ボク、ザネリ。
劇団クラルテの『銀河鉄道の夜』に出演中～
子ども劇場の例会事前講習会に参加してきました。
講師は、クラルテ代表の高平和子さん。
前半は、クラルテ誕生などの劇団話と、高平さん自身についての語り。
後半は、練習用の紙の人形を使ったワークショップ。
どちらも楽しかったぁ
クラルテは、戦後の混乱した時代に、「子どもたちに笑顔を」と誕生したこと。
クラルテとは、フランス語の光や輝きを表す言葉であること。
クラルテの人形劇に惚れた高平さんは、高校卒業後に、布団と柳行李を送って「押しかけ団員」になったこと。
次回作・宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にこめられたメッセージとは？など、たくさんの話を聞かせていただきました。
ワークショップでは、四人一組になり、キャストを決め、実際に人形を使いました。
ジョバンニ、カンパネルラ、マルソー、ザネリ。
珍しくじゃんけんに勝った私が選んだのは、ザネリ。
台本を読んで、びっくり
意地悪キャラでした
人形は、紙でできているとはいっても、胴串（どぐし）の入ったしっかりとした作りでした。
私たちの作る人形とは、勝手が違い、上手く動かすことができず
それでも、キャストの心の動きや、動きの幅など、人形劇で大切なことを学びました。
そして、最後にジョバンニ役の高平さんが、お芝居のほんの一部を演じてくれました。
高平さんが台詞を話し始めると、会場は一瞬にして静まり、視線はジョバンニに集中。
話してるときと、台詞を言うときの高平さんの声は、まるで違い、太く通る声に。
人形は、なめらかに動き、まさに生命を吹き込まれたよう。
「ああ、この続きが早く観たい！！」～というところで、講習会は、お開きとなりました。
４月１３・１４日『銀河鉄道の夜』が、楽しみです
