だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

子供達に花束を

2015年04月03日 21時31分41秒 | 色々好き
 どっかの地区が、中学校にクーラーつけるかつけないかで、住民投票をしたそうだ。

 基地が近いため、授業中の騒音が酷く、子供達が授業に集中できないからクーラーつけてあげる、という最初の話に、いまの市長か誰かが、財政難だから無理、と云ったことが投票をするきっかけ。

 世知辛い、といえば、かなり世知辛い話。

 他にも、都内のどこかでは子供達の声がうるさいから、という理由で、保育園が開園できない事態も起こっているらしい。

 確かにね、子供はうるさいよ。それを注意しない酷い親もいる。

 けどね。

 僕は思うんだ。

 うるさい、という理由で、自分の側から子供を遠ざけたり、お金がない、という理由で子供達に勉強しやすい環境を用意してあげられない、というのは、大人として恥ずかしい、と。

 だってある意味では、僕達は子供達の為に生きているんだよ。

 僕達がいまを頑張って、夢とか目標に向って進み続けているのは、そりゃあ自分のためでもあるけど、この後に続く子供達のためでもあるのさ。

 そのことが、真に理解できないというのなら、そりゃあ、寂しい人生だと思うよ。

 だって、歴史がそこで終わってしまうんだもの。

 それはなにも生み出さなかった、というのと同じだよ。

 ひとはなにかを生み出さなければいけない、とは、僕は云わない。

 非生産的な人生を送る、という選択肢もあっていいと思う。

 でも、それが社会の常識になったら困るよね。

 なにも生み出さない社会は続かないよ。

 だから、色々大変ではあっても。

 色々辛くても。

 子供達のために、ある程度の無理や我慢はするべきじゃないのかな。

 そうするだけの価値がある、と僕は思う。

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