久し振りの『いまではもう、普通に買うことは出来なんだろうな』シリーズ。
今回は秋田書店から出ている『魔界都市ハンター』(原作:菊地秀行 画:細馬信一)
突如現われた、自らを神と名乗る老人。その老人は夜の銀座を一瞬にして海に変えた後、魔界都市新宿にやってきた。
その老人を巡り、防衛庁の「超戦士隊」と「ダーク教団」が熾烈な争いを繰り広げ、主人公十六夜京夜も巻き込まれていく。
というのが簡単なあらすじなんだけど、はっきり云って『バトルもの』と呼ばれる漫画です。登場人物がなんらかの超常能力を使い、敵をただひたすら倒していく。
ただ、それだけ。
もちろん、意外としっかりしたストーリーも持っていて、最後まで決して飽きさせることがない。
とはいえ、やはり魅力はバトルだよね。個性的な能力の多いこと多いこと。影を撃つ光を操る『影狩り』とか(影が傷つくと本体もやられちゃうんだよ)、次元をズラして空間そのものを切り裂く『次元斬』とか、身体が真っ二つに割れて中から全てを食い尽くす『邪妖精軍団』を出すキャラとかもいたな。
とにかく、バトルが熱い!
いまではそう簡単には見れないだろうけど、苦労する価値のある作品だよ。
超オススメ!
今回は秋田書店から出ている『魔界都市ハンター』(原作:菊地秀行 画:細馬信一)
突如現われた、自らを神と名乗る老人。その老人は夜の銀座を一瞬にして海に変えた後、魔界都市新宿にやってきた。
その老人を巡り、防衛庁の「超戦士隊」と「ダーク教団」が熾烈な争いを繰り広げ、主人公十六夜京夜も巻き込まれていく。
というのが簡単なあらすじなんだけど、はっきり云って『バトルもの』と呼ばれる漫画です。登場人物がなんらかの超常能力を使い、敵をただひたすら倒していく。
ただ、それだけ。
もちろん、意外としっかりしたストーリーも持っていて、最後まで決して飽きさせることがない。
とはいえ、やはり魅力はバトルだよね。個性的な能力の多いこと多いこと。影を撃つ光を操る『影狩り』とか(影が傷つくと本体もやられちゃうんだよ)、次元をズラして空間そのものを切り裂く『次元斬』とか、身体が真っ二つに割れて中から全てを食い尽くす『邪妖精軍団』を出すキャラとかもいたな。
とにかく、バトルが熱い!
いまではそう簡単には見れないだろうけど、苦労する価値のある作品だよ。
超オススメ!
「超戦士隊」とか「ダーク教団」って、今聞くと「ぷっ」ってなっちゃいますけどね(笑)
でも二十年以上前の作品なんだからそれも仕方ない。
そう。刮目すべきは二十年という数字ですよ。
「影狩り」、「次元斬」、いずれもどこかで見たことあるような技です。
漫画とかゲームでは当たり前のように使われてもいます。
しかし!
二十年前の作品ですからね。
僕はその頃の漫画に詳しくないのでよくわかりませんが、当時は似たような技なんて皆無だったんじゃないでしょうか。
二十年間も語り継がれる技を編み出しちゃう菊地先生こそ、真の超常能力者ではないかと僕は思うのでした。
やっぱり僕、古い物好き?
いやいや、そうではなく素晴らしい物好き、なのですよね。
うんうん、そうに決まっている。
菊地先生はアイディアはどれも素晴らしいものばかりですよ。そして、いまも現役でその才能を発揮し続けているのです。
一歩でも良いから、僕もそこに近づけたらなぁ、なんて思ったりしています。