サマー/タイム/トラベラー 2006年10月16日 00時53分04秒 | 小説が好き 新城カズマ著『サマー/タイム/トラベラー』を読みました。 なんといいますか、読んでいる過程で印象がいくつか変わる物語でした。 全編通して、もっとも僕が強く感じることは、悲しさというか寂しさです。これは物語の途中から最後の辺りまでの主人公や、その他の登場人物に強く感情移入した結果だと思います。 これはひとりの女の子の物語です。その女の子は、高校一年の夏に自分の能力に目覚める。三秒だけ未来に . . . 本文を読む