続・失敗作

　今日になって思い出した、僕の好きなアーティストの台詞。

『たまにアマチュアの人のＣＤを聞くことがある。よく出てくる歌詞がある。
「僕の声が聞こえるかい？」
「君の声が聞きたい」
　これはつまり、自分の歌が聞き手に届いているって自信がもてなくて、愚痴っているようなもん。アマチュアの自家中毒。
　僕の知り合いの歌詞にもそんなニュアンスはある。だがそれは、ギリギリのピュアで僕の胸に突き刺さった。
　そこがアマと違うところだ』

　この台詞を胸に昨日のブログを読み返してみると、あらゆる意味で失敗作だったことがよくわかる。確かに自家中毒だ。
　そして、僕の思う自己表現は間違いではないかもしれないが、その先があるということもよくわかる。

　来年、ブログがどういう方向に向っていくかはやはりまだ決まっていない。
　もし自己表現という道をとるのなら、先を意識しながら書く。
　そのことだけは宣言しておく。