになります。
二、エントリーのポイントを計るチャート(トリガーチャート)
同時期のトリガーチャートは次のようになっていました。
(一)のアンカーチャートの右側の青い帯の時間帯における15分足のMT Studio21特製のSuper Signalです。Kettyさんはいろんな指標やトレンドラインを駆使して中段持ち合いを離れる瞬間を狙いますが、こちらは矢印一つです。ずばり!青い上向きの買いサインが出たら次の足の始値で買い参入です。(押し目買い)。反対にアンカーチャートの赤い帯が拡大中であれば、赤い矢印が売り参入ポイントです。チャートにはボリンジャーバンドを補助的に表示しています。KettyさんのMA(14)もよろしいかと思います。
Kettyさん、セミナーではお世話になりましたので、ご希望であればこの二つのチャート差し上げたいと思います。益々、大阪のけったいなKetty’s FXご発展をお祈りします。
5月4日、MT Studio21にて展示公開中です。こちら
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