【アントニオ】鹿島×名古屋（ケンゴ引退発表）

川崎の公式サイトで、ケンゴの引退が発表されました。
この出場記録を見ると、ホントにすごい選手です。

昨季、大きなケガをするまでは、毎年ほとんど30ゲーム以上の出場を続けていました。
J2からJ1に2度目の昇格をしてからの、川崎の歴史と言っても良い出場記録です。
残念ながら、こんな選手は鹿島にはいません。

良くもあの身体で、一線でこれだけの出場を続けられたものです。
敵に回すと、やっかいで大嫌いな選手でした。
復帰してから引退出来て、ホントに良かったですね。
お疲れ様でした。

川崎とのゲームで、一番思い出に残っているのは、2009年の74分からの再開試合です。
あの再開試合をカシマスタジアムで見られたのは、一生の思い出になるでしょう。
ブログの記事にある通り、川崎の選手の中でケンゴだけは無駄に時間を使わずに、きっちりプレーしてサッカーで勝とうとしていました。

もう一つ、あのゲームには、川崎のサポーターがバスツアーで大挙して乗り込んで来ました。
今の川崎を築いた要因の一つは、ああいうサポーターだと思います。
これは、JFL、J2の頃から地元への密着を重視し続けた川崎と、地元をないがしろにした鹿島の違いでもあるでしょう。
私も含めて、鹿島はこの点でも負けていますね。

幸い鹿島は、11/14（土）に川崎とゲームがあります。
11/14も、ケンゴの良いプレーが見られることを期待しています。
いや、ケンゴにはやられまくりました。

速報版に付け足して名古屋戦の記事を書こうと思いましたが、書くことがあまりありません。
ゲーム終了後のザーゴのインタビューを報道で知りましたが、主審のせいにするのは負け惜しみにしか聞こえません。

フィッカデンティに、ザーゴのサッカーを完全に封じられました。
攻撃のスイッチを入れるパスを受ける鹿島の選手へのチェックが、厳しかったです。
あそこさえやられなければ、後ろでパスを回すだけというのが分かっていたのでしょう。

それと、金崎ですね。
確かに荒っぽいプレーが多い選手ですが、あれだけの運動量で身体を張ってくれる選手は今の鹿島にはいません。
金崎は追い出される形で鹿島を出たのだと思っていますが、本人も鹿島戦には期するものがあるはずです。
鹿島の選手たちが、気持ちで負けていたゲームでした…。

にほんブログ村

にほんブログ村