だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

第5話 Funky monkey baby.

2007年05月03日 01時06分27秒 | オーバードライブ(アニメ)
 一ヶ月以上も続けてきた『オーバードライブ』のレビューですが、いい加減少し飽きてきました。
 たぶんこのアニメは、桜ヶ丘市民ロードレースで終わるのじゃないでしょうか? コミックでの五巻ぐらい。たぶん、それで変なペースで進んでいるのだと思います。なんかモタモタしている、というのがいまの印象。まっ、大和武が出てくる辺りからは、もう少しテンポが変わると思いますが。

 初めての部活動翌日、筋肉痛をまったく感じない篠崎ミコトは、自分が天才じゃなかろうか、と思いこむが、それは勘違い。自転車で使う筋肉は、普段使うものとまったく違うため、自転車に乗らなければ筋肉痛は感じないのだ。逆に云えば、自転車に乗れば激しく痛む。
 なので、今日は基礎体力をつけるための自主トレの日。
 ということで、授業の合間を縫っては筋トレに励むのがAパート。
 例によって例の如く、原作をなぞってはいるものの凡庸な出だし。
 気になった点は一箇所。体育の授業中、マラソンをしながらヒロインを褒めるクラスメイトの脚にすがりつき、同意するシーンがあるんだけど、これって確か疲れて動けないから脚にしがみついたんじゃなかったっけ。アニメの演出の仕方だと、しがみついた理由がよくわからない。それでもいいといえばいいが、不自然といえば少し不自然なシーン。

 やつれながらもがむしゃらに筋トレに励む主人公を見て、少しづつ心を揺り動かしていくヒロイン。自分もいつか、あんな風にひたむきになれるものが出来るんだろうか、なんてセンチになる姿を描いたのがBパート。
 アニメオリジナルのシーンを交え、頑張って描いたとは思うけど、イマイチ。点数をつけるのなら赤点をつけたくなる出来。
 これって原作では一話で終わった話なんだよね。それを三十分に伸ばしたんだからお見事としかいいようはないけど、それなのにエピソードを一つカットするってどうよ?
 原作手元にないけど、確かにここではヒロインの過去のエピソードがひとつあったはずなんだ。頑張ることを諦めた理由を示すエピソードが。これを削ったために、物語の深みが少し軽減。あってもいいエピソードだと思うんだけどね。

 それにしても、ちょこちょこ出てくる朝日嘉穂の存在が気になる。原作でも意外と影の薄い彼女の存在をフューチャーする理由はなんだろう?

 さて来週は、自転車部主将の深澤洋輔と副将寺田晃一の過去を描く話。う~ん、自転車乗ってる?

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