株式会社オフィス総合研究所

オフィスの様々な悩みを発見し、解決する手法を研究します
研究成果をもとに、実践的なコンサルティングを行います

社員教育ポスター

2010年04月19日 12時44分34秒 | 組織のモチベーションアップ
会社入口に貼ったポスター「挨拶!これだけは守りましょう!」


先週社員教育用のポスターを衝動買いしました。

購買心理のプロセスといえば、AIDMAが代表的です。

AIDMAに当てはめて私の購買までの心理プロセスを分析してみます。

1.A(attention)注意

 1年ぐらい前に得意先に訪問した際、沢山大きなポスターが貼ってあることに

 気づきました。

2.I(interest)興味

 ポスターには、ものすごくいいこと(私が社員に伝えたい事)が書いてありました。

3.D(desire)欲求

 その企業の社長から、

 「5Sでは躾が一番大切、これを貼ることで社員の意識が変わった」

 とのありがたい言葉を聞き、どうしても欲しくなりました。
 
 そのポスターはどうやって入手されたのか聞くと、インターネットで注文された

 とのこと。

4.M(memory)記憶
 
 その内容をメモしていたのですが、その後バタバタして忘れてしましました。

5.M(memory)記憶

 先日、同友会の新聞を見ていると、1年前に見たポスターの広告が載っていました。

  
    <私をひきつけた新聞広告>


6.D(desire)欲求

 新聞広告の内容も購買意欲を刺激し、これが欲しいと改めて思いました。(確信)


<社長の代弁 整理整頓ポスター>

7.A(action)行動

 広告にインターネットのキーワードが書いてあったので、グーグルで検索して

 すぐに5枚注文しました。

以上が購買までの心理プロセスです。1枚1800円で経営課題が解決できるのなら

安いものです。
5Sは躾が大事

社長は、毎日毎日「躾」の為に言い続けないといけないそうです。

私の代わりにポスターが毎日言い続けてくれるのなら安いもの。
 
でも、18000円なら買わないでしょうね。購買心理においては値段も

大変重要です。(衝動買いができる値段設定が必要)

また、誰にその広告を見てもらうかも大変重要。

一般社員はこのポスターが欲しいと思わないはず。経営者がよく読む媒体への広告が

有効ですね。

以上の行動を整理すると、A→I→D→M→M→D→Aと赤印が追加となりました。

でもこれって良くあるパターンですよね。

A→I→D→C(conviction)確信→Aともいえますね。

Mで止まっているお客様をどうやってD→Aまで導くか?

この行動を研究することで、売れる営業になれるんでしょうね。

商品が届くと、マーケティングの購買心理学どおり、「認知的不協和」が起こりました。

商品そのものは紙質も良く、両面テープまで付いて大変満足です。

不協和の原因は、「これで効果あるんだろうか」という疑問です。

この「認知的不協和」を打ち消すためには、誰かに褒めてもらうことでしょうね。

「いやいや絶対効果があるはず」と不協和を自分で打ち消す考えもおこりました。


  <研修室にも早速貼付け>


「商品を買う時の自分の購買心理」を第三者として客観的に分析することは、

営業にとってとても大切なことですね。

この分野は営業会社としてもっともっと研究していきます。

ちなみに、すぐにメルマガの登録依頼は来るは、研修の案内は

来るは、この会社の本来の商材のPRがキチンと送られてきました。

ハードルの低いところからターゲット企業に入り込む。

そして、ターゲット企業(課題をかかえている企業)に本筋の商品をPRする。

これが商売の王道ですね。

気になる人は、「社員教育ポスター」で検索してみてください。

(私の会社とは何も関係ありません)

安西事務機ホームページ

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