アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

犬飼の負の遺産(天皇杯編)

2010年09月06日 | サッカー観戦
昨日は、Jリーグのクラブの天皇杯初戦でした。
今年は、特別、暑かったのもありますが、犬飼の負の遺産を見た気がしました。

カシマスタジアムに行かなかったし、鹿島のゲームの中継もないので、浦和のゲームをNHKで見ました。
対戦相手は、東京国際大学で、前田秀樹が監督をしています。

あまり聞いたことのない大学名ですが、前は国際商科大学という名前だったようです。
若手中心のチームということでしたが、前田監督が就任して、各地から選手を集めてきてチームを作っている最中のようですね。
Jリーグのユースや高校サッカーの強豪校の出身者が、多いようでした。

今年から、埼玉県の大学サッカーリーグの1部に昇格したばかり。
大学サッカー界でも、まだ、強豪とは呼べないチームでしょう。
天皇杯に出る、そして1回戦に勝つだけで、すでにジャイアントキリングを繰り返して来たのではないかと、思います。

そんなチームですから、開始直後に浦和にガツンとやられてからは、怖がってプレーが出来ない感じでした。
この暑さの中、中1日という条件もあったにせよ、言い方は悪いかもしれませんが、大人と子供くらいの違いを感じました。
高校サッカーの強豪校の方が、強いんじゃないのかな。

まあ、浦和の方も、ナビスコもないし、ケガ人が多くて、メンバーを落とそうとしても落とせなかったから、現状のベストメンバーでした。
そのせいもありますけどね。
それにしても、浦和はベンチ入りが15人って、それもまた…。

やはり、2回戦からJリーグのクラブを出すのは、少なくともJ1のクラブを出すのは、考え直したらどうでしょうか。
下のカテゴリーのチームにしても、Jリーグへの昇格を目指して準加盟しているようなクラブから順に、対戦していく方がやりやすいんじゃないのかな。

JFLや準加盟しているクラブくらいなら、大人同士のサッカーで、J1のクラブとだって、戦い方によっては面白い勝負ができますよね。
実際に、昨年は松本山雅が浦和に勝ちましたし、今年は町田がヴェルディに勝ちました。
長崎も、横浜を途中まで追い詰めましたし。

組み合わせを見ると、J2同士で当たっているところもあるし、調べてないんですが、どうやってトーナメント表を決めたんでしょう。
地元にJ1のクラブがある県の代表は、勝ちあがっても2回戦でJ1と当たる仕組みなのかな。
なんともな感じです。

確かに、J1のクラブと対戦できるのは、うれしいし、良い経験にはなると思いますけど。
でも、なんだか、昨日は少しかわいそうな感じがしましたよ。
練習試合みたいになってました…。

さて、鹿島の方ですが、昨日の記事に書いたとおり、メンバーを休ませて来ました。
オリヴェイラは、終了後のコメントで、必死に言い訳をしていましたが、当たり前だから気にしないでいいのにな。
また、水曜と土曜にゲームがあるのに、日曜にベテラン勢は出せませんよ。

日刊によると、ナビスコに出ているクラブは、ほとんど似た状況だったようですね。
仙台は、下手にナビスコに勝ち残ってるから、天皇杯も負けちゃって、なんだかこれもかわいそうでした。

1回戦から中1日になったのも、ナビスコの間に入っちゃったのも、国際Aマッチデーじゃないと、リーグ戦の最中の土日にJ1を出せないからでしょ!?
とにかく、犬飼の負の遺産をなんとかしましょうよ…。

(妻より)
昨日の試合、ダンナが録画してくれていたのをチラ見したのですが、駒場の芝がおそろしく悪かったですね。
とにかく、両チームともケガなく終わって良かったです(エスクデロの怪我は大したことないんじゃないの…。と、勝手に決めつけ)。

それにしても、天皇杯、早く、元に戻してほしいなぁ。
J1のチームと当たることは確かに得るものは大きいと思いますが、天皇杯を4回戦まで勝ち進んで行くというのもチームにとっては良い経験になると思うんです。
今のままでは、Jリーグ以外の多くのチームが2回戦で消えちゃうんですが、果たして、本当にそれが望ましい制度なのかな。


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