【アントニオ】神戸×鹿島

速報版に付け足します。

昨日のゲームは、お互いにチームの中心のボランチが抜けていました。
柴崎の替わりは山村、チョン・ウヨンの替わりは森岡でした。
土曜のゲームの記事で、山村が計算出来る分、鹿島が有利と書きましたが、その通りでした。
鹿島は山村の分、守備的、神戸は森岡の分、攻撃的な布陣になっていて、それで鹿島に2点先行されては、ゲームプランは崩れますね。

解説の秋田は、しつこく森岡のポジションが悪いと責めていましたが、それはかわいそうですよ。
森岡はボランチの選手ではありませんし、前にボランチをした時もひどかったいう話でした。
鹿島で考えると、土居や本山がボランチに入っているようなものなんですから。

神戸の両サイドは、土曜よりはボールを持てていて、上がれていたように思います。
右に高橋峻希が入ったことで、左の相馬も生きるようになったんでしょう。
ただ、相馬はネルシーニョからかなり声がかかっているようでしたし、案の定、前半で交替になりました。
何か言われていたことを、守っていなかったんでしょうかね！？
何だったのか、気になります…。

高橋峻希は、ホントに良い選手になりました。
あの運動量で90分間プレー出来るんですから、すごいです。

前線は、渡邉千真、小川慶治朗、レアンドロでしたが、故障明けということもあってか、万全の状態には見えませんでした。
なかなか、選手のやり繰りが大変そうですね。

鹿島で、ここのところ、気になっているのは、昌子と青木の並びです。
メンバーの発表順を見ても、昌子が右、青木が左に変更になっているようですが、それにとらわれずに、かなり流動的に守っているように見えます。
流動的にしてお互いにカバーし合うことで、思い切ってチャンレジ出来るようになったのかもしれませんね。

ボランチが小笠原と柴崎の時には、どちらかがCBのカバーをしていますが、昨日は山村がいました。
CBは、やりやすかったでしょう。

連戦ということもあるのでしょうが、鹿島の出来は悪かったと思います。
ここのところ出来ていた連動したプレスが、あまり効いていませんでした。
前半の神戸が悪過ぎた上に2点先行して、相手にペースを合わせてしまったのかもしれません。
これは、鹿島の悪い癖ですね。

前半から後半の立ち上がりで、もっと徹底的に攻め込んでしまえば、神戸の気持ちも落ちて、そのまま2戦目につなげられたかもしれません。
その点が、残念です。
1-2になったことと、後半の雰囲気が良かったことで、神戸の選手たちは、2戦目に目標を持って戦うことが出来るでしょう。

それと、繰り返しになりますが、選手交替をもっと早くして欲しかったです。
相手は、後半開始から2人交替しています。
相手の出方が分かった段階で、監督の指示を選手たちに伝えるためにも、もっと早い時間帯に交替させるべきでしょう。
昨日の中村の出来なら、後半には交替させようと思っていたはずですし、カイオなら戦力的にも問題ありませんから。
あの失点は、監督の責任も大きかったと思います。

昨日は、山村と赤崎に救われました。
山村の落ち着いたシュートは、見事でした。
思わずシュートの前に「山村、落ち着いて！」と、つぶやいてしまいました。

山村には移籍期間になる度に、他からオファーがあったはずです。
それでも、鹿島で頑張ってくれてありがたいですね。
いてくれないと困る選手です。

小笠原は、いつまでも今のプレーを続けられる年齢ではありません。
必ず山村がレギュラーになる時が来るはずです。
柴崎と小笠原のダブルボランチなんて、2人ともスタープレーヤー過ぎます。
片方は、地味な選手の方が良いと思いますよ！？

赤崎のシュートもすごかったですね。
何がすごいと思ったかと言うと、小笠原のむちゃなスピードのパスをトラップして、シュートをしたことです。
トラップで浮かせることを意図していたかどうかは分かりませんが、トラップしてダイレクトで打つことは意識していたであろうプレーでした。

ポストプレーをするタイプではない赤崎は、1トップでは生きませんね。
赤崎は佐賀東を卒業する時に、浦和からオファーを受けていました。
今の浦和のサッカーでは、居場所はなかったかもしれません。

ヤマザキナビスコカップは、残すところ2ゲームです。
連勝すれば優勝出来るんですから、頑張ってもらいたいです。

もう一方の準決勝は、新潟が勝ったようです。
新潟はリーグ戦では、16位の松本との勝ち点差は3しかありません。
10/11にガンバとの2戦目、10/14に徳島との天皇杯、そして10/17には松本との直接対決の大一番があります。
なんだか、難しい感じになってしまっていますね…。
どう戦うんでしょう！？

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【アントニオ】神戸×鹿島（速報版）

速報版は、短めに。
お互い、連戦で180分勝負ということで、慎重にゲームに入りました。
慎重にと言うよりは、ペース配分を考えたマッタリした雰囲気だったでしょうか。
こういうゲームは、集中力が切れ易いので、勝てて何よりでした。

失点はしてしまいましたが、神戸はチームの状態が悪いせいか、ゴール前での迫力がありませんでした。
対する鹿島の方は、チャンスをきっちり決めていますから、この違いは大きいです。
もし、状態の良いチームが相手だったら、もっと失点していたかもしれませんね。

入場者数が少ないこともあって、ソガのコーチングが、効いていたと思います。
解説の秋田がほめていた守備のシーンは、おそらくソガのコーチングに従っただけのプレーかなと思います。

それにしても、石井は、選手交替の判断が悪過ぎますね。
運動量の落ちた赤崎と金崎を早く替えていれば、ピンチは減っていたのではないでしょうか。

失点シーンは、赤崎がセーフティに行っていれば、何の問題もないシーンでした。
金崎も同様で、判断が悪くピンチになったシーンがありました。

赤崎は、素晴らしいシュートで得点することが出来ました。
良い経験だけで交替させてあげるのも、次につながる選手起用でしょう。

幸い、前半で0-2でリード出来ましたから、後半の早い時間帯で、金崎を温存することも出来たはずですよ。
引っ張るから、選手交替のタイミングを逃してしまったのだと思います。
失点してしてからでは、選手交替が難しくなります。

金崎を90分使い切って、次のゲームはどうするつもりなんでしょう！？
最後まで頑張ってしまう選手ですので、疲労が心配ですね。

結果的に、また、選手交替を2人しかせずに、ゲームが終わりました。
ただでさえ、連戦なんですから、選手交替は有効に使わなければなりません。
猛省して欲しいです。

今日は、なんと言っても山村ですね。
得点シーンは、きっちりとコースを狙ったシュートを打ちました。
ふかさずに冷静に打ったことで、得点につながったと思います。
攻守に渡って、効果的なプレーが多かったです。

小笠原も、良かったですね。
プレースキックは、ダメでしたけれど。

両サイドの山本と高橋峻希、西と相馬の攻防は面白かったです。
連戦ですから、悪かったところは修正して来て当然でしょうが、神戸のセットプレーの守備は改善されていました。

最後に、解説だった秋田について。
秋田が暗い解説をしてしまったら、面白みがありません。
もともと、ダメな解説でしたが、良さすら消えてしまいました。
本人は、かなり悩んでいるんでしょうね…。
何だか、可哀想になってしまいました。

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