ガリレオ・ガリレイの名言
宇宙はつねに人間の目の前に開かれているが、それを理解するにはまず、それが書かれている言語を知り、文字を解読することを学ばなくてはならない。
宇宙は数学という言語で書かれている。
そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。
これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。
これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。
昨今、ガリレオの宇宙観が再度見直され始めている。ガリレオは宇宙を表現する言語は数学だと言い、その文字は図形だと断言している。これは、ゼロと無限大が宇宙を表す文字には為り得ない事を示しているようだ。素粒子は大きさを持たない点粒子から振動する弦である事が分かってきたが、人は暗い迷路をたださ迷っている。ゼロと無限大が文字であればそれを使って解読する方法など有り得ないのである。
図形の基本形は三角形であり、三角形を組み合わせれば全ての幾何学図形が作られる。ガリレオによれば、この文字を使い数学という宇宙言語によって迷路から抜け出せるのだと言っているようだ。実は、超弦理論と幾何学図形は相性がよいのです。これは、時空の格子構造によって表され、ブレーンに個性を持たせる要素にもなる。
少し前には、ブラックホールには個性は無いと考えられ、エントロピーは失われてしまうと考えられていました。しかし、昨今の研究によればブラックホールには全ての情報が蓄積され保存される事が分かって来ました。即ち、この事はブラックホールに構造があれば分かりやすいのであり、ブラックホールがツルツルの球体ではなく、幾何学構造を持っていることを示唆している。
全宇宙は宇宙の地平面上に描かれた2次元の情報構造であり、ホログラフィック原理により、三次元空間に投影されている。ただし、超弦理論からは二次元のホログラフック投影を三次元空間に記述する法則は導かれないのであり、運動法則は得られない。
では、この情報が蓄積された幾何学図形が意味するものとは何なのか？
これは、今までに説明が出来なかったハドロンの分類に関係しています。幾何構造がハドロンに個性を与えていると考えるのです。