【アントニオ】鹿島×大分（速報版）

ザーゴのコメントを読まずに、書いておきます。
このゲームは、監督の差で結果が決まったと思います。

鹿島は、交替が効果的ではありませんでした。
特に、遠藤ですね。
追い掛ける展開でゲームに出て、あのプレー振りはないでしょう。
元々、途中交替で出場して流れを変えられる選手ではありません。

ザーゴは、珍しく後半開始から選手交替をしました。
コンディションの問題もあったのかもしれませんが、次の山本と遠藤の交替も早い時間帯でした。
関川を替える交替も早過ぎて、裏目に出ました。

結果が出始める前は交替が遅過ぎましたが、ここのところ早過ぎることが多いです。
何で、そんなにイレ込んでいるんでしょうか…。
1点差の展開で、監督自身が焦ってしまえば、選手にも伝わってしまいます。
交替をする度に、中盤が間延びしてしまいました。

一方、大分の片野坂にとっては、想定した通りにゲームが進んだと思います。
ホームで立ち上がりから前に出て来る鹿島の攻撃をしのいで、後半の立ち上がりが勝負だったのでしょう。
それが、見事にはまりました。

その上、鹿島は後半開始に選手交替をしてから、前線からのプレスがかかりませんでした。
采配だけを見れば、完敗です。

連勝している間はこんなものかと思っていましたが、今の鹿島は、常にハイプレスを仕掛けています。
これまでのように、ゲームを落ち着かせるタイミングがないんですよね。
そんなサッカーを、90分間続けられる訳はありません。
そうしている間に得点出来ず失点してしまうと、打つ手がなくなってしまいます。

これも、難しいところです。
湘南戦でゆっくりとゲームに入ったことで、ペースを握れませんでした。
その反省からこのゲームでは、立ち上がりからフルパワーでゲームに入って、得点を奪えませんでした。

得点出来ていれば、違ったゲーム展開になったはずですが、そうはなりませんでした。
それを見越して、ゲームプランを立てた片野坂の勝ちですね。
ザーゴ云々というよりは、この負けは勝負の綾かもしれません…。
そうは言っても、ザーゴの監督としての成長に付き合わされるのも、まっぴら御免なんですけれど！？

最後に、今季の優勝は川崎で決まりでしょう。
タイトルがどうのこうのではなく、こうして、1ゲーム、1ゲームで一喜一憂出来るのも楽しいものですね。

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