新聞は読売を取っています。
読売新聞といえば『ドッポたち』なのですが、今回は置いておいて夕刊の話です。
12日の夕刊の一面に図書館の話が載っていました。利用者のモラルを嘆く記事です。
図書館を子供の頃から利用している身としては、モラルの低下、などという言葉を聞くと身を縮めたくなるわけです。
「大声で騒いですみませんでした」
「返却が遅れてごめんなさい」
と平身低頭しながら記事を読み進めていくと、モラルの低下とはそんなかわいいものではありませんでした。
本に落書きをする、なんて悪戯は昔から行われていましたが、今はもう悪戯ではないそうです。まるで自分の持ち物であるかのごとく、必要事項が書き込んであるのです。
必要事項ってなんだかわかります? 僕が実際に見たのは著作リストに書かれた走り書きで、自分が持っているのはどれか? というのがわかるように印がついていました。
そんなもの印つけても返却したら意味ないだろ、と思ったのは僕だけではなかったそうです。
他にもそう思う人はいたらしく、最近ではページや写真が切り取られていることが多いそうです。
しかもそれを注意して一度返ってきた言葉が
「え? どうして駄目なんですか?」
だそうです。
『お前のものじゃないからだ!!』
という突込みをしなかったのは、確かに図書館員の落ち度かもしれません。
モラルの低下は想像力の欠如に通じていると思う。それなのに想像を絶する行為がそこに出てくるのはなんか不思議。
とはいえ嫌なものは嫌。
馬鹿は嫌い。
読売新聞といえば『ドッポたち』なのですが、今回は置いておいて夕刊の話です。
12日の夕刊の一面に図書館の話が載っていました。利用者のモラルを嘆く記事です。
図書館を子供の頃から利用している身としては、モラルの低下、などという言葉を聞くと身を縮めたくなるわけです。
「大声で騒いですみませんでした」
「返却が遅れてごめんなさい」
と平身低頭しながら記事を読み進めていくと、モラルの低下とはそんなかわいいものではありませんでした。
本に落書きをする、なんて悪戯は昔から行われていましたが、今はもう悪戯ではないそうです。まるで自分の持ち物であるかのごとく、必要事項が書き込んであるのです。
必要事項ってなんだかわかります? 僕が実際に見たのは著作リストに書かれた走り書きで、自分が持っているのはどれか? というのがわかるように印がついていました。
そんなもの印つけても返却したら意味ないだろ、と思ったのは僕だけではなかったそうです。
他にもそう思う人はいたらしく、最近ではページや写真が切り取られていることが多いそうです。
しかもそれを注意して一度返ってきた言葉が
「え? どうして駄目なんですか?」
だそうです。
『お前のものじゃないからだ!!』
という突込みをしなかったのは、確かに図書館員の落ち度かもしれません。
モラルの低下は想像力の欠如に通じていると思う。それなのに想像を絶する行為がそこに出てくるのはなんか不思議。
とはいえ嫌なものは嫌。
馬鹿は嫌い。
それに、「どうしてだめなんですか?」という答えは、政治家やお偉方の口から出てきそうな気がします。
国民「税金を好き勝手に使うな!」
政治家「どうして使っちゃダメなんですか?あなたのものは私のものでしょう?」
こういう考えがはびこっています、悲しいことに・・・。
身勝手な人は多いですが、それを認識できない人が圧倒的に多い事実が、この問題の根っこを深くしているのではないでしょうか。
とはいえ、僕も偉そうなことはいえません。僕だって、他人から見たらそうとう身勝手に見えるでしょうから。