<中小企業庁が所在する経済産業省総合庁舎別館 ウィキペディアより>
商工会の「経営発達支援計画」とは?
現在、中小企業診断士の仕事として、広島の商工会の
「経営発達支援計画」の策定支援をしています。
経営発達支援計画とは、中小企業庁が考えた
小規模企業支援施策の一つです。
以下、中小企業庁のホームページより抜粋
平成26年6月に商工会及び商工会議所による
小規模事業者の支援に関する法律「小規模事業者支援法」
の一部を改正した。
本改正は、小規模事業者の事業の持続的発展を支援するため、
商工会及び商工会議所が、小規模事業者による事業計画の
作成及びその着実な実施を支援することや、地域活性化
にもつながる展示会の開催等の面的な取組を促進するため、
商工会及び商工会議所が作成する支援計画のうち、
小規模事業者の技術の向上、新たな事業の分野の開拓
その他の小規模事業者の経営の発達に特に資するものに
ついての計画を経済産業大臣が認定する仕組みを導入した。
以上
この計画策定支援は、結構大変な仕事です。
何が大変かというと、中小企業庁が求めている
ものが、今の行政の体制では絵に描いたもち
になるからです。
私が支援させていただいている商工会は、
全て人口減少に悩んでいる中山間地域です。
中山間地域の企業の業績が右肩下がりなのは、
人口減少が大きな原因です。
その人口減少は、商工会だけではどうにも
ならないと・・・
広島県のビジネスブレイン(農業支援)でも
同じような中山間地域に訪問していますが、
本当に5年後、10年後が心配になります。
農家の後継者も本当にいなくなるのです!
経営発達支援計画では、小規模事業者への
伴走型支援が求められています。
「伴走型支援」とは、小規模事業者と一体となって
汗をかきながら支援をすることです。
今まで、商工会はどちらかというと「記帳」「税務」
「金融指導」や「町のイベントの企画・運営等」が
主な仕事だったものを経営発達支援を伴走型で
行うように改革する計画といえます。
その計画の中には、地域活性化も含まれています。
少子高齢化→人口減少→消費減少→企業減少
→雇用減少→若者流出→人口減少
ほとんどの中山間地域が上記の負のスパイラル
に陥っています。
だから、人口を増やさないといけないのです!
ここで、大きな問題は縦割り行政です。
国(各省庁)、県、市町、商工会等が様々な人口増加の
施策を考えて実行していますが、連携が取れていないのです。
また、県や市町の中でも、セクショナリズムが発生しています。
(農業支援、商工労働、観光などなど)
そこは、石破大臣が旗を振ってキッチリ横串を入れる
大ナタを振るってもらわないと前にすすまない気がします。
以前のひとまちしごと創生本部の記事はこちら
そういう意味でも、橋下元代表にはもっと頑張って
もらいたかったです。
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