アヒルと鴨のコインロッカー
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6. 6
伊坂 幸太郎著東京創元社 (2003.11)通常2-3日以内に発送します。
今秋、映画化される伊坂作品。★★★★☆
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的はーたった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!
(表紙裏の紹介文より・原文のまま)
登場人物は、僕・椎名~大学に入学したばかりの青年。
椎名の隣人・河崎~書店強盗を企てた張本人。
二人を出会わせた猫・シッポサキマルマリ。
ペットショップのオーナー・麗子~いつだって、無表情を貫く美人。
ペットショップの店員・琴美と、恋人・ドルジ~ブータン人。
二年前の『連続ペット殺し事件』と、現在の『書店強盗』。
二つの事件をつないでいるのは、河崎と猫のシッポサキマルマリ。
何がなんだかわからないままに、強盗の共犯となった椎名は、麗子と出会い、真実へと導かれていくのであった。
~おもしろいです!!伊坂ワールドが堪能できる作品でした。
でも、映画化!?可能なの??・・・とっても、気になります。
作者本人も、「映画化は難しいと思ってました」と。コメントしてるらしい。
この作品が、どんな映画になるのか~私も、楽しみです
