先週社員教育用のポスターを衝動買いしました。
購買心理のプロセスといえば、AIDMAが代表的です。
AIDMAに当てはめて私の購買までの心理プロセスを分析してみます。
1.A(attention)注意
1年ぐらい前に得意先に訪問した際、沢山大きなポスターが貼ってあることに
気づきました。
2.I(interest)興味
ポスターには、ものすごくいいこと(私が社員に伝えたい事)が書いてありました。
3.D(desire)欲求
その企業の社長から、
「5Sでは躾が一番大切、これを貼ることで社員の意識が変わった」
とのありがたい言葉を聞き、どうしても欲しくなりました。
そのポスターはどうやって入手されたのか聞くと、インターネットで注文された
とのこと。
4.M(memory)記憶
その内容をメモしていたのですが、その後バタバタして忘れてしましました。
5.M(memory)記憶
先日、同友会の新聞を見ていると、1年前に見たポスターの広告が載っていました。
<私をひきつけた新聞広告>
6.D(desire)欲求
新聞広告の内容も購買意欲を刺激し、これが欲しいと改めて思いました。(確信)
<社長の代弁 整理整頓ポスター>
7.A(action)行動
広告にインターネットのキーワードが書いてあったので、グーグルで検索して
すぐに5枚注文しました。
以上が購買までの心理プロセスです。1枚1800円で経営課題が解決できるのなら
安いものです。
5Sは躾が大事
社長は、毎日毎日「躾」の為に言い続けないといけないそうです。
私の代わりにポスターが毎日言い続けてくれるのなら安いもの。
でも、18000円なら買わないでしょうね。購買心理においては値段も
大変重要です。(衝動買いができる値段設定が必要)
また、誰にその広告を見てもらうかも大変重要。
一般社員はこのポスターが欲しいと思わないはず。経営者がよく読む媒体への広告が
有効ですね。
以上の行動を整理すると、A→I→D→M→M→D→Aと赤印が追加となりました。
でもこれって良くあるパターンですよね。
A→I→D→C(conviction)確信→Aともいえますね。
Mで止まっているお客様をどうやってD→Aまで導くか?
この行動を研究することで、売れる営業になれるんでしょうね。
商品が届くと、マーケティングの購買心理学どおり、「認知的不協和」が起こりました。
商品そのものは紙質も良く、両面テープまで付いて大変満足です。
不協和の原因は、「これで効果あるんだろうか」という疑問です。
この「認知的不協和」を打ち消すためには、誰かに褒めてもらうことでしょうね。
「いやいや絶対効果があるはず」と不協和を自分で打ち消す考えもおこりました。
<研修室にも早速貼付け>
「商品を買う時の自分の購買心理」を第三者として客観的に分析することは、
営業にとってとても大切なことですね。
この分野は営業会社としてもっともっと研究していきます。
ちなみに、すぐにメルマガの登録依頼は来るは、研修の案内は
来るは、この会社の本来の商材のPRがキチンと送られてきました。
ハードルの低いところからターゲット企業に入り込む。
そして、ターゲット企業(課題をかかえている企業)に本筋の商品をPRする。
これが商売の王道ですね。
気になる人は、「社員教育ポスター」で検索してみてください。
(私の会社とは何も関係ありません)
安西事務機ホームページ
↓クリックお願いします!↓↓↓ブログランキング↓↓↓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます