前にここで中原中也の詩を載せたら、自分も好きです、と云ってくれた人がいたので、調子に乗って中也が好きな人にも、そうでない人にもお薦めの漫画を紹介します。
それは遥か昔に月刊少年ジャンプで連載されていた『眠兎』という漫画。描いているのは浅田弘幸先生。
過去を忘れるために転校してきた主人公が、自分と同じ目をした少年と出会い、互いに傷つけあいながら過去を乗り越えていくという漫画です。
簡潔にまとめるとこんな短いですが、しょうがないですよね、全二巻ですから。
いまならアマゾンで中古が一円で買えるみたいだし、読んでおいて全然損は漫画です。
とまぁ、文章で伝えられるのはこのくらいです。後は実際に読んでみて下さい。この漫画が如何に素晴らしいかは読んでもらえればわかります。
サブタイトル全てに中也の詩の題を冠し、一巻では章の最初に。二巻では章の最後に引用されている中也の詩は、物語世界とマッチして引き込まれざるにはいられません。実際、僕はこの漫画を読んで中也を知り、この後すぐ詩集を買いに行きました。
中也の詩の世界と、思春期の少年、いや、少年少女が感じるであろう世界とのズレ。それを巧みな画力で見事書ききった傑作です。
どうか読んでみて下さい。あまり表に出ることのない作品ですが、青春漫画としては漫画史に刻まれてもおかしくない作品ですよ。
それは遥か昔に月刊少年ジャンプで連載されていた『眠兎』という漫画。描いているのは浅田弘幸先生。
過去を忘れるために転校してきた主人公が、自分と同じ目をした少年と出会い、互いに傷つけあいながら過去を乗り越えていくという漫画です。
簡潔にまとめるとこんな短いですが、しょうがないですよね、全二巻ですから。
いまならアマゾンで中古が一円で買えるみたいだし、読んでおいて全然損は漫画です。
とまぁ、文章で伝えられるのはこのくらいです。後は実際に読んでみて下さい。この漫画が如何に素晴らしいかは読んでもらえればわかります。
サブタイトル全てに中也の詩の題を冠し、一巻では章の最初に。二巻では章の最後に引用されている中也の詩は、物語世界とマッチして引き込まれざるにはいられません。実際、僕はこの漫画を読んで中也を知り、この後すぐ詩集を買いに行きました。
中也の詩の世界と、思春期の少年、いや、少年少女が感じるであろう世界とのズレ。それを巧みな画力で見事書ききった傑作です。
どうか読んでみて下さい。あまり表に出ることのない作品ですが、青春漫画としては漫画史に刻まれてもおかしくない作品ですよ。
またまた偶然ですが、僕もそのころ月刊ジャンプ買ってたんですよ。
「ダブル・ハード」とか「わたるがぴゅん!」などが全盛期だったころですよね。懐かしい(笑)
でも残念ながら「眠兎」はあまり記憶にないですねぇ(汗)
……いや、むしろ幸運なのかな? 今この時期にそういう感性を刺激してくれる作品に出会えるということは。
その機会をつくってくださったkouさんには感謝です!
今度見つけて読んでみるですよ。貴重な情報ありがとうございました!
ぜひぜひ読んでみて下さい。