だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

バレエの真実

2018年05月18日 23時28分54秒 | 漫画やアニメが好き
 今更だけど、今週号の『ダンス・ダンス・ダンスール』は面白かった。

 面白いというか、凄かった。衝撃的だった。

 主人公のライバルが見せる剥き出しの感情が。

 その劣等感が。

 刃となって主人公を切り裂くのが凄かった。

 主人公がコンムールで見せた踊りに納得しないライバルが、主人公に言う台詞。

 技術は上達したかもしれないが、つまらなくなった。

 前は荒削りだったが、バレエの真実に近いんじゃないかと感じる瞬間があった。

 的な事を言うんだけど、

 この台詞は僕の胸にも突き刺さってね。

 なんかわかるんだ。このライバルの劣等感が。持っていない者の気持ちが。

 読み終えた後。少ししてから泣きそうになってしまうほどに。

 そして、バレエの真実、という言葉。

 そうか。この漫画はそれを追求するのか。

 ならば、この漫画はこの先もっと面白くなっていくのだろう。

 ライバルは去り際に宣言した。

 僕はもっとバレエの真実に近づいていく、と。

 ジョージ朝倉先生の描く、『ダンス・ダンス・ダンスール』。

 目が離せない。

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