有川浩の短編集。★★★★☆
「クジラの彼」
合コンで出会った史上まれに見る高物件の彼は、次にいつ会えるかわからない潜水艦乗りだった。
「ロールアウト」
果てしなく続く長い通路にならぶトイレをめぐり、彼女の戦いが始まった。
「国防レンアイ」
生意気で居丈高なクセにめちゃくちゃかわいい彼女とは、腐れ縁8年の単なる同期なのだが。
「有能な彼女」
素敵すぎる彼女と、今ひとつじしんのない俺。さらに年の差が気になってなかなか結婚をきりだせなくて。
「脱柵エレジー」
純情は悲壮?滑稽?あるいは迷惑!?あのフェンスを越えれば、彼女に会える!はずだった。
「ファイターパイロットの君」
強くて、きれいで、凶悪にかわいい君を僕はどうやって守ったらいいんだろう。
~以上6作+あとがきで、1470円。買えばよかった、と後悔してます。
そのくらいおもしろいです。何度でも読みたいです。
有川浩お得意の、ベタ甘ラブロマです。
読んでると、顔がゆるんでくるのがわかるほど、です。
あ~、はずかしくなるけど、きらいじゃないかも~

『海の底』の冬原と夏木、望の3人と、『空の中』の高巳と光稀が登場。
「また会いたい」という願いがかなって、大満足
