
■山口眞梨■
YAMAGUCHI MARI
■今回の役は演じてみていかがですか?
今回の役はこれまで以上に毎公演新鮮な気持ちでぶつかりたいと思うので、役として1回1回の出番を楽しみたいと思っています。
■俳優としてだけではなく、舞台美術、大道具、演出助手、グッズなどスタッフの仕事にも積極的に関わっていますが、そのモチベーションはどこからくるのですか?
演劇をつくることが好きなので、役者もスタッフの仕事も好きです。なので、やりたいからやる、好きだからやってる、というのがモチベーションの源になっているんじゃないかと思います。
それに、毎回ゆきさんのやりたいことが違うので、特に舞台美術は毎回新しいインスピレーションを求められます。そうゆうのにわくわくするので、毎公演色んな部署をかけ持ちしてしまうのかも知れません。
■旅に出ることはありますか?旅の思い出があったら教えてください。
旅に出ることはあります。結構思い立ったら自分を止めずにそのまま行っちゃいますね。
観劇するために能登へ行ったり、三重の山奥に行ったり、明石に行ったり、そうゆう一人旅も多いのですが、去年の秋、自転車で京都まで行った旅が私の中で1番の"旅"です。
何で自転車で遠出することになったかと言うと、最初は「将来の夢が分からなくなってしまった」→「旅に出たい」→「よし、岡山にいる友達の家まで自転車で行こう」となったんです。
それで、諸々あって京都経由で大阪に行き、その日たまたま大阪に出ていた岡山の友達に会うことにしました。
でも、いざ出発するってなったら、リュックの肩紐は両方ちぎれるわ、自転車のチェーン型の鍵を切らなきゃいけなくなるわで……。その後も三重県出るために4キロに渡るトンネルをトラックが横をびゅんびゅん通るなか走ったり、山奥過ぎで四時間走ってもコンビニがなかったり、ほんと色んな経験をしました。
結局翌日の早朝に京都に着いたのですが、時間が足りなかったのもあって京都駅からはレンタカーに自転車を積んでの
旅になりました(笑)
この旅で「山は一歩一歩進めば必ず乗り越えられる」っていうのを学びました。将来の夢は見つけられなかったですけど(笑)
またやりたいかと聞かれたら、もうしばらく自転車の一人旅は嫌です(笑)

■『パラドックス・ジャーニー』には、「『矛盾』だらけの旅に、出ませんか?」というキャッチコピーがあるのですが、もう一つ自分でキャッチコピーを考えるとしたら何ですか?
『夢』次元空間への旅に一緒に出ませんか?
■お客様に向けて一言お願いします。
ほんと『矛盾』だらけで、頭がグルグルしまくる喜劇になっています。
是非あおきりみかんと一緒に『矛盾』だらけの旅に出ましょう!!
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