クリスマス期間だったので書けなかった話題をひとつ。
初防衛に成功した亀田さん家の坊やとそのパパさんについて。
その性格だとか態度だとか、八百長がどうのとか、そういったことはひとまず置いておいて、僕がものすごく気になったところは、防衛に成功して、彼が云った台詞。
「お父ちゃんが守ってくれた」
まぁ、リングの外で色々叩かれましたから、それをパパが守ってくれたことが嬉しかったのでしょう。実際、パパさんは息子を守る為によく闘っていました。
普通に考えれば美談なのですが、果たしてそれでいいのでしょうか?
亀田さん家の坊やは普通ではありません。どのような経緯で手にしたにせよ、チャンピオンベルトを腰に巻く男なのです。
条件付ではありますが、世界で最も強い男なわけですよ。
その彼が「守ってもらった」。
世界一強い男が一体誰に守ってもらう必要があるのでしょうか?
パパさんに守ってもらう男の一体どこが強いんでしょうか?
殴り合いは強いけど、手が出せない言い争いは弱いんだ。そういうメンタルな部分はまだまだ子供なんだ。とでも云うつもりなのでしょうか?
彼がつらいということはわかります。わかりますがなんの言い訳にもなりません。なぜなら彼の腰には本物のチャンピオンベルトが巻かれているからです。
リングの中でも外でも、たった一人で戦って勝利を納める。そうでなければチャンピオンとは呼べません。また、目指す価値もありません。
パパの行為も親として気持ちはわかりますが、正しい行為とはいえないでしょう。どんだけ苦しんでいても、助けてあげることが出来ない。その領域に彼は踏み込んでしまったのだから。それなのにでしゃばって助けてしまったために、彼の価値はぐっと下がってしまいました。
もうなにをしても、彼はパパに守ってもらっているチャンピオン、なのです。
皆が憧れ、酔いしれているその強さが、僕にははりぼてに見えて仕方ありません。
チャンピオンが強さの象徴である。そんな時代が早く来てくれればないいな、と思います。
弱いチャンプは嫌い。
初防衛に成功した亀田さん家の坊やとそのパパさんについて。
その性格だとか態度だとか、八百長がどうのとか、そういったことはひとまず置いておいて、僕がものすごく気になったところは、防衛に成功して、彼が云った台詞。
「お父ちゃんが守ってくれた」
まぁ、リングの外で色々叩かれましたから、それをパパが守ってくれたことが嬉しかったのでしょう。実際、パパさんは息子を守る為によく闘っていました。
普通に考えれば美談なのですが、果たしてそれでいいのでしょうか?
亀田さん家の坊やは普通ではありません。どのような経緯で手にしたにせよ、チャンピオンベルトを腰に巻く男なのです。
条件付ではありますが、世界で最も強い男なわけですよ。
その彼が「守ってもらった」。
世界一強い男が一体誰に守ってもらう必要があるのでしょうか?
パパさんに守ってもらう男の一体どこが強いんでしょうか?
殴り合いは強いけど、手が出せない言い争いは弱いんだ。そういうメンタルな部分はまだまだ子供なんだ。とでも云うつもりなのでしょうか?
彼がつらいということはわかります。わかりますがなんの言い訳にもなりません。なぜなら彼の腰には本物のチャンピオンベルトが巻かれているからです。
リングの中でも外でも、たった一人で戦って勝利を納める。そうでなければチャンピオンとは呼べません。また、目指す価値もありません。
パパの行為も親として気持ちはわかりますが、正しい行為とはいえないでしょう。どんだけ苦しんでいても、助けてあげることが出来ない。その領域に彼は踏み込んでしまったのだから。それなのにでしゃばって助けてしまったために、彼の価値はぐっと下がってしまいました。
もうなにをしても、彼はパパに守ってもらっているチャンピオン、なのです。
皆が憧れ、酔いしれているその強さが、僕にははりぼてに見えて仕方ありません。
チャンピオンが強さの象徴である。そんな時代が早く来てくれればないいな、と思います。
弱いチャンプは嫌い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます